スタッフが抱える不安の扱いでわかるマネージャーのO.K・NG!
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田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
どんな人間も「不安」があります。
何をどんな風に不安に感じているのかは人それぞれですが、不安を簡単に言うとまだ見ないものへの「不明瞭」さが不安の正体だと思っています。
この誰しもが抱える不安は、もちろんスタッフも抱えています。
そんな不安をマネージャーが共有した時に、ダメマネージャーかどうか?それがはっきり問われると思います。
僕が知る限りスタッフの不安に対応するマネージャーには3パターンあります。
論外 不安を共有しないマネージャー
不安を共有しないマネージャーは、論外です。自分にも不安があるけど、自分の不安に対応できていないので他人の不安にまで付き合っていられないのです。
スタッフの悩みを聞くことも、スタッフの悩みを引き出すこともできない状態で、経営者・マネージャーに一番多いパターンかもしれません。
N.G 不安を取り除こうとするマネージャー
論外よりはマシで、なにが不安に感じるかをスタッフに聞いて、様々な方法でその不安を「取り除こう」するマネージャーです。
このマネージャーは何がN.Gかって、取り除くことなんかできないような「不安」を取り除こうとしているのでN.Gなのです。
どういうことかというと、不安とはある意味で、不安を感じてる人が創りだした「幻想」のようなものです。
幻想を取り除けたように見えても、またすぐに「幻想」を生み出します。
終わりがないのでマネージャーが「疲弊」してしまうんですね。
O.K 不安との付き合い方を教え、行動をサポートするマネージャー
不安を消去するには、不明瞭な未来のイメージをしっかり見ていくことです。
「こうなったらいいなぁ〜!」とか、
「わっ!こうなったら最悪だなぁ〜」など、ポジティブ・ネガティブにかかわらずイメージさせること。
そして、なりたい・なりたくないのイメージの中から情報を拾って「行動」に変換させていく作業。
それが不安を消すことだと思います。
また「不安」を活かしてるとも言える状態です。
この状態になると、不安はあるけど「不安に翻弄されなく」なります。
すごく、不安に感じてる自分の気持ちを客観視出来る状態ですから、仲間(スタッフ)の不安も客観的に付き添うことができます。
たいていは「そんなコトが不安なの〜」ってことでスタッフは不安を感じてるわけですが、それが当の本人には「大きなコト」なので、マネージャーは行動までサポートしていくことができるわけです。
まとめ
論外・N.G・O,Kマネージャーの3パターンを見てどう感じましたか?
論外の人はゆとりがなくなっているので、とても苦しんでると思います。
N.Gの人は「いつまでやるの。。。」と、スタッフの犠牲になっているように感じてるかもしれません。
いま、どの場所にいたとしてもO.Kタイプのマネージャーになるという「決意」があれば、誰でもなれるものだと思います。
ぜひ、不安を自分自身もスタッフもうまく取り扱えるようになれるということを知ってトライしてみてください☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬