コミュニケーションキングを目指す!コミュニケーション苦手!という人が変わるためには?
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田口 淳之介
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スモールビジネスの経営者・幹部に知ってもらいたい対話術【5】
コミュニケーションマトリックス
以前にコミュニケーションキングを目指そう!そのために、現在あなたがどんなコミュニケーションパターンを持っているかチェックしてみましょう。ということをお話しさせてもらいました。
コミュニケーションの王様になるために〜まずは自分のコミュニケーションポジションを知ろう!
今回はこのマトリックスの左下。
そうです、最もコミュニケーションに苦手意識を持っている人のコミュニケーションパターンと、そこから脱する方法をお話ししていきます。
気持ちを感じさせない×わかりにく話しをしてしまう人がコミュニケーションキングを目指すために
マトリックスのこの位置の人は、話した相手に
「何言ってるのかわかんない…」
なんて言われてしまうことが多い人です。
また、自分に自信を持つことを忘れてしまった人も、このコミュニケーションパターンにハマっている人が多いのです。
しかし、本当は気持ちを感じていないわけでもありませんし、何も考えていないわけでもありません。
時には、言葉を上手に使う人より敏感に色んなことを感じ取っていることもあるのです。
なので、例えこのゾーンに自分自身がいると感じても落ち込む必要はありません。
コミュニケーションに苦手意識の強い人が1番最初にすることは?
1番最初にすることは、自分がこれからどんなコミュニケーションをとりたいのか?
イメージを持つことです。
もし「いまのままでも大丈夫」と本当に感じていたら、無理に自分を変えようとする必要はありません。
ただ、「いまのままでも大丈夫だけど…本当はもう少しみんなと分かり合いたいな」と思うなら、自分自身には最高のコミュニケーションのイメージが湧いていないことを認めてください。
どんな人でも自分自身の中に”イメージ”がないことは、形にするのは難しいのです。
そして、人生のどこかの時点で「苦手意識」を持ち、その苦手意識を育んできているので、イメージを持つことさえやめてしまっています。
簡単に言うと、かなり以前からコミュニケーションに関して諦めているので、情報収集さえもしていない状態なのです。
ここで理解して欲しいのは、コミュニケーションが苦手なのではなくコミュニケーションに対するポジティブなイメージを持っていなだけ。と、自分について理解するだけです。
まずは、
- 自分がどんなコミュニケーションをとりたいのか?
- 理想のコミュニケーションをとったら、自分はどんな風に感じるのか?
「この人凄いコミュニケーション力だな!」とか「この人のSNSの投稿・ブログ面白いなぁ〜」とか、自分が素敵だなと思うコミュニケーションをとっている人や本、ブログやsnsの投稿などを見ていきましょう。
そうすることで、コミュニケーションに関しての情報がインプットされて、イメージが湧きやすくなります。
コミュニケーションを諦めてしまったのはなぜか?
コミュニケーションについて、楽しい思いより嫌な思いをしてきた人は、コミュニケーションに関して様々な諦めをもっているものです。
少し心がざわついたり、嫌な気分になるかもしれませんがトライしてもらいたいことがあります。
それは、自分がなぜコミュニケーションに対して心を閉じてしまったのか?と、自問していくことです。
例えば僕の場合は、子供の頃から理論的に考えるタイプの子供でした。
そのせいで「屁理屈を言うな!」と大人から怒られてきた経験から、論理的に話す時に「怖れ」を感じやすいパターンを持っていました。
また、少しでも説教的な雰囲気を出されると、まったく聞きたくない。と思うようになっていたので、対話で大切なキャッチボールができなくなっていた箇所があったのです。
あなたにも、コミュニケーションにおいてのトラウマ(と言ったら大げさかもしれないけど)があるかもしれません。
自分自身がコミュニケーションにおいて、ネガティブなイメージを持った理由を知ることは「本当にそのイメージは正しいのか?」と、さらに自分に質問して、あなたのコミュニケーションについての定義を再定義しなおすきっかけになります。
少し、大変かもしれませんがぜひ時間をかけて自分に聞いてみてください。
自分の考えを話すとはどういうこと?
自分の考えを話すことが上手にできる人は、コミュニケーション力の根底に、絵を見た時にその描写を正しく話す力があります。
この写真は、たまたま僕が今飲んでいるアイスコーヒーです。
観察してみると、
- 自分側から見ると氷が4つ見えます。
- その氷は溶け出しています。
- コップは木の机の上においてあります。
- コーヒーは3分の1は飲み干されています。
- 少し太めのストローが刺さっています
というように表現できます。
この表現を一言で言い表すと「飲みかけのアイスコーヒー」です。
どちらも同じものですが、相手に伝わる話しができる人は、上記のように対象物をじっくり観察して、そこで見えた絵を言葉に置き換えています。
言葉に置き換えている時は箇条書きで置き換わっていきます。
(コミュニケーションがうまくいかない人の多くは、この箇条書きの時点でうまくいっていないことが多い傾向にあります)
そして、その情報が相手にとって必要か不必要かで、表現を変えているのです。
まずは、あなたの目にうつるものを観察して、それらを箇条書きにしていくトレーニングをしてください。
あなたのコミュニケーションの基礎力を格段に高めてくれます。
自分の気持ちを話すとはどういうこと?
自分の気持ちを話すとは、感情を表すことです。
先ほどのコーヒーの写真を元に考えてみましょう。あの写真に写っている事実は、あの写真を見た人なら誰もが認識できることです。
しかし、コーヒーを飲んだ感想を言えるのは、実際に飲んだ僕だけなのです。
ということは、正解は世の中に一つだけです。
そう、僕の感想が正解なのです。
コミュニケーションに苦手意識を持っている人の中には「間違ったことを言ってはいけない」というプレッシャーを感じている人もいます。
しかし、自分の気持ちを伝える時に、間違いは決してないことを知っておけば、コミュニケーションに対するハードルも下がるのでは無いでしょうか?
ちなみに感想は、「冷たくて、夏に飲むアイスコーヒーはやっぱりうまい!ただ、氷が溶けてくるとうすくなっちゃのが、なんとも言えない…」です。
この感想と、先ほどの事実とを掛けあわせた文章にしてみます。
「私はアイスコーヒー3分の1ほど飲み終えたところで、こんな感想を抱きました。
とても良く冷えたアイスコーヒー。そんなアイスコーヒーは夏に飲むとやっぱり美味しい〜〜〜!!
ただ、氷が溶けてくると味が薄くなるのがちょっとブルーです。」
いかがですか?
相手に伝えたい事実と、感想が程よく混ざった感じになっていませんか?
厳密にはこの文章では、自分の考えは入っていません。
事実と感想が主の文章です。
コミュニケーションが苦手!とか、相手に伝わってる感が無いんだよ!という方は、まずは事実とそれについて自分がどう感じているのか?ということを表現していく。
そう決めて、身近で簡単なもので練習してみてください。
その練習を行っていくと「難しい」と感じる箇所に気がつくと思います。
例えば
- 「あっ!私は観察が甘かったのか〜」
- 「私は自分の気持ちを表現することに抵抗があるなぁ〜
というように、自分が持っているテーマに気がつきます。
自分が持っているテーマに気がついたら前進している。そう考えてもらっても大丈夫です。
次回は、コミュニケーションマトリックスの別のゾーンについて詳しくお話ししていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました♬