チームマネジメントをうまく展開できる経営者、そうでない経営者の「話し」の違い
田口 淳之介
最新記事 by 田口 淳之介 (全て見る)
- 名古屋は熱い街!『働き方改革に必須!!?『対話』する力を身につける』セミナーやりましたよ〜 - 2019年1月18日
- お客様、スタッフ、関係者『みんなに応援される』経営者になる! - 2018年12月31日
- 美容院経営者のお悩み『先輩が若手の指導をしない』問題解決法! - 2018年12月29日
読了時間 約 3 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
この記事を書いてるのってどんな人?と思った方はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
Twitterをフォローしてね
この記事のブログカテゴリー
下記のリンクをクリックするとコミュニケーションについての記事が一覧でご覧になれます。
スモールビジネスの経営者・幹部に知ってもらいたい対話術【3】
コミュニケーションがうまく展開できる人は、書ける人です。
ただ、書くと言っても様々です。
本の分野を考えてもわかるように、小説からビジネス書まで、文章の形態は様々な種類があります。
では、スモールビジネスのチームマネジメントではどのタイプの書く力が必要なのでしょう?
何も小説を書くような力は必要ありません。
僕が提唱するのは次の3つの力です。
- 事実(状態・情景)を書く力
- 自分の想いを書く力
- 指示・命令・依頼を書く力
この3つの力を駆使しながら、スタッフやお客様とコミュニケーションをとりながらつながりを育むわけです。
では、どのようにコミュニケーション力を鍛えればいいのでしょうか?
そのことを考える上で、まずは、コミュニケーション力の乏しい人の特徴を思い浮かべてみましょう。
僕がよく体験する、スモールビジネスオーナーの意味がわかりにくいトークは…
その場に僕がいなかったデキゴトを、あたかも僕がその場に”いたかのように”話しているトークです。
このような話しは、いくつか質問していかないと、全体像が把握しにくいという問題があります。
僕は「?」に感じたことを質問するので、困ることは少ないのですが…
もし同じ話し方をスタッフさんにしているなら(十中八九していますが)きっとスタッフさんは何を言っているのか意味がわからないだろうなぁ〜…と推測されます。
このような話し方をする人は(僕の推測ですが)頭に浮かんだ「絵」をそのまま伝えている傾向にあるんだと思います。
ということは、その人にとっては当然のように「つながっている!」と理解している事象でも、相手にはつながっているように聞こえませんから、コミュニケーションにおいて相互に理解するのは困難になります。
では、このようなコミュニケーションをとってしまう方に必要なのは、どんなスキルなんだ???ということですが、
結論から言うと、
「並べる」というスキル
が必要です。
「並べる」を直感的に理解してもらえるように、1枚の写真を使ってお話しします。
上記の写真のシーンをたまたま通りかかって見た人の話し
A.コミュニケーションがうまく展開できない人の例
「すっごい背が高い男と、背が低い女の子が、💋してたわ〜」
B.コミュニケーションがうまく展開できる人の例
「夕日が沈んでいく浜辺を散歩してたら、男女のカップルが見つめ合ってるとこを見たよ〜。
ホント、💋する直前って感じ!いや〜絵になってたわ」
AとBで決定的に違うことは、Aは正しくその情景を伝えていないということです。
さらには、相手に伝えている情報量も異なります。
下の図を見てください。
コミュニケーションの基本的要素:5W1h
Aさん | Bさん | |
いつ | ✕ | ◯ |
どこで |
✕ | ◯ |
誰が(誰に) |
◯ | ◯ |
何を |
正しく伝えていない 自分のフィルターがかかっている |
◯ |
なぜ | ✕ | ◯ |
どのように | ✕ | ◯ |
Aの人は上記の5w1hで言えば伝えていないところや、自分のフィルターが入ってしまい、間違った情報を伝えています。
(極端な例ですが…と言いたいところですが、これが実際は極端でもなく、スモールビジネスのオーナーには少なくないのです。このようなコミュニケーションをとっている方が)
Aの人と対話をするなら…
- いつ見たのか?
- どこで見たのか?
- なぜそこにいたのか?
と言った基本的な質問から対話スタートです。
Bの人と対話をするなら…
その後のBの人の行動などについて質問する流れが考えられます。例えば、
- 「ずーっと見てたの?」とか、
- 「それからどうなったの?」
など、より対話に広がりが生まれるのです。
このAさんとBさんの違いは、浜辺で💋しそうなカップルを見た!という話しであれば、特に問題はありません。
しかし、スモールビジネスを運営する中で、経営者やマネージャー・店長がスタッフと話していく時には!!
かなり大きな違い(チームマネジメント)となってしまいます。
そして、僕が一番伝えたいのは、Aさんも意識してトレーニングを行えば、Bさんのようなコミュニケーションをとることは可能だということです。
では、まずトレーニングの最初には何を意識したらよいのか?
結論から言うと、
箇条書き
です。
箇条書きを制するものは、スモールビジネスを制する!とかは聞いたことがないけど(笑)
あながち外れてもいないかも…
実際の現場では、そう感じています。
次回はコミュニケーションの基本の基本”箇条書きについて”の記事を配信します。
ぜひ、ご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました♬