経営者・幹部がリーダーシップを発揮するために!《頼る!甘える!をちゃんと体感していく!》
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田口 淳之介
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読了時間 約 7 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
この記事を書いてるのってどんな人?と思った方はこちら
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとってボクのことはどうでもいい]
最近みんなに”J”って呼ばれてるジュンノスケです。
ボク、リーダーシッププログラムを受けてくれている会社・お店の方、約60人(経営者・幹部)の『気持ち』に毎日たずさわっています。
そこから、何人もの人が毎日電話で相談してくれます。
そんな中で、こんなシェアをある経営者さんから頂きました。
ジュンさんに相談すれば、すぐにすっきりできるのは分かっているんだけど、自分どこまで頼るんだろう、なんか、頼る回数が沢山あったら大変じゃないかなとか、依存されてべったりされる感じしちゃわないかなとか、いろんな事考えると、なかなかすぐに電話できないですね(;^ω^)
困っている、行き詰っている感じがあったんですけど、それをさらに人に相談するかどうするかでまた葛藤する、という。
ジュンさんと電話したのだって、月曜日なので、ちょっと前の話じゃないですか。
なんか、こんな自分じゃあかんなみたいな感じしてて、最近イマイチ、悶々中です。
この相談者さんの気持ち、わからんでもないです。
ホント『Jは毎日、忙しいですよね?』とか『すぐに聞きたかったんだけど…夜が遅かったので』とよく言われます。
多くの受講生が同じようなことを感じていると思うので、このコトについてのアンサー記事を書くことにしました。
気にしないで!あなたが思っている以上にボクはナンとも思っていないから
まず、第一にボクは毎日相談されようが、甘えられようが、頼られようが…
な〜んとも思っていません。
また『ナニが何でも相談にのってあげよう!』とも思っていません。
『お悩み解決』は、ボクの仕事ではない
からです。
ボクの仕事は素敵な未来に向かって、みんなと一緒に歩んでいくことです。
そして、みんなと一緒に『ありのままの自分』を想いだしていくことです。
そこから、ビジネスを発展させていくことが、ボクの仕事です。
そのプロセスの中に『悩み』という便利なモノがあるから『悩み』を使って一緒に向き合っているだけに過ぎません。
で、ボクが『甘えられたり頼られるコトをナントモ思っていない!』と断言するには理由があります。
それは、ボクは忙しかったら電話に出ないからです。
LINEに返信しないからです。
ボクは、ボクが持つ当然の権利を捨ててないんですね。
- 電話する自由。
- 電話に出る自由。
- 電話に出ない自由。
全ての自由を、ボクもあなたも等しく持っていますね。
あと…『犠牲』の心で、みんなの電話に出てるわけでは無いんです。
『やったー!タイミングがあったね!』という、喜びの気持ちから電話に出て、話しを聞いてるだけなんです。
これがボクの本音です。
これだけ本音を伝えておけば、もう『ボク』を相談できない言い訳に使うことは不可能だと思います(笑)
でも、もっとあなたに安心してもらいたいので、ボクが電話に出れない時の理由も伝えておきます。
Jが電話に出ない!Jの既読がつかない!Jの5つの動きとは?
ボクが電話の近くにいない
コレ、妻によく怒られるんだけど(笑)
『何回も電話してるのに!なんでジュンちゃん電話に出てくれないの〜〜〜💢』って。
単純に、電話を自分の部屋で充電してる。
ボクはリビングでTVとか見てたり、本を読んでいる。
だから、コールに気がつかないんですよ。
家族の時間を味わっている
家族のイベント中は、電話に出たりできないことがあります。
ボク的には出ても問題無いんだけど…
『子供が真似するじゃん!💢』と、怒られるので携帯を触らないようにしてます。
呑んでる
外で呑んでる時、ボクは浮かれています。
浮かれているボクは、人の相談にのれるようなメンタリティではなくなっていますから…
セミナー・ワークショップ中!
当然、セミナー中やセッション中は電話に出れません。普通です(笑)
新幹線・飛行機で移動中
「移動中だから電話にでれない」こういうケースもかなりあります。
飛行機はそもそも電波がつながらないので、まだいいんです。
問題は新幹線ですね。
電話に出ても、たいがい途中で聞こえづらくなったりするので、出ないコトが多いです。
お願いすることもあるよ!
運転中は、Bluetoothで通話しているので、たいてい電話には出ます。
ただ、LINE通話だと途切れやすいです。
こういう時は『携帯に直接電話してください』とお願いすることがよくあります。
ここまで、赤裸々にボクが電話に出ない(出れない)理由をお話ししたんだから、信じて欲しいな(笑)
”依存されてべったりされる感じしちゃわないかな”なんて、ボクが1ミリも感じていないことを。
で、ボク事情は、もうどうでもいいです。
次はあなたが『自分自身』に向き合ってみてください。
甘えれない自分を許していく
多くの経営者や幹部の方は『頼る』とか『甘える』に、すごく抵抗をもちやすいんです。
み〜んなそうです。
『頼ったり、甘えたりしたくない!』という気持ちをもとに”自分の力だけ”で仕事をしてきているから、そう感じて当然なんです。
ボクもそんな風に感じるゾーンをきっちり体感してきました。
そのゾーンにいる時にボクはこんなことを感じていました。
甘えてんじゃね〜!
『人に頼ったりするのはダメだ!』
『自分で何でも解決するんだ!』
そんな風に心の奥底で思っている時は、人が甘えているのを見るだけでイラつきました。
息子が母親に甘えているのを見るだけで、すごくムカついたんです。
『お前、男のクセに〜〜〜💢』って。
そもそも、子供なんだから、甘えて当然です。
さらに、困ったことに…
ボクには、子供や部下の言動の殆どが『甘えている』ように見えてしまっていたのです。
そう見えるとボクは、決まって『甘えてんじゃね〜』と、怒ったり嘆いていました。
ボクもホントは甘えたかった。ということに気がつくこと
ボクくらいの年代の大人(年上の方も)で仕事を一生懸命やってきた!と感じている人は、みんな大なり小なり、『甘えてんじゃね〜』という気持ちを抱えて生きています。
そういう人が多いんですね。
なんで、こんな気持ちを抱いて生きているのか?
それは『甘え』が未完了のまま大人になってしまったからです。
人間には『甘える』という行為が必要な時期があります。
ちゃんと『甘える』中で、『甘え』を卒業していくんです。
しかし、『ボクは、甘えることができなかった』という思い込みが強いと、自分の中に『甘える』が未完了の気持ちとして存在し続けます。
ボクも、本当はもっと母や父に甘えたかったんですね。
でも、色んな事情で甘えられなかった。
そう、小さい時に誤解しちゃったんですね。
すると、甘えている人のことが本心では羨ましくて仕方ない。
でも、表面的には『甘える』『頼る』を選択するなんて、自分の中ではありえない。
この2つの相反する想いが『葛藤』となって表れます。
この葛藤を癒すには、自分が本当はナニを望んでいるのか?
そして『なぜ、それをいけないこと』だと思っているのか?
そこに気がつく。
気がつこうとする意欲をもつしかないんです。
本当にうまくいく経営とリーダーシップ
本当にうまくいく経営。
すごく社内の雰囲気が良くて、リーダー自身も穏やかな気持ちを感じていて、その気持ちが全体に広がるような。
そんな平和な経営。
そんな平和な経営は、経営者の『心』から生まれます。
そこには『甘える』を許す心があるんですね。
『甘える』を許す心のある人には、人が集まります。
従業員が成長します。
逆に、『甘える』を許す心が育まれていない経営者の下では、人は育ちません。
人が辞めていきます。
本当のリーダーシップを発揮する人は、自分のコトを許している人です。
- 自分に甘い。
- 自分に厳しい。
どちらの自分も、大切にしていく意欲のある人です。
個人的には、ボクは自分に甘いです。
『こんな甘いもん、食べれるかっ!』ってくらい甘いです。
でも『人に提供するモノのクオリティには厳しい目を持っていたいな』って思っています。
リーダーシップ・プログラムでは、今回お話したような、ボク達の中に眠る『未完了な気持ち』をクリアにしていくためのプログラムです。だから、ちゃんと頼って、ちゃんと甘えてください。
いつもと違う自分を発見してください。
ちゃんと頼って、ちゃんと甘えた人は、成熟した大人になれるし、思いやりを表現できる大人になれますから。
あなたを誰かに助けさせてあげてください。
『一人で解決』の限界があるんです。
その限界まできたら、どんなロジックも無意味になります。
ずっと独りで頑張ってきた経営者さんへ。
ボクからのメッセージでした。
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