指示は足らないくらいが丁度いい。想いは余るほどに伝えよう!
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
スモールビジネスのチームマネジメント。
僕はそのことを考えるとき、いつだって『バランス』のことを考えています。
バランスというのは、その時、その瞬間にまったく新しい正解を生み出します。
その正解が再利用できなかったりすることもあります。
僕は、このプロセスってうどんを創るプロセスに似ていると思うんです。
美味しいうどんを創るためのは日本の四季を理解しておかないといけない。
四季のある日本では寒い季節と暑い季節で材料の配合が異なるからです。
『美味しいうどん』を創るプロセスが、その日の気温や湿度で違うということです。
僕は、この「その瞬間を感じとる」というのは、日本人の才能だと思っています。
なので、バランスを感じ取って、考えて行動していく。ということは大抵の人ができることだと思います。
で、(前振りが長くなってしまった…)
今回の本題はスモールビジネスの経営者が知っておきたいスタッフ(仲間)に対してのコミニュケーションバランスです。
『指示は少なめ』の意味
上司(先輩)が、部下(後輩)に指示を出す。
というのは、当然のように数多くあると思います。
この時、指示をしっかりしようと、指示量が多くなりすぎるのは『NG』だと思うんです。
(こう思うのは、これまでの経験からですが…)
なぜなら、指示量が少し足らないくらいの方が、部下は自分で考えて仕事を工夫したり、自分の判断で仕事ができるので、成長が早いと思うからです。
もちろんね…
ミスも増えるかもしれません。
当然ながら『話し合う』必要性も増えます。
デメリットだけ切り取ると、すごく効率が悪いようにみえます。
でも、ほんの少しだけでも長い目で見ると、スタッフ育成として実りが多いように感じます。
僕はこのことに気づかず、マニュアル(誰でも簡単にできるように)を作って、なんでもシステム化しようと躍起になっていたことがあります。
マニュアルを作成する。それ自体は悪くなかったのですが「長い目」が足らず、そのあと頭を抱えたわけです。
「自主性を育めなかったと…」
これは『指示』というものの意味と、指示の適切なバランスを考える上で意味のある経験でした。
現在は、少し足らないくらいの指示をした上で「わかりにくかったら言ってね」というスタンスで部下と関わっています。
(セミナーではそういう具体的なコミニュケーション手法を全国のスモールビジネスの経営者・マネージャーにお伝えしています)
ただ、”指示ならどんなものでも、足らないくらいがいい”と言っているわけではありません。
指示は少なめだけど「想い」は余るほどに伝えるべし!というのが、今の僕の持論です。
想いとは、
- お客様に対しての想い
- 仲間に対しての想い
- 会社に対しての想い
- 自分の生き方についての想い
などなど、これらの想いは余るほどに伝えた方がいいと思います。
人は「想い」に共感しあって、成長・拡大していくので、仲間に「想い」を伝えるのが不足していると、お互いの成長にはなりません。
また、想いが伝われば伝わるほど、指示は少なくてすみます。
なぜなら、「想い」を語る最中には、目的や具体的な行動が含まれるから、聞き手(スタッフ)がイメージしやすいのです。
これが、僕が見いだした
指示は足らないくらいが丁度いい。
想いは余るほどに伝えよう!
というバランスにつながっています。
あなたはいかがでしょうか?
「指示は多けど、想いはほとんど伝えていない」
もし、そんな状態に陥っていたら、いろんなことがスムーズに流れなくて、ストレスが溜まっているかもしれませんね。
急がば回れの精神で『想い』を伝えていってみてくださいね。
『指示』と『想い』のあなたのベストバランスを探し続けてください。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬