成功している経営者が言う『お金はあとからついてくる』って本当?

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 5 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとってボクのことはどうでもいい]

 

 

最近みんなに”J”って呼ばれてるジュンノスケです。

 

先日、リーダーシップ・プログラム受講中の方からこんな質問が届きました。

 

質問!

数字はあとからついてくると言われますがでも現状もしっかりやっていかないとだめですよ?

後からついてくるって言葉に甘えそうな気がします…

 

 

嘘か本当か?成功している人はみんな言う『数字(お金』は後からついてくるの真実

成功している経営者からよく聞きます。

『数字(お金)は後からついてくるからね〜』

 

ボクも実際、沢山の人に言われてきました。

だから、なんとなくそういうもんだと思っていたけど、実際に質問されたのをきっかけに、ボクなりに考えをまとめてみました。

 

読者の方には、この記事を通して『後からついてくる』の本当の意味と、実際に自分自身で考えてみるきっかけを提供できたらと思います。

 

成功している人の言葉って、どの言葉も凄くシンプル。

シンプルが故に奥深い。

ボクはそう感じています。

 

そういう深い言葉を聴いた時こそ、自分で考え実践しないと『体感』を通した理解は得られないんですよね。

ぜひ、一緒に考えましょう!

 

 

結論!『数字(お金)は後からついてくる』というのは真実

ボクの考えでは、『数字(お金)は後からついてくる』というのは真実です。

数字(お金)を追いかけても、逃げられるだけで…

 

近江商人の言う『三方良し』を守っていれば、確かについて数字はついてくるなぁ〜って感じています。

《「さんぽうよし」とも》「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。 

デジタル大辞泉の解説

 

 

逆に言えば、一生懸命に仕事をしていても”数字が後からついてくる”とは言い切れない!とも言えます。

 

”一生懸命”やるとか”頑張る”では、数字はついてこないんですね。

もっと簡単に言えば『ついてくるように仕組む』ことができて、初めて数字はついてきます。

 

数字がついてくる仕組みを持たずに、やみくもに『後から数字はついてくる』と唱えてビジネスをすると、地獄を見る可能性があるわけです。

 

 

数字を追いかけ、数字はついてくると信じて…半分の理解で失敗したボクの体験

ボク自身、数字を追いかけまくった仕事の仕方をしていた時期がありました。

その頃は、すごく数字があがりました。

しかし…

頭の中が数字に支配されていて『金儲け主義』の香りが全身から放たれていたと思います。

そのせいで、ボク自身が”とても嫌なヤツ”になっていたと思います。

すごく高慢な感じです。

 

さらに、数字を追いかけていくと気がつきます。

『数字には限界が無いってこと』を。

 

終わりの無いマラソンみたいなものです。

 

全然楽しくないのです。

心が苦しいだけです。

 

苦しいことに気がつきたくないので、どんどん心を麻痺まひさせていきます。

すると、とても人間とは思えないような、冷酷な状態になり、いや〜なオーラを漂わせるようになるのです。

この頃は、のべつ幕なしで人に嫌われていました。

 

”数字を追いかけるというスタンス”に疲れたボクは、

 

『みんなが笑顔なら、数字はついてくるでしょ』

 

という、温和路線にシフトしました。

 

すると、会社(お店)は雰囲気がぬるくなり、仕事に対してだらしなくなりました。

にせの『笑顔』を優先することによって、内部崩壊していく。

そんな感じを肌でハッキリと感じました。

 

 

ボクは、極端な2つの体験から『数字は後からついてくる』というのは、ある条件を満たしていないといけない。

そう考えるようになったのです。

 

 

考える順番を間違えてはいけない!

ある条件とは『考える順番が守られている』ということです。

『考える順番』とは、このブログでも何度もお伝えしている、ビジョンからはじまり、セールスまでを考え抜く!という流れのことです。

 

会社やお店にビジョン(夢)があって、そこに向かうプロセスの中で、ちゃんと数字(売上げというより利益)が生み出される仕組みを考えていく。

これが、スモールビジネスを永続的に繁栄させるための、正しい思考の順番です。

数字から考えたり、数字のことしか考えていないと、なかなか数字はついてきません。

 

 

先ほどお伝えした、ボクの2つの体験

これも、考える順番が悪かった、ベタな例です。

 

まず、ビジョンをスタッフみんなと共有することに務める。

そして、そのビジョンを形にするための取り組みを明確にする。

 

そして、ビジョンを形にしていくために、いくら(¥)必要なのか?

欲しいのか?

 

上記に書いたような順番で仕事をしていけば、夢・目標・数字がちゃんとつながっていったハズでした。

 

 

数字に囚われてしまう期間を過ごすことの意味《ネガティブな体験はポジティブな体験へのパスポート》

数字に囚われてしまう期間は、全ての経営者や店長・責任者が通る道(期間)だと思います。

囚われたことがあるからこそ『数字』の大切さや重み。

扱いに強くなるんだと思います。

 

そして、ただ夢を語るだけでもない、夢をカタチにするための、現実的な仕事の仕方が身につくんだと思うんですね。

少なくとも、ボクはそう思っています。

 

 

『数字は後からついてくる』を再定義してみる

成功している人がよく言う『数字は後からついてくる』は、かなり省略されたメッセージです。

ボクなりに解釈を付け加えると、

 

 

『仕事は”ビジョン”をみて創造する。

そして、数字が後からついてくるような仕組みを創るから、数字は後からついてくるんだとね』

 

 

となります。

 

あなたは『数字は後からついてくる』の本当の意味をどう考えますか?

ぜひ、実際に自分の手をノートの上で動かしてみてください。

思いついたことを、箇条書きにしてみてください。

 

シンプルな行動を起こすと、これまで何度も聴いたことのある言葉が、突然『すごい大切なこと言ってるなぁ』と、聞こえることがありますから。

 

 

P.S

質問者の方へ

素敵な質問をありがとうございます❗

これからもどんどん気軽に質問くださいねm(_ _)m

 

 

 

近日開催のセミナー・ワークショップ・ミーティング

各地で”インスピレーションマネジメント”の基本となる、コミニュケーションについて学ぶことができます。

ピン!ときた方はぜひご参加ください。お逢いできるのを楽しみにしています。

 

 

 

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2018-02-07 | Posted in セルフマネジメントNo Comments » 

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