経営者・幹部必読!!新人が入ってくるその前に!「指導」について見直そう
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田口 淳之介
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読了時間 約 4 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
『指導』を見つめ直してみる
今回は
- 若手スタッフの指導について
- どんなモノゴトにも”反動”がある
という2点をテーマにお話したいと思います。
先日、友人(経営者)とお茶しながらいつものようにチームマネジメントや人間関係のあれこれを楽しく話していました。
そこで最近、僕が実際に体験した話しをシェアしたら、わりとウケだったので、あなたにもシェアしたいと思います。
ある部下(美容師さんです。以下、仲間と表記させてもらいますね)の仕事っぷりを見ていたら
『けっこう良い!』
と感じたのです。
技術的も、接客での雰囲気づくりも良い!
けど、一つだけ…
たった一つだけ変えたら、簡単に売上げが伸びる。もっと成長する。
という、点がありました。
ちなみに、経営者やマネージャーは、仲間の仕事を見た時に、
- 仲間の素敵なところを10個
- 仲間のズレているところ3個
この2点を最低でも3分程度で発見できないといけません。
(いずれ、この話は別の機会にしますね)
で、その素敵なところと、ズレているところを僕は仲間に伝えたくなったのです。
タイミングを見計らって、仲間に話しかけました。
「良かったね〜…俺はあの雰囲気での仕事の展開って、好きだなぁ」と。
そして、
「一つだけ、9秒間だけ僕が言うことを取り入れたら、もっとお客さんが増えるよ♫」と、伝えました。
仲間は
「え〜。何ですか〜〜?」と聞きます。
僕は
「ちゃんと教えて下さい。ってお願いしたら伝えるよ!」と少しイジワルしてみました。
(内心では、仲間の本来の素直さを引き出したい!なんて想いもあったわけですが…こういう若い人いますよね?(笑))
すると、予想通りの展開(笑)
“じゃぁ、いいや感”をだして、どっかに行ってしまいました。
こうなったら、僕はお手上げです。
だって、聞きたくないんだから。相手は(笑)
そして、僕は相手が聞きたくないことを、言う必要がないんです。
それでもやっぱり伝えたいことがある
ただ、その時は、僕のアドバイスじたいは死ぬほど簡単で、すぐにできて、努力要らずで、それでいて売上があがるわけで、お客様も喜んで、さらには仲間の給与も増えて…
どの角度で考えても良いことばかり。
さらに、僕はその仲間を愛しているし。
『なんとか聞いてもらいたいなぁ〜。うん。聞いてもらおう!!』
ということで、その仲間のもとへ行きました。
仲間は後輩と仕事のトレーニングをしているところでしたが…
僕は仲間の手を1分間、優しく握りしめます。
そして、
「僕はどうしても伝えたいんです。
教えてください。
と、お願いしてもらえませんか?
という、お願いを僕はしています。」
と、じっと目を見て告白したのです。
仲間は、大笑いしながら
「教えてください」って言ったのです(笑)
この話しを友達にしたら、ホントに大笑いしてくれて、
「ジュンちゃん、新しいわ〜それ!」と、もう一つ笑いが生まれたんですね。
仲間と友達と…笑いが合計2個生まれました。
なぜ、こんな話しをしているかというと、実は6月に東京でセミナーを開催します。
(このセミナーは終了しています)
セミナー前には、
「〇〇について経営者やマネージャーがお悩みです。ジュンさん、これについてセミナーで話してもらえますか?」
と、主催者と僕で話しが展開されて行く場合もあります。
その中でもよく聞くお悩みが
「若手スタッフの褒め方・怒り方がわからない…」
という声です。
この声は、ホントにたくさん聞いてきました。
個人的には、褒めるのも怒るのも叱るのも、全部やってきました。
しかし、今の僕から見て、以前の僕が行っていた指導は到底「指導」とは呼べないようなものです。
あなたの『指導』
ひいては、部下との関わり方はどうですか?
4月直前に新しい仲間が入ってくる会社やお店も多いと思います。
そして、昨年も上手くいっていない。
もっと言えば、昨日も上手くいっていない。
なのに、指導風?のようなことを続けていってしまう人も多いものです。
そして、また人が辞めて…
別に辞めてもいいんです。
ただ、辞めた後に何かは変えなきゃいけないこともありますよね?
指導?指導風?
個人的には、あんまり上手くいっていないなら、どちらも必要は無いんじゃないかな?と思うんです。
本当は(仕事を)教えたい人と良くなりたい人がいるだけだと思うんですね。
そしてどちらも『お客様に喜んで頂きたい』と思えていたらいいんです。
ただ、それだけのことに、褒めるのも、叱るのも、怒るのも…メンドクサイっていうのが本音です。
これ、実は深いテーマを取り扱っていますが、あなたにとっての「指導」とは何か?
ぜひ、クリアにしてみてください。
あなたはどんな反動を生み出しているのか?
そして、あなたがとっている指導には、いつだって”反動”がつきものです。
- 褒められて、喜んだ人が持つ「反動」
- 叱られた人が反省して持つ「反動」
- 怒られてムカついた人が持つ「反動」
その反動をつくっておいて、勝手に苦しんでいる人が9割くらいいるんです。
それがスモールビジネスの経営者や幹部の実情です。
今より、ほんの少しだけ違う角度で毎日を眺めれたら、マネジメントが変わって、会社の雰囲気が変わって、笑いが一つ増えるかもですよ。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬