「別に妻(夫)と喋ることはありません」家族経営でコレが危険な理由!
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田口 淳之介
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読了時間 約 6 分です。
先月(11月26日)に下関で『メニュー提案・販売に苦手意識のあるスタッフをサポートする5つの方法』というセミナーをしたんですよ。
食べ物も美味しいし、呑んでも楽しいし下関最高は最高でした!あっ、セミナーもねwww
ホンマ、桶尾さん・中野さん、そして林オーナー!ありがとうございました!!
で、そこからブログ書きたいなぁ~と思いながら…
気がついたら2週間以上が経ってます💧
移動👉ホテルで仕事👉誰かの相談にのる👉セミナー👉移動
このループで、自分がナニを何曜日にしてるのか?
あんまりわからなくなってきてる毎日です。
そんな毎日の中で、経営者さんたちの相談にのっていて、思うんですが…
結局のところ、み〜んな『想い』は同じです。
いや、同じじゃないけど、同じって感じです。
相談内容の本質的なところ。
それは、
ただ、みんな(お客様・スタッフ)で仲良くしたい
一緒に成長していきたい!
コレなんですよね。
ボク、経営者や幹部の方の話しを聴いていて、みんなには『この想いしかない』と感じるようになりました。
- 売り上げをあげたい=お客様と仲良くいたい
- スタッフの成長をサポートしたい=スタッフと信頼し会える関係でいたい
- 自分の想いを大切にした経営したい=自分自身を大切にしたい
こういうことです。
どんな悩みの奥にも、すごく自然で素敵な想いが詰まってる気がします。
家族経営って、夫婦、家族の中から広がる安心感が周囲に届くかどうかって話し
多くのスモールビジネスでは『家族で一緒に働いている』という状況がみられます。
例えば『妻も同じ会社で働いています。店舗は違うけど..』とか『妻に事務をサポートしてもらっています』とか。
他にも『両親と一緒に働いている』とか『甥っ子(姪っ子)が入社した』とか、こういうパターンってホントよく耳にします。
で、ボク自身も妻と同じ会社で働いている一人です。
なので、家族で一緒に働いている方の悩みや喜びを聴いていて、ボク自身も色々想うことがあります。
色々想ってみた結果。
家族経営の喜びってこんな感じだと想います。
特に夫婦で協力していく経営って、
二人の間に流れる安心感が
そのままダイレクトにスタッフやお客様に届く
これが、ありがたいことだと思うんですね。
でね。これ、逆パターンももありえるから、家族経営は難しいです。
夫婦間での争いや冷えた関係が、そのままダイレクトにスタッフやお客様に届いちゃう。
この時は、言うまでもなく『売上げ低迷』・『スタッフの離職』みたいなことが起こります。
こう考えてみると、家族経営ってのは、家族・夫婦の中に『安心感』があるかどうかなんだと思います。
だから、『家族(夫婦)で会社やお店を経営してる』という方には、この記事を読んで
『ちょっと時間をとって喋ってみよ』
という気分になってもらえたら幸いです。
そんな些細なところから、売上げがあがったり、スタッフの笑顔が増えたりするなら、悪い方法ではないと思うんです。
(喋ると喧嘩になるから、話さないようにしてる!という人の相談もメチャクチャ多いのが現実だけど)
家族経営の極意=売上げとは『安心感』からのワクワク感!
ボクがいちばん伝えたいことは、家族経営の極意は『妻(パートナー・両親)を安心させるとこからスタート』という点です。(ボクは男性なので、どうしても夫の視点から記事を書いちゃいますが…)
一番身近な人。
ボクの体験では、女性(妻や女性スタッフ)が『安心感』や『ワクワク感』を感じていない時は、ナニをやってもビジネスってダメですね。
ボク自身が義母や妻。
そして、女性スタッフと働いてきた17年の歴史。
その17年を分析していくと、完全に答えが出ちゃうんです。
(個人の勝手な答えなので、話し半分で聴いてくださいね)
まぁ、その分析結果を書くと、記事がとてつもなく長くなります。
なので、今回は会社(お店)を良くするために、家族経営を営む人は『ナニからスタートすればいいのか?』ってことにフォーカスしてお話ししますね。
家族経営をうまく展開するために大切な3つのこと!
家族経営についてお話ししていますが、女性のスタッフさんがいらっしゃる方には有効なテーマですから、ぜひ活用してみてください。
まず、一にも二にも!夫婦(家族)で話す時間を確保する
『夫婦で話すってナニを?別に話すことがない…』
そんな声を、ボクは月に何回聴いてるのかな?
夫・妻のどちらからも(笑)
どちらからも、よく相談が持ちかけられます。
まぁ、『別に話すことがない』って気持ち、普通にわかりますよ。
でも!そんな二人の間には、本当は話す必要のあることが沢山あるんですよ。
ただ、『話すと喧嘩になる』とか『どうせ聴いてもらえない』とか『わかってもらえない』という過去のトラウマみたいなもんがあって、二人は『話すのが嫌になっちゃってる』状態です。
この問題の根っこには、話す相手に対して『私の考えや気持ちを“わからしたい”』という思い。
もしくは『オレに関わってくるな』という思いが隠れています。
だから、自分にこう言ってから対話をスタートさせて欲しいんです。
私は相手の言ってることがわからないかもしれない。
私は相手の意見に、無理に納得する必要もないと思う。
ただ、相手はどんな気持ちで話してるのかな?
今日は、それだけ知ってみよう。
こんな風に、自分自身に声掛けして、『大丈夫だな』と感じたら、話す時間をつくってください。
これまであまり話していなかった人の場合は、最初は無理にでも時間を確保すると良いかもしれません。
自分の感じている不安を正直に伝える
社長だろうが役員だろうが、男だろうが女だろうが…
人間はみんな『楽しい!』って気持ちを感じることもあれば『不安』を感じることもあって当然です。
でも、多くの経営者(社長)や、責任ある立場の人は、その不安を一人で抱え込んで頑張っています。
まるで『不安を感じるのが悪いこと』でもあるかのように、自分の気持ちをひた隠しにして頑張っちゃうんです。
『不安』もそうだし、他のネガティブな気分も…
人間なら“感じる”のは自然なことです。
だから、まずは『不安』を相手に伝えて欲しいんです。
正直に。
実は、不安を正直に打ち明けられるようになると、人間関係の中に『安心感』が訪れます。
その安心感が、会社(お店)全体に広がるようにできてるんですね。
不安を打ち明けられる気分になるかどうか?
わからないですけど、流しておきますw
不必要な我慢をしない、させない
“不必要な我慢”というのは『自分の想いを押し殺す』ような感覚があるものです。
夫婦(家族)の中に『不必要な我慢』があると、そのしわ寄せは家族経営において、必ずスタッフに飛び火していきます。
その結果、『自分の想いを押し殺してきた!』と感じていたスタッフが急に『あの~、ちょっとお時間いいですか?』みたいな感じで話しかけてきます。
- 自分自身が本当は伝えたいこと。
- 自分自身が本当はやりたいこと。
こういう想いを、ちゃんと相手に伝えるって、すごく大切ですね。
もちろん、相手の想いを黙って聴くのも、メチャクチャ大切です。
結局、家族でもスタッフでも…
自分のいちばん身近な人に安心してもらえるような関係性をつくる。
『人と一緒に安心感を感じられる対話』ができる自分に経営者がなれば、チームマネジメントも、スタッフの成長をサポートすることも、お客様にもっと喜んでもらうことも、そんなに難しくはないもんです。
経営者・幹部の方から、家族との対話に安心感をもった結果、従業員同士の中にも安心感が広がっていく。
そして、お互いの理解が深まって(違いを認めあって)サポートしあえる関係になっていくんですね。
『対話』は超コスパの良い最高の売上アップ戦略!
ぜひ、家族・夫婦・スタッフさんとの『対話』増やしてくださいね。
特にお金がかかるわけじゃないですから。
でも…
こうお伝えすると『ジュンさんは“対話するといいよ”って簡単に言うけど、うちは絶対ムリなんですよ!』という方がいます。
そういう時は、電話でも、LINEでもfacebookメッセージでも良いので、ボクとつながっている方はご相談してください。
まずは何でもいいから、いつもならしないような、簡単な行動を選択してください。
そこからナニかが変わるかもですよ!(悩んでるだけじゃナニも変わらないですから)