スモールビジネスには意図的に”不便”を残しておいたほうが良い理由とは?
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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本当に便利な世の中ですね。
僕は今月、本を10冊くらい購入しています。
そのうち7冊はAmazonで、ポチッとクリックして翌日に届いています。
残り3冊は本屋さんに行って購入しました。
本屋さんに行ったのは本当に面倒くさかった…
ただ、ワザワザ買いに行ったので、とても”記憶”に残るんですよね。
本屋さんに入る前にどこでランチしたとか、購入後にどこに行ったとか、そういうことが記憶に残るんです。
今月は音楽(アルバム)も購入予定です。
ノラ・ジョーンズの最新アルバム【デイ・ブレイクス】
昔は、友達の家に遊びに行ったり友達の車にのると、その友達の音楽の趣味がすぐにわかりました。
なぜなら、その辺に転がってるCDのジャケットが目に飛び込んでくるからです。
「えっ!このアルバム買ったの〜?」とか「お前、こんなの聴いてんだ!」みたいな感じで。
でも、今はみんなダウンロードです。音楽だって本だって。
当然、他人のスマフォを勝手に覗いたらいけません。
だから、昔とは全然違います。
「すごく”個の世界”になりやすい感じがするなぁ〜」と、僕なんかは思ってしまいます。
”便利”の目指す方向性の一つに”個”に極限までフィットさせていく。という側面があるから、当然の結果かもしれませんね。
スモールビジネス的に、僕が意図的に不便を残す理由
仲間のSatomiとは、1ヶ月〜1ヶ月半に一回モーニングをします。
目的は、彼女がお客様にお渡しする出勤予定カレンダーを制作するためです。
↑ ↑ ↑
こんな感じのどシンプルな出勤予定カレンダー
(彼女は勤務地を移動しているので、しっかりとお客様に出勤予定をお伝えするのを凄く大切にしています)
でね。
イラストレーターでカレンダーを創っていくのですが…
正直、作業時間は10~15分位。
彼女にGoogleカレンダーに予定をUpしてもらっておいて、僕がそれを見てどっか別の場所で制作することも簡単にできてしまう。
というか、そちらの方が10倍くらい便利なのです。
モーニングのために待ち合わせも必要ないし…
移動する時間だってロスが無いし…
でも、僕はこの不便を”あえて”大切にしています。
それは、全部のことで便利を目指してしまうと、失うものが大きいからです。
失うものは”リアル”です。
ここで僕が言うリアルとは、
彼女が仕事の現状について話してくれることの全てです。
その話しをする時の、彼女の声のトーン・表情・目の動きなど、その全ての情報がリアルなのです。
”何でもないような話し”って、直接会った時に飛び出します。
カレンダー制作だけのコミュニケーションをwebでしてると、カレンダー制作に不要の情報がシャットアウトされてしまうんですね。
しかし、直接あった時に自然と出てくる”何でもないような話し”の中に大切な話しが存在していたりします。
だから僕は、スモールビジネスのところどころに不便を散りばめています。
- 便利にすること
- 不便のままの方が潤滑にまわること
この2つの見極めって難しいですね。
僕のパターンは、たいてい便利にし過ぎて”これやばい!”となって、そこから不便を取り戻す。
そんな感じです。(やってみないと、今いち僕はわからないのです)
ぜひあなたも、「これはもっと便利にできるよなぁ」ということ。
そして、これはこのまま「不便なことにしておいた方が温もりあるなぁ」ということを一度整理してみてはいかがでしょう?
整理するだけで、スッキリするかもですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました♬