自分の内面で起こっているコトは言わずともチームに影響が!
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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僕には波があります。
正確には僕の気持ちには「波がある」ということです。
実は20代の頃は、気持ちに波があるようでは仕事にならない。
そう考えて「いかに感情の波を無くすか」というテーマに取り組んでいました。(いま考えると愚かですが、当時は真剣でした 苦笑)
その結果、気持ちを感じるということに無感覚になっていきました。
気持ちが無感覚になるというのは、とっても怖いものです。
10年以上前ですが、ある時 僕が棚の上からウイッグ(カットの練習などに使う人形)をとろうとして落ちてしまいました。
そのウイッグがたまたま下にいた先輩にぶつかったのです。
当たりどころが悪く、頭に傷をおってしまいました。
しかし、僕は気づいていました。
「大丈夫ですか?」と言いながらも、自分の気持ちはすごく冷めていたコトを。
そして「あ〜自分は人間じゃないかもしれない。最悪、人間だとしてもすごく冷たい人間なんだ。」そう思っていました。
これは、感情(気持ち)の波を克服したように見せて、実は感情(気持ち)に蓋をしている状態でした。
日本語ではチームワークを表現する時に「気持ちを一つにして」なんて言いますが、気持ちを感じていない人は、誰かと一つになんか絶対になりはしないのです。
なので、感情的な波を克服しようと思って、気持ちを感じないようにしても何の意味もないのです。
(ということに気づいたわけです。また、意味がないどころか負の始まりです)
では、本当に気持ちを感じて仲間(先輩・後輩・部下・取引き相手・お客様)とつながりたかったらどうするのか?
それは、気持ちを感じ尽くすしかありません。
- 楽しい気持ち。
- 嫌な気持ち。
- 不安になる気持ち。
気持ちには色々ありますが、感じ尽くして身を委ねるしかないのです。
感情を波に例えたのには理由があります。
それは波が感情だとしたら上手なサーファーのように、僕達が波と一つになる必要があるからです。
サーフィンをしない人にとっては、ただの大きな(時に危険な)波も、サーファーにとってはすごくスリリングで良い波となります。
その波を無視することはありません。
まさに、大きな波のリズムに合わせてその波にのり、海と一体感を感じます。
感情(気持ち)にもまったく同じことが言えます。
そして、海から波が消せないように、人間からもまだまだ感情は消せないと思うんです。
すると、いかに感じないようにするのか?という問い自体が間違いで、本来は
いかに自分の気持ちと向き合い
自分の考えていることに正直になり
一つになるか?
という問いが生まれるはずです。
そして、もう一つ自覚しなくてはいけないのが、自分の感情がいかにチームに影響をあたえるか?ということです。
多くの人が「負の感情」と呼ばれるものを隠すのに必死です。
例えば仕事で何かを指示されて、本当は憂鬱な気分になったとしても「笑顔で返事」がしみついていて、心はブルーなのに行動は元気よく「ハイ!」となってしまう。
本当は、すごく後輩にムカついているのに優しい人と思われたくて、愚痴のような話しを聞いてしまう。
そんな風に、どんな立場の人もその立場での常識となっている行動に支配されると、心とは真逆のコトを行います。
人によってはそれを「大人になる」なんて言う人もいます。
こういう嘘は、知らない間に不調和を生み出し、拡大していきます。
その影響は、確実にチームを蝕(むしば)んでいきます。
このことを知るだけでも、感情(気持ち)と自分が一つになろう!というきっかけになると思います。
僕の体験上、気持ちで嘘をついてしまうと、どれだけ頭を高速回転させても、どれだけ行動量を増やしても、結果はよくない。という結果が待っています。
気持ちには波があるのが当然で、それを感じないとサーファーが波を楽しむように、仕事を楽しめないのです。
ぜひ、この1記事があなたがあなたの感情(気持ち)を感じだすきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♬