真剣に仲間に関われない人が責任者ではスモールビジネスはまわらない
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
この記事を書いてるのってどんな人?と思った方はこちら
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
真剣に”人に関われない”大人
スモールビジネスの経営者や幹部の方たちのカウンセリングをしていると、その悩みによって2種類のタイプに別れることに気がつきます。
この2種類のタイプはどのように分けられるかというと『人との関係性づくり』においてです。
Aタイプ
『従業員と”真剣”に関わる意欲はある。けど”真剣”が上手に表現できない。ともすれば、すぐに”深刻”な状態に自分からハマっていってしまう』
Bタイプ
『従業員と”真剣”に関わることができない。そういう意欲が乏しい。従業員だけではなく、そもそも人と真剣に関わることに苦手意識がある』
真剣に”人に関わる”ことができない人が責任者だと、知らずしらずのうちに会社やお店を衰退させます。
Aタイプの人は、経営者のキャリアが長く時代の流れにのって収益を出してきた人に多いパターンです。
Bタイプの人は、二代目・三代目とかに多いパターンです。
(あくまでも、ボクが見てきたパターンであって全員がそうとは限りませんけど)
真剣に人に関わるとはどういうこと?
真剣とは『本気』ということです。
本気で人に関わるとはどういうことなのでしょうか?
ボクの中ではこうです。
本気で人に関わるとは、自分のことをオープンにするという意味です。
自分のことをオープンにするとは、
- 自分の考えていること
- 自分のあらゆる気持ち
を包み隠さず、伝える姿勢を持つということです。
そして、関わる人の
- 考えていること
- あらゆる気持ち
を知る姿勢を持ち、受け入れていくということです。
ボクがクライアントに『自分のことをオープンにしましょう』という考えを伝えた場合、殆どの経営者や幹部の方は『考え』はオープンにすることはトライしてくれます。
しかし『考え』とワンセットになっている『気持ち』
特にネガティブな気持ちをオープンにはしません。
というかできません。
というか、すぐには(自分の気持ちを)感じられない人もいます。
ネガティブな気持ちというのは
- 怖れ
- 悲しみ
- 怒り
- 恥
などの、心が動揺してしまうような気持ちです。
Aタイプの人はどうすればいいの?
『従業員と”真剣”に関わる意欲はある。けど”真剣”が上手に表現できない。ともすれば、すぐに”深刻”な状態に自分からハマっていってしまう』という方は、まず自分の中にある『本気』という考えについて見つめ直してください。
カウンセリングをしていて気がつくのは『本気』に『強制』という考えがくっついてしまっている人がとても多いということです。
どういうことかというと、Aタイプの経営者や幹部の方は、自分が本気になる時にまず目標を決めます。
その目標を、守るための行動も決めます。
例えば、毎日ブログを書くとか、収益アップのためにお客様へのコンタクト回数を倍にするとか…
どんなコトでも『行動』を明確にします。
コレ自体は悪いことではありません。
ただ、このことを守り抜いて結果を自らの手で創り出す。ということに、並々ならぬ執着があるのです。
そのため、常になんらかの行動を『自分自身に強制』している状態なのです。
そして、その『強制』している状態、プレッシャーのかかっている状態を『真剣』と勘違いしだすのです。
プレッシャーのかかっている状態が『真剣』な状態となっているので、自分の目から見てプレッシャーのかかっていない状態の人間を『真剣』にやっているとは見れなくなります。
そういう時に出る言葉が『もっと真剣にやれよ!』で、そこに怒りの感情があります。
(この言葉が出る時、人はとても孤独を感じています。自分だけが真剣にやっていて、他の人はやっていない。そう思うかた孤独を感じます)
そして、この『怒り』の感情をしっかりと感じきることができれば、次に進むことができます。
次に進むとは、
『なぜ、こんなに自分は怒っているのかな?』と自分に問いかけられることが含まれます。
『真剣に人と関わるというのは、必ずしもプレッシャーを必要とはしない。穏やかな気持でもできることだ』ということに自分で気がつく必要があります。
そのためには、短い期間でいいから、仕事をさぼるのも一つの手かもしれません。
(誤解を招きそうな表現ですが(笑))
Bタイプの人はどうしたらいいの?
『従業員と”真剣”に関わることができない。そういう意欲が乏しい。従業員だけではなく、そもそも人と真剣に関わることに苦手意識がある』
一般の方には、別の話しをするということを最初に断っておきますね。
あくまでもスモールビジネスの経営者や幹部の方に限定した答えはこれです。
まず、決めなきゃいけません。
『やめるか、真剣に関わることができる自分になるかどうか?』
人(従業員)に真剣に関われない人が、経営・運営はできないので、選択することからはじめなきゃいけませんね。
できるかどうか?は問題ではありません。
やり方がどうとかも関係ありません。
自分が従業員(仲間)に対して『真剣に関わる意欲』を持つかどうかだけです。
もし、その意欲を少しでも持つことを決めれたら、モノゴト(あなたと従業員の人間関係、ひいてはチームマネジメント)が展開していきます。
気持ちを表現するということ
Bタイプの人は、ネガティブな気持ちを感じていないわけではありません。
ただ、そのネガティブな気持ちを表現することに強烈な『怖れ』・『抵抗』を持っています。
そのため、会社やお店の中で問題が起こった時も『対処』ができないのです。
『無かったことにしよう』と問題を見て見ぬ振りをしてみたり『まぁまぁまぁ…』と、場をなだめようとするだけで、問題そのものを解決する力を持ち合わせていません。
だいたい、こういう方は『優しい人』と言われています。
と、同時に『頼りない』とも言われています。
こういう人達には『気持ちを表現する』というトレーニングを積んでもらいたいと思います。
また、パートナー(妻・夫)でもいいし、友人でもいいので“とにかく信頼できる誰か”を探して、まずは1対1の関係で自分をオープンにすることにトライしていってもらいたいと思います。
あとは『解決する力』を持っている人に近づき、学習してください。
(人によっては、ここが一番大変だと感じるかもしれませんが…)
Bタイプの人が解決する力を持つために
解決する力を持っている人は、Bタイプの人と考えていること。感じていること・行動。
その全てが全く違います。
全く違うので、Bタイプの人は最初戸惑うと思います。
そして『私には解決する力は身につかない…』と落ち込みます。
しかし、その時にちょっと冷静になって考えて欲しいのです。
『私は私の”やり方”を持ったまま、解決する力を手に入れられるのだろうか?』と。
ボクが思うに、自分が悩んだり困ったときにアドバイスを求める人の中で、一番タチが悪いのは『これまでの自分』をナニが何でも保持しようとする人です。
『これまでの自分』の考え方や心持ちでは『解決する力』が身についていないわけですから、自分自身で『これまでの自分』を捨てる意欲が必要なわけです。
『あ〜、これまでの考え方は役に立たないな』と自分自身で認めなきゃ、他人から教わることなんてできません。
Bタイプの人から見たら、対極にいる『解決する力』を持つ人をちゃんとコピーする。
そういう意欲を常に思いだすことが大切ですね。
まとめ
この記事は友人と、深夜の電話で話している時に書くことを思いつきました。
なんかの話しで『眼力のある人は、仕事ができるし魅力があるよね』みたいになったのです。
その時の対話がコレ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
友人
『ジュン、眼力(メジカラ)ってどうやったらつくの?』
という質問(だったと思う…🍺呑んでたからそんなに覚えて無いけど…)
ボク
『わからんけど…とにかくボクは自分のやってきたことには真剣だったよ。今でも真剣だし(笑)』
友人
『あ〜〜〜なるほど。確かにジュンはいつも真剣だよね』
ボク
『うん。賢い人は世の中にたくさんいるし、感じの良い人もたくさんいるしね。だから、ボクは全然勝ってない。もともとアホやしな(笑)でもっつうか、だから自分のやることくらいは真剣にやってたいわけよ。』
みたいな対話があったんですね。
その電話お切る時に友人は、自分が真剣になりきれていない分野を『もっと真剣に生きる!』と宣言していました。
ボクはその言葉を聞いて、素直に「すごい素敵だな〜」と思いました。
結局のところ、真剣にするのが一番楽しい&楽(ラク)だと思っているボクがいるだけです。
いま、毎日カウンセリング3~4名程度ですが個人カウンセリングも行っています。
スモールビジネスの経営者や幹部。
そして、最近では主婦の方の相談にのることも増えてきました。
(不思議です。全然、宣伝していないのに(笑))
スモールビジネスの経営者や幹部も当然、そうでない主婦の方でも、誰でも!
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』を知って活用してもらえば、その人が必要としている分野で活かすことができます。
だからボクは個人カウンセリングをするのも、セミナーで話すのも会社やお店の顧問サポートをするのも全部楽しいです。
でも、ボクが伝えているノウハウは『真剣』に取り組む気持ち(意欲)を土台とした上にしか置けないんです。
だから、ボクが伝えていることの1,000倍!!
いや、10,000倍はあなたが最初から持っている『自分自身に対して真摯な姿勢で生きる』ということの方が価値があると思います。
あなたの外からやってくるものは、いつも『あなた』を超えることはできないと思うんですね。
自分以外のすごい人や、なんかの方法やコンテンツなんかに惑わされないで『自分自身』をとてもとても大切にしてください。
すごい人や方法やコンテンツを『すごい!』と感じることができる、自分の『気持ち』を尊重してください。
ボクもそうやって、日々自分を尊重しつつ、オープンにしていく。
そう決めて取り組んでいます。
スモールビジネス必須!集客からチームマネジメントに関係する”人間関係の仕組み”と”コミュニケーション”を学ぶ
あなたは次のようなコトを感じたことはありませんか?
上記のようなことを感じたコトがある人にこそ知ってもらいたい!
それが『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』という、人と人が関わる上での”原理原則”についてのお話しです。
日本各地でセミナー・ワークショップを開催しています。
サロンの問題がハッキリ、スッキリ解決できる “人間関係の仕組み”×”コミュニケーション”セミナーin札幌
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