スタッフが自分から質問したくなるように仕事を”伝える”技術
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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昨日、久しぶりに美容院(サロン)で、部下に技術を教えました。
ホント、何年かぶりに技術を指導してすごく楽しかったのですが…
特に楽しい!と感じたポイントは次の3つのです。
- 仕事の”楽しみ”をトレーニングしている人が、自ら見出す瞬間に立ち会えたこと
- スタッフから自主的に「見てていいですか?」と聞かれ、スマフォでムービーをとられていたこと
- 基礎の大切さを分かち合えたこと
仕事って、すごく楽しいものです。もちろん、その楽しさの中に厳しさがあります。
でも、厳しいだけなワケがないので楽しいものです。
僕は正直、かなり教えるのがうまいです。
こんなこと自分で言うくらいだから読者の方には、
かなりの自信家かバカなのか?
って思われるかもしれませんが、本当にうまいんだから仕方ありません。
で、教えるのがうまいのは、僕自身が落ちこぼれだったからです。
僕はしぬほど不器用で、見てすぐにできるタイプの人間ではありません。
だから教えるのがうまいのです。
例えばコピーカットという技術があります。
(美容師さんが行う技術の1つで、雑誌にのってるヘアデザインをそっくりにウイッグで創っていくものです。トレーニングではウイッグ(人形)でそれを行います。)
コピーカットをスタッフに教えようと思ったら、次の3つの点を理解していないといけません。
① コピーカットそのもの(どこをどう残せば、雑誌とそっくりに創れるのか?)
② トレーニング中のスタッフの頭の中にある情報
(厳密には、スタッフの持っている情報の何と何をつなげていけばいいのか?)
③スタッフに対してパーソナリティの理解とそれに合わせた質問力
詳しく書くとすごく長くなってしまうのですが…上記の3つの理解の中で②・③がかけている人は教えるのが下手くそです。
もちろん、その人がコピーカットがめちゃくちゃうまくても、教えるのが下手なのです。
教える(伝える)というのも、技術です。
ダメな上司は「伝える技術」を学びません。
ただ、①の技術がうまいだけでは、上司ではないのです。
たまたま、年が上かもしくはキャリアが長いか、役職がついているだけです。
②を見れるようになって、③を身に着けて初めて上司なんです。
僕の中でそれも含めて「仕事」だと思っています。
もちろん「俺の背中を見ておけ!俺は教えないぜ!」ということを最初から(スタッフに)伝えておいて、それに納得してもらっていれば、そういうブランディングもありです。
でも、②・③に対して真摯に向き合う必要があるのに、そこから逃げてる人はダメなんです。
そういう人は、嘘をつかず「僕は教えれないんだぁ〜。そういうのが苦手で」って正直に伝えた方が、まだ好影響を与えることができると思います。
もし、部下に「仕事」を伝えていく必要のある人は、自分がその仕事を伝えるための「技術」を持っているかチェックしてみてください。
チェックして、もし持っていなかったら、若い頃に仕事を身に着けたように少しずつでいいから、伝える技術を取り入れてみて欲しいと思います。
「仕事」の喜びをあなたの大切な仲間と分かち合うために、ぜひあなたも新しい学びに対するトライを楽しんでくださいね。
※ちなみに自社ではトレーニングを専門に行ってくれるアカデミーマネージャーという仕事の人がいます。
僕は、毎日トレーニングをみたりするのができないので、こうやってたまにしかトレーニングに参加できないのです。
いつも、僕とアカデミーマネージャーはお互い助け合って仕事しています。教えるのがうまくても、毎日同じ場所にいれない僕は…残念な男です(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました♬