余裕が無いと優しくできない?を言い訳にしていませんか?

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 6 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 

 

『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』について、日本各地で色んな人と色んなことをシェアしています。

そういう”セミナー”や”顧問サポート”をしていると、スモールビジネスの経営者や幹部の方にこんなことをよく聞かれます。

 

それがコレ。

 

 

『心に余裕がある時は部下に優しくできるんですけど…余裕がない時はきつい言い方をしてしまうんです…』

 

 

この現象は上司と部下の関係に限ったことではなく、親子の関係でも同じようなことはありますね。

夫婦間でもあるだろうし、友達同士でもあるかもしれません。

 

で、こういう相談をしてきてくれる人に、ボクはこんな質問をします。

 


ジュン

『普段からお忙しくされていますか?』

相談者

『ハイ。けっこうやることが多いので…』

ジュン

『では、気持ち的に余裕が無くなることも多いのですか?』

相談者

『ハイ。ダメだとはわかっているんですが…』

ジュン

『じゃあ、一ヶ月のうちでどれくらい”余裕がない”と感じることがあるんですか?』

相談者

『…殆どですね(汗)』

ジュン

『ということは、普段からキツい言い方を部下の方にしてしまう。ということですね?』

相談者

『そうなりますね…』


 

この相談者の方と部下の関係。

そこで繰り広げられるコミュニケーションも含め、かなり危険な状態ですね。
(言うまでもなく)

 

相談者の方は、どうして部下にきつい言い方をしてしまうのか?

相談者の方がどうしたら、部下と良好なコミュニケーションを築き、良い人間関係を持てるのか?

今回は簡単にお話ししてみたいと思います。

 

 

自分に優しくない人は色々と自分自身に『条件づけ』が多い

ボクも以前は自分にとても厳しかった人間です。

  • 『上司ならこうあるべき!』
  • 『男ならこうするべき!』 etc…

 

ホント、様々な条件を自分自身に課していました。

そして、その条件を守ることに必死になっていたことがあるんですね。

こういう時に心が安らぐことは殆ど無かったのです。

 

さらに、この条件付けが広がっていくと、今度は『人に優しくするには、自分の心に余裕が必要』というものになります。

『〇〇が必要』は、すでに条件の一つですね。

 

優しい気持ちで部下や仲間に接するのに『心に余裕は本当に必要なのでしょうか?』

 

少し逆説的ですが、ボクはこんな風に思うんです。

『優しくいると、心に余裕ができる』

 

こう考えると、実は『(人に)優しくしたくない自分』に気がつきます。

 

実のところは『心に余裕が無かった』のではなく、『なんだか相手に優しくするのが嫌だから、忙しくしてみたり、冷たくしたり、きつく当たっていた』となるのです。

 

 

なぜ、優しくしたくなかったのか❓自分を見つめてみる

先ほどからお伝えしている通り、自分に条件づけが多い人は、自分自身に優しくいることが難しくなります。

さらには、自分が必死で条件をクリアすることを守っているのに、自分に(甘いように見える人間)が目の前にいたらどう感じるでしょう?

 

『それでいいと思ってるの?』と感じるのは、簡単に想像できますね。

 

そんな思いがあれば、優しい気持ちで思いやりのあるコミュニケーションを部下や仲間とるのは不可能です。

もちろん『優しくしたくない』というケースは、この例以外にも沢山あるので、ケース・バイ・ケースで見ていかなくてはいけないでしょう。

 

ただ、『心に余裕が無かったから』という表面的な理由ではなく、『優しくしたくなかった』というちょっとイジワルな自分の気持ちに気がついていく。

そんな意図と意欲が大切です。

 

 

『優しくいる』と決めたら心に余裕ができるからとても簡単

まず最初に、自分自身に優しくいる。とただ決めてしまう。

 

これが最も相談者の方と部下や仲間との人間関係を良好にするための近道です。

間違えないでくださいね。

 

『自分自身に優しく』です。

 

『他の人に優しくする』と決めても、自分に厳しいとそこに葛藤が生まれてしまい(自分には厳しいのに人には優しいという葛藤です)優しくいることは不可能です。

優しい接し方を演じることはできても、どうせ長続きはせず、どこかで怒りが暴発するのがオチです。
(このパターンをボクは幾度となく繰り返したことがあります(笑))

 

ぜひ、自分に優しくいてください。

たったそれだけで、本当に周囲の方との人間関係が変わるし、そこでとり行われるコミュニケーションが変化します。

 

 

まとめ

なんとなく『相談者の方は、どうして部下にきつい言い方をしてしまうのか?』そして、『相談者の方がどうしたら、部下と良好なコミュニケーションを築き、良い人間関係を持てるのか?』伝わったでしょうか?

『自分自身に優しくする方法』までは記事の中で詳しくはお話ししませんでしたが(すごく記事が長くなりますから…)実は『心に余裕がないトキ…』というのが、キツい言い方をしてしまえば”すごく洗練された嘘”と言える。

というのは伝わったと思うんです。

 

ボク達はいつも、自分自身で気がつかず…

殆ど無意識に『嘘』をついていることがあります。

 

自分で気がついてない、自分を守るための嘘。

でも、実際にその嘘が自分を守ることはできません。

それどころか、人間関係を壊してしまうわけです。

 

これがスモールビジネスの世界で!

あなたの会社やお店で繰り広げられているとしたら…

 

『一致団結』とか『会社一丸となって』というのは、虚しいスローガンになってしまうのは、誰にでもわかることです。

虚しいスローガンのもとに仕事をするのではなく、本当に『みんなで働く喜び』を見出すために、自分のコトを見つめて行きたいものですね。

 

 

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上記のようなことを感じたコトがある人にこそ知ってもらいたい!

それが『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』という、人と人が関わる上での”原理原則”についてのお話しです。

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