嫌われ店長へ!厳しくしたら嫌われるという思い込みはN.Gです!
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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僕も経験があります。
「厳しくしたら、人に嫌われる。」という思い込みの中で働いていたことが…
今回は仲間に嫌われている店長やマネージャーに向けた記事です。
今回のテーマは「嫌われていて、なおかつ本心では傷ついている店長たちに癒やしを届けること」です。
サブタイトル
厳しいことを言ったら嫌われる!?
「厳しいことを言ったら嫌われる」という思い込みを店長が持っていると、お店を衰退させます。
というのも、仕事において、それが接客であれ商品を創りだす段階においてであれ、良い物を追求していく時には必ず”厳しい”と相手が感じるフィードバックがあるものだからです。
また「厳しいことを言ったら、嫌われるのが店長だ」という思い込みを持って仕事をしていると、部下は
「店長=嫌われる仕事」
と認識して“店長になりたい!”とは思わなくなります。
誰だって人に嫌われるような仕事を目指す人はいませんよね(笑)
ということで、現在から未来に向かってお店を衰退させていくのが「厳しいことを言ったら嫌われる」という思い込みを持った店長なのです。
ちなみに、これは経営者、マネージャーでも同じことですが…
ということで、もし、あなたが嫌われているとしたならば、本当のところなんで嫌われているのかの原因をお話しします。
ちなみに、お客様に人気があっても、お店の中で店長が嫌われていると、ある一定の段階から成果が伸びにくいのがスモールビジネスですよね。(どうしても、人が集まるところは雰囲気というのに出てしまいますからね〜)
あなたが嫌われているなら、次の3つのポイントをチェックしてみよう!
① 真実を伝えていない
嫌われる1番の要因はまさにこれです。
相手のためを思って伝えることや、お客様のためを思って部下(仲間)に伝えることをシンプルに行えばいいだけなのですが、「これ言ったら嫌われるかなぁ〜」という考えがよぎり、本来シンプルなことを遠回しにしか伝えていないと嫌われます。
なぜなら、遠回しで回りくどい伝え方が好きな人はいないからです。
特に女性は嫌います。
真実を伝えるのは、時に「怖い」という感情を引き起こすものですが、それでも「伝えよう!」という意志をもって、コミュニケーションをとっている人は、嫌われることはなくなるのです。
② 相手の話しを聞いていない
自分の伝えたいことや仕事の方法ばかりを話していても嫌われます。
自分が正しいことをしている。というのが全面に押し出されるからです。
あなたも、そんな人がいたら好きにはなりませんよね?
自分の「思い」を伝え、相手の「思い」を聞いてはじめて、仕事の手法などについて話す。
こういう行動を繰り返していくと、仲間に対してどんどんと心配りができるようになります。
そして、
「仕事って、自分一人でやってるんじゃないよなぁ〜」
ということに気づくわけです。
やっぱり「話し合う」って、とても大切なことです。
この原理原則を忘れてしまうと、嫌われるのは簡単なことですから気をつけてください。
③ 自分の責任で話していない
店長なのに「会社が〜」とかマネージャーなら「社長が〜」とか社長なら「みんなが〜」とか、大切なポイントで主語を自分(私は)ではなく、他人にしている人は嫌われます。
このタイプの人が嫌われるのは当然のことですが、残念ながら、かなり多くの人がこのパターンに沈んでしまっているのが現実です。
店長は、会社とみんなの橋渡し的な仕事をする。という側面があります。
しかし、それだけなら会社からのメールやLINE。
直接、社長が話してもいいわけです。
ただの連絡係のような仕事をしながら、役職名だけをもってしまうと、きっと店長はその役職がなんなのかわからなくなり、混乱しますよね。
混乱しながらお店を運営していると、行動に一貫性がでないので、やはり部下(仲間)からはブーイングがでるのは自然なことです。
嫌われている店長は「私は…」「僕は…」という、自分の思いを伝えているかチェックしてみましょう♪
それでもやっぱり嫌われますが…
ハイ。そうなんです。
基本的に嫌われがちなポジションであることに変わりはないのです。
大なり小なり嫌われるんです。
「店長とはそういうもん」と受け入れてください。
そうやって受け入れた人だけが、責任者のスタート地点に立てるのです。
「嫌われる」という経験をするからこそね。
嫌われている自分の在り方のどこに「ありのままの自分」とのズレがあったのかを発見しながら成長させてもらえるのが、
店長(責任者)が受け取れる最大のご褒美
なんです。
仲間に嫌われようが何しようが、自分の感じている真実を伝える。
そして、部下(仲間)の感じている真実を真摯に聞いていく。ということしかやることはありません。
仕事(やること)はいつもシンプルです。
こねくり回して、複雑にするのは、その仕事をしている人間なのです。
まとめ
こんな感じで嫌われている店長が嫌われている行為を修正しやすいよう記事を書きました。
本当のところ、嫌われている店長は、自分自身のことを好きになれない。
その好きになれていないところを周囲の人が指摘しているだけだと思いますが…
それと。
嫌われているという現実を受け入れないと、良くなるものも良くならないのは当然です。
個人的には、死ぬほど嫌われてきた僕だから伝えられたことだと思います。
「嫌われ」からスタートしてもまったく問題ないので安心してくださいね。
嫌われても死ぬことはありません。
でも、部下に嫌われないようにだけを意識していると、成果も上がらず、結局は一番大切なお客様がさよならをしていってしまうのです。
それはスモールビジネスとしては店舗の”死”を意味増します。
ぜひ、真実のコミニュケーションを少しずつトライしてみてください。
好きとか嫌いより、信頼されると思いますから!
ミニQ&Aコーナー
ジュンさんに聞いたことで最近は、だいぶミーティングにかける時間などをスリムにできました。
今日、質問したいのは「面談」についてです。
スタッフとの面談はやったほうがいいのか?また、どんなことを話すのがいいのか?
その辺を教えてください。
よろしくお願いします。
匿名さん質問してくれてありがとう!
面談については、セミナーなどでも、とても多くの経営者から質問がでます。
僕からのアンサーは「どっちでもいい」です。
どっちでもいいんですが「なんのために行うのか?」だけは、実施する人が明確にしておく必要があると思います。
また、個人的には”僕のパーソナリティ”と”ビジネスの規模”を考えて、面談はおこなっていません。
面談のデメリットの1つに、こんなものがあります。
例えば、今日嫌なことや困ったことがある。と感じた部下(仲間)がいたとします。
4日後に面談が入っていると、多くの人は「その面談の時に言おう」と伝えることを保持します。
スモールビジネスで、すぐ伝える。ということが無くなるのは、大きなデメリットなのです。
気になった時に、すぐ伝える。という文化の形成に面談は邪魔なのです。
もちろん、面談じたいに「良い・悪い」というのはなく、自分がどんな会社(お店)にしたくて、そのイメージに対して面談が必要かどうか?ということだと思いますから「面談」を否定しているわけではありません。
もし、面談を迷われているようなら、自分だったら面談されたいか?
もし、無いならどんな感じがするか?
もし、あるなら、どんな面談だったら楽しいか?
そんなことを考えてみるといいと思いますよ。
ぜひ、ありのままの自分で♪
最後までお読みいただきありがとうございました♬