伝えるって”技術”であり仕事ですよ!仕事を放棄していませんか?
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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僕は常々思っています。
経営者やマネージャー・店長の仕事の中でも一番おきなウエイトを占めているのが
伝える
ということだと。
例えば美容院の店長さんなら、美しくなるためのカットを提供すること。
例えばカフェの経営者なら、美味しい珈琲やメニューを提供すること。
あなたはそんな風に思っていませんか?
もちろん、上記に書いたことは言うまでも無く大切なことです。
しかし、それをどうやってお客様に届けますか?
どうやって、従業員に協力してもらいますか?
何かを提供して行く時に、コミュニケーションが不必要なことなんて、1つもありません。
むしろ、全てのコトに”伝える”は関わってきます。
だからこそ、僕は“伝える”ことは仕事の1つであり、磨くべき技術。
そう考えています。
- すごいカットの上手な美容師さんが、スタッフとの人間関係で悩んでいる。
- すごいスタッフのことを思っている経営者が、スタッフとの人間関係で心疲れている。
- すごい美味しい食事を提供しているカフェのマスターが、もっと多くのお客様に知ってもらうために、どうしたらいいのか?悩んでいる。
みんな自分の軸にある、大切な想いを人に”伝える”というパートで、足止め食らっているんです。
それは、”伝える”ということを異常なまでに軽視しているからです。
“伝える”ということを異常なまでに軽視しているのはナゼか?
伝えるを意識する習慣が無い
子供の頃から普通に日本語を話して、わかってくれる人が一人くらいはいたでしょう。
そして、なんとなく伝わって、なんとなく友達とかもいて、なんとなく人とつながっているので、自分が”伝えられない人”ということに気がつきません。
コミュニケーション能力が低いことに気がつかず、言ったことが伝わらない場合は「相手が悪い」となって、思考がストップしてしまいます。
これでは、伝える力が身につかないのは当然ですね。
もともと察する文化だから
日本語というは、言わずとも”察する”を育むような文化があります。
また、子供の頃から大人に成長していく過程で、自分の意見と他者の意見を言い合う環境も少ないのが現状です。
そのため、普通の意見交換を行うときでさえ、多くの人は「自分の意見を言っては失礼にあたる」なんて思っていたりします。
特に義務教育をしっかりと受けてきた大人にこの傾向がよく見られる。個人的にはそう感じています。
“察する”とか”空気を読む”が”はっきり伝える”より優先度の高い社会なので”伝える”が軽視される側面があるのでしょう。
“察する”・”空気を読む”>はっきり自分の意見を伝える
誰も教わっていない
誰も、学校などで教わっていないのです。
伝えるということを。
みんなが学校で教わっていることは、乱暴に言ってしまえば”我慢”です。
(もちろん、全てが我慢だとは思いません)
自分の意見を明確にし、相手に伝え、相手の意見を明確にし、それを聞く。
という、コミュニケーションにおいての基本的なことを、あなたは誰かに教わりましたか?
きっと、教わったよ!という人は圧倒的に少ないと思います。
あまりにも教わった!(習った!)という人が少ないので、”伝える”は未知の分野と化しています。
”伝える”が仕事であり技術だと理解した人はどうしているのか?
伝えることを仕事と認識し、技術だと理解した人の多くは独学で学びをスタートさせています。
僕自身も、”伝える”とか”コミュニケーション”についての本なんかは数え切れないくらい読んできました。
その学習の過程で、
自分のコミュニケーション能力の低さに愕然とした
そんな想いも数え切れないくらいしました。
ただ、学習をすればするほど!
人間関係は豊かになり、色んなコトがスムーズに展開していくので、学習自体をやめようと思ったことはありません。
セミナーやリトリートをしていて思うのですが、参加者の方の多くは僕と同じで子供の頃、”勉強なんてどうでもいい”と思っていた人ばかりです(笑)
でも、大人になって躓(つまづ)いていることが明確になれば、みんな真剣に学んでいます。
そして、学んだことを実践しだした人から、心が軽くなってこれまでの悩みがもはや存在していない状態を体験します。
ぜひ、あなたも自分自身に聞いてみてください。
“伝える”ということを仕事であり、技術だと思っているか?
もし、これまでそう思っていなかったなら、これからそう思って取り組んでいけばいいだけですから。
あなたのコミュニケーションスキルが飛躍的に上がる方法を2017年は各地のセミナーでお伝えしていけたらなぁと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました♬