仕組み化って大切ですよね?「仕組み」をスタッフと笑顔で創る方法
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田口 淳之介
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身近な「仕組み」を例に従業員に伝えていく
この記事は2014年10月12日に配信された記事に加筆・修正を加えたものです。
唐突ですが…
僕はスモールビジネスにおいて『仕組み』を創って、ちゃんと稼働させている人のことをとてもリスペクトしてるんですね。
ということで、今回は「仕組み化」についてお話したいと思います。
この『仕組み化』というものに対して、僕は色んな感情が沸き起こります。
きっと、僕の個人的なバックグラウンドに深く関わってるのからだとおもうのですが…
- 自動化されること
- 誰もが簡単にできるようにすること
そんなコトに大きな関心と、それを創った人に対する感謝の念が自然と沸き起こるんですね。
だって、世の中の至る所にはこの「仕組み」っていうのが導入されていますから。
人間は、ひとつのやり方を覚えてしまえば、覚えた後は『すんご〜く楽(ラク)』できるのを知っています。
人間のことをよく理解した人が創った仕組みというのは、様々なことをスムーズに展開していく基本の部分ですよね。
(仕組みの究極は、言葉を必要としなかったり、なぜ?そうしてるのかさえも考えさせなくなるところだとも思っています)
そんなコトを考えている僕が、スタッフ(仲間)に『仕組み化』の大切さを伝える時によくするのが、
マクドナルドのメニューの話しです。
こんな感じです。
マクドナルドのメニューを例に『仕組み化』について従業員の脳にイメージの種を植える
僕
仕組み化していくってわかる〜?
スタッフ
なんとなくわ…
僕
マクドのメニューって便利だなぁ〜って思わない?
スタッフ
あっ、ハイぃ〜。(⇦この段階でなんとも思ったことが無い 多分)
僕
あれってさ… 食べたいバーガー決まったら、後は自動的にポテトとか飲み物とか選べるよね!
スタッフ
確かにそうすっね!
僕
あれ、毎回 いっこいっこ聞いてたら、けっこう大変だと思うんだよね。
スタッフ
そう考えると、ドライブスルーとかも楽ですもんね!(⇦おっ!イメージ湧いてきた)
と、こんな感じのふんわりトークで『仕組み』についての話しをスタートさせて、徐々に「仕組み化」を理解してもらいます。
そして、やがては社内で行う「仕組みづくり」に協力してもらうわけですが、スタッフ(仲間)が身近なもの&実感したことのあるもので説明しないとダメですね。
従業員からしたら、上司に「仕組み化していこう!」と言われると、
- 新しい仕事が増えるだけ…
- 人がいらなくなるの??
という、なんとなくメンドクサイ感を感じたり、意味不明な勘違いでネガティブな気分になったりするだけですから。
『仕組み化』を協力してもらえるようにするには、従業員の脳に『良いイメージ』が沸いてくれないとスタートしないです。
やっぱり、経営者・幹部・従業員のみんなが『イメージを共有する』って、とても大切です。
『仕組み化』の本当の目的と気をつけたいバランス
『仕組み』とはみんなが使いやすく、便利で効率的になることが目的ではありません。
便利で効率的になることで、お客様とスタッフが「嬉しい!」とか「助かった!」とか「便利になったわ〜」という、それ以前の体験がより良いものに変わるためにあるんだと思います。
しかし、この便利に潜む『危険』も確かにあります。
また『便利過ぎることを好まない』という性質も人間にはあって、便利×不便のコントラストが人間を欲求にかき立てる側面もあると思うんです。
それは、どんなスモールビジネスのお客様も従業員も僕もみんな同じじゃないでしょうか?
例えば美容院にご来店のお客様なら
「いつも予約が簡単にとれるようにして欲しい」
と大多数の人が思っているけど、いつも簡単に予約がとれる美容師に「人気がある」とは思っていない。
美容師さんなら、技術を成長させる面で、 わかりやすく教えて欲しいとは思っているけど、自分で考えたりイメージしたりする時間も欲しいと思ってる。
ミーティングは限りなく短時間で済ましているけど、呑みにいったりしたときは、時間を気にせず楽しみたいと思っている。
こんな感じで、便利と不便にはバランスがあるわけです。
特に『人』が主役になる時代だから、このバランスの創造が大切なんじゃないかな…とも思うわけです。
もしあなたが、 そもそも『仕組み化に関心が薄かったなぁ』と感じるなら、少しだけ『仕組み化』に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
そんな時は、マクドナルドのメニューをボーっと眺めて見るのもありかもしれません。
また、「仕組み化は思いついてるんだけど、みんなが協力してくれないんだよね…」という場合は、
仕組み化でみんなが受け取っている
便利さや快適さを話し合ってみる
のも素敵なことだと思います。
そういう対話に惜しまず時間を使っていくとその後がとても楽(ラク)ですよね。
仕組みをみんなで創るのは、本当に創造的で自由なことだから、ぜひ創る段階から笑顔で取り組めたらと思います♬
最後までお読みいただきありがとうございました♬
スモールビジネスのチームマネジメントはインスピレーションを活用する!
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬