女性スタッフと『売上げUP』について話すときに男性上司が持つべき流儀

この記事のURLとタイトルをコピーする

The following two tabs change content below.

田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

 インスピレーションマネジメントとは?

 

 

最もニュートラルでナチュラルなマネージャーとスタッフ個人ミーティング【リアル編】

InspirationManagement_natural&neutral

あなたはスタッフの”モチベーション”をどうあげていますか?

 

僕はというと…

スタッフのモチベーションはあげません。

『あげない』というより、もっと正確に言えばまったく”モチベーション”に興味がありません。

 

それらに関しては、こちらの記事でもお話ししているので、お時間のある時に目を通していただきたいと思います。

 icon-angle-double-right モチベーションを上げるチーム力とは?

 icon-angle-double-right モチベーションが下がると言われたら?罠を見ぬいて危険回避

 

 

ということで、今回の記事では僕と女性従業員とのリアルなやりとりをお伝えしたいと思います。

登場人物

:スタイリストデビューしたての女性スタッフ
:僕(スモールビジネスプロデューサー田口淳之介)

 

対話内容

:名刺制作について

※当社では全員の名刺が違います。ロゴが入っているだけで、一人ひとりの個性と担当したいお客様に合わせてオーダーメイドしているのです。なので、名刺を作るきっかけでミーティングが開かれます。

こんな感じで…

anna

 

 

お客様を絞りたくない!選びたくない!という女性の”想い”と”対話”する

IMG_2346

女性と男性では思考回路が違います。

また「男性」と「女性」と区分けする以前に、僕と他者では考えや想いが違います。

 

なので、まずはヒアリングです。

ヒアリングの目的は違いを明確にし、その違いをどうしたら統合(一つに)できるか?ということを、一緒に話し合うためです。

 

ヒアリングは、最短で売上げを創るためにすべきこと(マーケティング的な基礎)を説明したうえで、

  • それが心から受け入れられるか?
  • それとも今は”違う”と感じるのか?

最も大切な「相手の気持」に配慮することから始まります。

 

 

もちろん、僕は男性ですから、結果までを逆算していきますし何をどうしたらいいのか?

それをきちんと伝えることをします。

 

 

で、女性スタッフに伝えて聞いてみたところ…

 

彼女の意志は

  • 「今はお客様を選びたくない(絞りたくない)」欲張りですが…
  • でも、選んだほうがお客様にわかりやすくて、伝わりやすいのもわかります

というものでした。

 

で、この意見はザクっと言ってしまうと…ビジネス的には「考えの変更を促したい」と感じる箇所があります。

でも、

 

いいんです!

 

 

彼女自身の”想い”ってすごく大切だから。

なんでもかんでもマーケティング理論に当てはめたらいけないこともあるんです。

 

その人自身が満足感を感じて「成功だな」って思うプロセスは、その人自身が選択すればいいし、強引にどうこうするものでも無いと思うし。

もちろんルートは1つじゃないし。

 

 

じゃあ、どうするの?

どうするのかと言えば、今度は2人で「なぜ、今はお客様を選びたくないと思っているのか?」を探っていきます。

で、僕が彼女にあれこれ質問していくと、1つのことが見えてきました。

 

それは

 

「今はまだ、判断するのに、体験(お客様を担当する)が少ないね」

 

というものでした。

 

僕みたいに、イメージから逆算デキる人がいる一方、体験しながら自分のビジョンを明確にしていく人もいます。

もちろん、ミックスで行う人もいます。

 

どれが良いとか悪いの話しではないと思っています。

どの考え方、プロセスが本人に「しっくりくるのか?」というのが一番大切だと思うんです。

 

で、今回は50人のお客様を担当・80人のお客様を担当。

その2つの分岐点が訪れた時に話し合うことを決めました。

 

彼女はこう僕に言いました。

「自分でピンときたらすぐにわかります。その時には、迷わず方向性を伝えられるし、田口さんの意見が違うと感じたらNO!!と言えます。」と。

 

自分で色んなお客様に直接触れ合いながら、どんな方とまずは喜びを分かち合いたいのか?

そんな自分の感触を確かめていく時間があってもいいよね!!ということになったのです。

期間にしたら、数十日のことです。

 

 

ニュートラルでナチュラルなミーティングの本当の意味

いつからか、多くの経営者・マネージャー・店長は、利益を創るためにスタッフに〇〇でなければいけない!というスタンスで関わる。

それを当然と思うような人が増えました。
(もちろん、全員では無いけど》

 

それは、その人達自身が自分に

  • 経営者とは〇〇でなくてはいけない!
  • マネージャーとは□□でなければいけない…

とプレッシャーをかけたところからスタートしています。

 

もちろん、プレッシャーが悪いわけではありません。

ただ、僕から見るとあまりにも「加工」に目が行き過ぎていて、素材の良さを活かす。が忘れられているような気がするのです。

 

素材を活かさない加工って、加工としてはクオリティが低いと思うんですよね。

結局のところは…

 

 

ニュートラルとは、相手の自然体の中から”良さ”を見つけること。

そして、相手が考えたり感じるタイミングを信頼することです。

 

ナチュラルとは「経営者として」とか「マネージャーとして」ではなく、まずは人としてナチュラルであること。
※ようは、自分がされたら嫌なことはしない。ということです。

 

僕自身、そんなに特別なことを言っているとは思いません。

ですが、いつからかニュートラルでナチュラルなことが「特別」なことになってしまったんですね。

 

“ありのままの自分”でミーティングを行えば、色んなことが自然と展開していきます。

頭で計算したことだけでミーティングを行えば、計算のズレに翻弄されることが増えてきます。

 

あなたはどう感じましたか?

「こんなのヌルい!!」と感じる方もいるかもしれない。

「こうな風に売上げを話すことを穏やかに話せたらいいよなぁ」と思う人もいるかもしれませんね。

 

どんな風に感じたとしても、自分の想いを大切に&明確にしてみてくださいね。

僕はいつだって、どっかの偉い人の話しより「自分の想い」を一番聴いていくことが大切だと感じています。

 

 

 

  大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

この記事のURLとタイトルをコピーする
2016-09-02 | Posted in 従業員育成No Comments » 

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA