チームマネジメントの極意!”成果が出る行動”と”ただ疲れる行動”の違いを知る

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

 インスピレーションマネジメントとは?

 

 

間違った動機で正しい行動をしていると、これからのスモールビジネスでは報われない

僕が会ってきたスモールビジネスの経営者や幹部の方は、基本的にみんな

 

頑張りやさん!!

 

『頑張った結果、今がある!』という実感のある方が圧倒的に多いのです。

特に30代中盤以上の経営者・幹部はみんなこういうタイプじゃないでしょうか?

40代・50代になればなるほど、みんな頑張ってきていまの会社やお店、そしてポジションを創ってきています。

 

なので良い悪いと別にして、ある種の『頑張る信仰』みたいなものが、強く根付いています。

 

また、賢い人は口では『頑張るだけでは違うでしょ❗』

大切なのは『何をするかだ!』と力説する、体育会系を忌み嫌う方もいらっしゃいますが…

 

その人も『考えなしの頑張る』を嫌っているだけで、『もっと頑張って考えろ!』という気持ちを隠し持っていますから、『頑張る』を同じように信仰しているのです。

 

 

頑張れば本当に成果はあがるのか?

問題は頑張れば成果があがるのか?

従業員やお客様はハッピーで、売上げは作られるのか?という点だと思うんですね。

 

昭和の時代、『頑張る』というのは、とても大きな意味を持ったと思います。

何も無いところから、多くの商品やサービスが生まれてそれらが市場に出回る。

 

そういう世の中だったので、頑張って(商品・サービス)を創って、頑張って見込み客に知らせて、お客様を創る。

これがスモールビジネスの正解の一つでした。

だから、頑張らないと儲からないわけです。

 

 

ただ、今の時代は昭和のルールとは全く別のルールでスモールビジネスが動いていると思いませんか?

モノやサービスは潤沢にあるし、人口は減ってきているし…

若い人も減ってきている…

なんてたってインターネットがあるし…

 

そういう時代背景の中で昭和の時代と同じように頑張っても、その時と同じような成果は得られにくくなっているように感じています。

 

また、一番の問題は昭和の時代に使えた『お金を獲得する』というゲームに、みんながみんな夢中にならなくなってしまった

という現実があります。

特に若い人はそんな感じですよね?

 

『働く』ということに、お金以外の動機を大切にする人がとても多いんじゃないでしょうか?

 

この時代の流れを受けて『頑張る』コト自体が若い人を始め、これまで散々頑張ってきた人達にまで、受け入れられにくくなってきたように思うんです。

その証拠に『ブラック企業』なんて言われ方も増えてきましたよね。

昭和の時代は、今で言うブラック企業が殆どだったと思うし、むしろそれが『正解!』なんてふしもあったと思うんですよ。

 

で、ここまで書いいて思いますが『時代にあっていないやり方』はやっぱりスモールビジネスの世界ではダメなんです。

だから、今の時代に『頑張って』も思うように成果は上がらないんです。

それどころか、従業員やお客様に嫌われてしまう可能性の方が高いのです。

 

 

『頑張る』を少なくして『対話』を育む

これまで『頑張る』を正解にしてきた人が、急に『頑張るのは違う』と言われたら混乱しますよね。

 

僕自身、この時代の変化に過去には数年間くらい混乱していたことがありました。

『新しい時代のルールがあるのは頭では理解できるけど、昔うまく言った方法をどうしても使いたくなる。』といった感じでした。

 

だから、個人的な体験からもこうして欲しいんです。

頑張ってきた人は、急に頑張るのをやめるのではなく、少しだけ自分の仕事をスローペースにして欲しいんです。

 

スローペースにすると、これまで“自分だけで解決してきたこと”がスゴく良く見えてきます。

 

その問題点を今度は周囲の人達との『対話』で解決していって欲しいのです。

 

あ・え・て!

 

「すぐに解決しなきゃ!」と思いたくなる自分に「ゆっくりでいいからみんなで解決してみよ」と言ってみてください。

それだけで、これまでの『頑張る』自分から『対話のできる自分』に変化していきやすくなります。

 

 

成果が出る行動とただ疲れる行動の違い

成果が出る行動は『対話』から生まれる行動です。

『対話』から生まれる行動は、みんなの気持ちや考えが集まった行動です。

こういう行動は利他の気持ちを自然と持ちやすいものですし、『頑張るぞ!』という気合いがそこまで必要ではありません。

 

対話から生まれた行動の特徴は、行動した後に『爽やかな気分』になるところです。

爽やかな気分になるということは、次から次へと行動を起こしやすくなるということです。

 

 

これとは逆に成果の出ない行動=ただ疲れるだけの行動とは…

『対話』が無く、命令や指示だけでスタートした行動です。

 

ただ疲れるだけの行動の特徴は、

  • 継続力を持たない
  • 「やらなきゃいけない」と思えば思うほど、コトが進まない
  • チームから笑顔が減る
  • やらない人がチーム内に増えるから、その分『管理』が増える
  • 管理してる分、コスト(時間・お金)の無駄が増える

と、良いことがあんまり無いんですね。

 

『ただ疲れるだけの行動』の奥底にはそこに関わる人達の気持ちの中に『埋め合わせ』の感覚がいつもあります。

『埋め合わせ』からスタートした行動は、いつまでも成果として実らず、『爽やかな気分』を誰も感じることは無いのです。

 

あなたが発信する『行動』は爽やかな気分を生み出すものですか?

それとも、ただ単に疲れてしまう行動ですか?

 

疲れるのが普通になっている人は、自分が病んでいることにも気がつかないものです。

 

ただ、もし『無駄に疲れてんじゃない?』と、自分の行動に『?』がわいたらぜひ、リラックスした時間の中で自分に聞いてみてください。

 

 

あなたが成果の出る行動を選択するだけで、あなたの周りの部下(上司)もお客様も!

そして自分自身ももっと喜べるようになりますから。

 

 

 

 

  大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2017-04-25 | Posted in チームマネジメントNo Comments » 

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