部下に言ったことができていない!そんな時のコミニュケーション手法

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

 インスピレーションマネジメントとは?

 

 

部下に言ったことが成されていない!それは最高のチャンス!

InspirationManagement_現場のリアルコミュニケーション

部下に言ったことが確認してみたら…

 

“できていない!!”

 

 

そんなトキって誰でもムカつきますよね?

僕も以前は100%『マジか〜…』とムカついたり、それを通り越してゲンナリしていました。

しかし、それでムカついていたのでは、スモールビジネスの経営者・マネージャー・店長は失格です。

 

ということで、今回は『言ったことができていない部下』に対する心の持ち方をレクチャーします!

 

 

ムカついた!という自分の気持ちを完全に感じてみる

いま現在僕が『言ったことができていない部下』に遭遇したときのムカつき度合いは、だいたい5%です。
(以前は100%ムカついていたので、それを思ったら殆どムカつかなくなったのは成長ですね(笑))

 

5%のムカつきって、時間にして30秒〜60秒くらいです。

30〜60秒間しっかりと自分が感じている『ムカつく』という気持ちを感じます。

 

そうやって、充分にムカついた後は、その『ムカつく原因となったデキゴト』をチャンスに変えていきます。

多くの経営者やマネージャー・店長は、もっと長い時間ムカついているかもしれません。

人によっては数時間。

ひどい人だと数日間。

もっとひどい人は、そのムカつきに慣れていきます。

ムカつくことに慣れていった人の『ムカつき』に対する対処法は、いきなり相手に(もしくは関係ない人に)キレてしまうか「どうせ言っても無駄だ〜」となって、自分で相手に頼んでいた仕事をやってしまいます。
(諦めの方向にいく人はだいたい”自分でやった方が早い”という口癖を持っています)

 

これではあまりにも悲しい…

僕はそう感じるんです。

 

『悲しい』につけ加え、自分とスタッフの成長を完全にとめてしまっている、ダメダメマネジメントだとも思います。

 

今回は僕の身に実際に起こったことを例に、具体的にどうしたらいいのか?ってことをお話ししていきます。

 

 

言ったことができていない!実際に僕に起こったこと

あるとき僕は、新人が活用するための”ブログ”制作に入っている段階でした。

 

ブログに記載するプロフィールの制作日程をすり合わせるタメに、新人に

 

「都合の良い日程を教えてね!」

 

と連絡。

しかし、連絡があるはずの日に連絡がない。

翌日連絡するも、また、その日に連絡の折り返しがない。

「あれ?」と思った僕は、お店に連絡して”新人の先輩”たちに連絡する。

 

と、起こったことを時系列に書き出すと、こんな感じです。

 

要は『約束が守られていない』ということです。

『約束が守られていない』というのは、誰にとっても不快な話しです。

 

もちろん、僕にとっても不快なんですが…

 

だから、30秒位はちゃんと”ムカつく”という感情を味わったわけです。

で、僕はこう思いました。

 

「ムカついたのは正直な僕の気持ち。でも、やっぱりみんなで楽しく働きたいし、このテーマを活かして、みんなと成長したい!」と。

 

この『自分の気持ち』を充分に味わうこと。

そして、味わったあとに出てきたポジティブな自分の考え。ココがポイントです!

 

このワークフローを経て、「約束が守られていない」ということを”最大のチャンス”として捉え直したのです。

そして、自分に『どんなチャンスなのか?』質問してみます。

すると、パッと直感的に出てきたのは次の3つです。

  • 新人に何が起こったのか?相手のことを知るチャンス
  • 新人に何をどのように伝え、サポートすればいいのか?を新人の先輩に教えるチャンス
  • お客様からのご意見を頂いた時の、対応力を身につけるチャンス

 

こんなチャンスがわき出てきます。
(僕、この時高速道路を運転していたんですが、そういう時ってフラットになってるから、ふわ〜って、頭がポジティブなことを引っ張りだしてくれます♪)

 

『このチャンスを逃す手は無い!』ということで、上記のテーマをもって、従業員に連絡を入れます。

そして、きちっとこの場合の、僕に対応する手順を伝え、実行してもらいます。
(僕にできることは、お客様にもできるし、僕にできないことはお客様にもできないと思うんですよ…)

 

 

そんな中で、新人従業員に『何が起こったの?』と聞いたところ”やっぱりな”ということが聞けたのです。

 

それは、僕と電話をしたあと「サロンで仕事を再開したら、僕との約束を忘れた」ということです。

 

そうなんですよね…

相手(従業員)が忙しい最中に電話をしても、新人はお客様に入客しちゃうと、まだ心に余裕が無いから”忘れちゃう”んです。

これって、確かデータも出てることなんですよね。

電話をした直後に頼まれごとしたりすると、すぐに人間は電話の内容を忘れる。みたいな…

 

なので、簡単な話し「メモ」をとる。という対策が必要なのです。
(現在はfacebookやLINEでやりとりするから、こういうことに気がつけなくなるパターンがあるんです。たまに普段とは違うコンタクト手法にしてみるのも大切なことかもしれませんね。)

 

また「すみません」ってことを、いかにはやく相手に伝えるのか?というのも、お客様の立場で考えると再優先されるポイントですよね。

謝罪の内容より『対応のスピードが命!』って時が、スモールビジネスにはたくさんありますから。
(こういうことって、大きい企業でもできていない場合がありますよね)

 

 

この2点を新人とシェアして、スッキリしました。

また、ひとつの『言ったことができていない』というデキゴトで3個のお得がありました。

ムカついてるだけじゃ、ナニも生まないのは明白ですね。

 

ホント、今回のような機会を新人にもらったことに感謝です。

あなたが、仲間との間で「約束が守られていない」と感じた時は、どんな対応をしていますか?

 

『なんか、このやり方使えるかも…』と、感じたらぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

  大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2016-04-16 | Posted in 従業員育成No Comments » 

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