コミュニケーションの王様になるために〜まずは自分のコミュニケーションポジションを知ろう!
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田口 淳之介
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スモールビジネスの経営者・幹部に知ってもらいたい対話術【3】
対話を構成する要素には
- 話す
- 聴く
- 書く
- 描く
- 感じ取る
と、5つある。
ということを初回の記事でお話ししました。読者の方がなるべく簡単に、この5つの要素のレベルを上げていけるようにするのが、このシリーズの目的となります。
その前に、対話を学習する人にとって、最も大切なのがこの5つのレベルをあげて自分が何をしたいのか?
逆に言えば、何がしたくて対話スキルを自分のモノにしたいのか?そこが1番肝心です。
学習者がどんな目的を持っているのか?で、その後の成長速度や展開は変わってくるからです。
目的じたいはどんなモノでも構いません。
ただ、個人的には永続性のあるスモールビジネスを展開していくなら、次の3点は経営者・マネージャー・店長に必須だと思うので、良かったら”目的チェック項目”として、活用してみてください。
- 自分自身がハッピーになる
- スタッフがハッピーになる
- お客様がハッピーになる
ここまでが最も大切な大前提のお話しです。
••••
今回は[①話す]についてのお話しです。
“話す”という行為もホント奥が深いですよね。
コミュニケーションマトリックス
まず、自分自身のことをチェックしてもらいたいのは、あなたの話し(または話し方)がコミュニケーションマトリックスのどの辺に位置しているのか?ということです。
わかりやすくて共感できる話し[コミュニケーションのキング]
マトリックス右上
スモールビジネスの経営者・マネージャーが目指すコミュニケーションはこの位置です。
相手にとってわかりやすく、共感できる話しを行うことです。
このポジションの特徴は、
- 相手との心理的なつながりを感じられること
- 具体的な話しもスムーズなので効率的であること。
この2点が最大の特徴です。
ただ、この位置で話しができるというのはテクニックもさることながら、メンタル的にも安定していて、自分のことを大切にしながら相手のことも大切にする。という、別け隔ての無い思いやりが必要です。
わかりやすい話し×気持ちを感じさせない話し
マトリックス左下
賢い人に多いパターンの対話方法です。また、男性的な話し方とも言えますね。
何を伝えているのか、とてもわかりやすいので決まっていることを伝えるなどの、報告・連絡などは問題なく行えますが…人の気持に訴えかけるのを苦手とします。
そのため、自分では伝えたつもりになっているのですが、周囲の人が動かないこともしばしば。
そんな状況にイライラしてしまうことも少なくありません。
このポジションの方は、自分の気持ちに向き合いながら、自分の気持ちをオープンにしていく。というトレーニングが必要となります。
気持ちに訴えかける話し×わかりにくい話し
マトリックス右下
このポジションの話し方をする人は、嫌われることは少ないと思います。しかし、具体的な仕事の話しになると…
やる気とは裏腹に、仕事上の”どうすればいいのか?”というテーマに、具体的な行動がコミュニケーションできていることが少ないので、現実に変化を生み出すのが難しいケースが多いのです。
文章の基本である5w1hや箇条書きで話すことを表現していく。というトレーニングが必要となります。
気持ちを感じさせない×わかりにく話し
マトリックス左上
このポジションにいる多くの人は、自分からコミュニケーションをとることを諦めてしまう傾向にあります。
また、「相手がわかってくれない」ということに慢性的に怒りや哀しみを感じています。
このゾーンから抜け出すためには、自分自身がコミュニケーションでつまづいていることを認めること。そして、自分でこのゾーンから抜け出すことを決める必要があります。
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いかがでしたか?
あなたはマトリックスのどのポジションにいますか?
コミュニケーションをとる相手によって。また、コミュニケーションの内容によって、様々なポジションを移動していることと思います。
まずは、1日の中で自分がどのポジションにいることが多いのか?
可能なら、自分以外の方(信頼できる)にも「私はこのマトリックスのどこだと思う?」と聞いてみましょう。
次回からの記事では、ポジション別で取り組む必要性のあることをお伝えして行く予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました♬