コミュニケーションする前に!なぜ自分自身の考えを知らなくてはいけないのか?

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?

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下記のリンクをクリックするとコミュニケーションについての記事が一覧でご覧になれます。

  スモールビジネスで必要なコミュニケーション力

 

 

スモールビジネスの経営者・幹部に知ってもらいたい対話術【4】

 

前回は「コミュニケーションマトリックス」を使って、コミュニケーションにおいてどこを目指せばいいのか?
また、記事を読んでくれた人が「どのパターン」にハマっているのか?

自分自身でチェックしてもらいやすくしました。

前回の記事

 icon-angle-double-right コミュニケーションの王様になるために〜まずは自分のコミュニケーションポジションを知ろう!

 

今回はコミュニケーションマトリックスの中の[キングコミュニケーション]を目指すために、まずは何をしなくてはいけないのか?そのファーストステップをお話ししたいと思います。

 

それは、単刀直入にお伝えすると「自分の考えていることを知る」ということ。

まずは、そのことに集中しなくてはいけません。

他の記事でも「自分自身の考えていることに敏感でいてください」というメッセージを僕は発信し続けています。

 

なぜなら、僕が伝えていること(インスピレーションマネジメント)は「引き算」から始まるからです。

そして、現在の自分自身の持っているコミュニケーションを最高のものにしていくには、現在の自分が考えていることを知って、自分が変えたいと思っているテーマに関して、それまでとは”考え”を変える必要性があるからです。

 

••••

言葉だけでは伝わりにくいので図で説明させていただきますね。

引き算の意味

1

現在あなたの考えていることを「黒色」で表現します。

この黒色が良いとか悪いではなく「色がついている」という現実があります。

この色が、あなたの考えであり、モノゴトを考える時のパターンだとします。

 

あなたが、あなたのコミュニケーションに変化を起こそうと思ったら、この「黒色を持っている」ということを知らなくてはいけません。

もしそこに鈍感なまま「他の色=うまくいく方法」を他者から聞いて、上塗りしたとします。

しかし、それ以前に塗ってある黒色(あなたが持ち続けてきた考え)に全て吸収されて結局は何も変わらないままです。

 

2

黒色(自分の考えていること)を一度クリアにしていきます。

考えをクリアにするために必要なのは「他の考えもあってもいいかも!」と自分自身に許可を与えることです。

 

この許可が消しゴムの役割を果たします。

また、「なんでそう考えているの?」と質問する(される)のも、自分の色に気がつきクリアにしていくきっかけになります。

 

 

3

黒色が白色に変化し、そこに新しいお気に入りの色(新しい考え)を塗ります。

これであなたの考えが変わったことになります。

 

考えを変えるということは、これくらいシンプルで簡単なことです。

「考えを変えるのは難しくて時間がかかる… 」という考えを持っていなければですが。

••••

 

普通、多くの学びがこの図で言うところの「色をどうつけるのか?」(赤色のクレヨンの写真)というものに偏っていると思うんです。

•〇〇をすればうまくいきます!

というようなサービスを受けすぎた方は、やや人や情報に依存気味になってしまいます。

そして、そのようなスモールビジネスのオーナーは、必ずといっていい程「どうしたらいいですか?」と漠然とした相談をしてきます。

 

しかし、実際の解決策の中には「何もしなくていい」というケースも多くあります。
(怪我でも日薬で治るものがありますよね)

何かをしなくてはいけない。という考えを持っている人にはすぐに理解しがたい話だとは思いますが…

 

逆に僕から「〇〇してください」と伝えても、自分自身の考え(色)を消す作業をしていないと、僕の意見より自分の色(うまくいかないパターンの考え方)が勝っちゃっう人がいます。

そういう方は「それは田口さんだからできるんですよ〜」と言って、けっきょく自分自身に変化をもたらすことができないのです。(現在では、そういう方のセッションはお受けしていませんが …笑)

 

どちらのパターンも、自分の考えを明確に知らないまま“新しい考え方を導入しようとして、失敗するケース”です。

 

考え方を変えるには変えるもの。

すなわち現在考えていることを明確に自分自身で理解している。というのが絶対条件です。

実際にセッションを提供していて「本当は〇〇したい」と、クライアントが自分自身の考えに気がつくまでに、簡単なテーマでも20分程度(あるいはもっと多くの時間を!)要するケースもあります。

それくらい、自分自身の考えにクリアでいない状態が、通常化してしまっているのです。

多くの方が…

 

コミュニケーションにおいて、まずは自分が何を考えているのか?

自分自身がわかっていなければ、多くの場合はあなたが伝えたい相手もわからなくて当然です。

 

コミュニケーションというと「話し方」にのみ着目してしまう方もいるかもしれません。

もちろん、話し方のような「伝える方法」も凄く大切です。

 

しかし、スモールビジネスで経営者・マネージャー・一般スタッフが伝え合うことは、考えと気持ちだと思うんです。

 

自分の考えを知って、相手の考えを知るために。

自分の気持ちと相手の気持ちが融合していくポイントで仕事がしたくて。

コミュニケーションをとるのだと思います。

 

実際は”優しい話し方”を心がけているだけでは、何も変わりません。

一度、自分自身はどれくらい自分の考えを知ろうとしているのか?

 

セルフチェックしてみてくださいね。

 icon-check-circle-o セルフミーティング[自分と対話する方法]

次回はポジション別、よくあるコミュニケーションパターンをご紹介していきます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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