スタッフの『行動』を揃えさせた方がいいの?チームワークの創り方

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 3 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 インスピレーションマネジメントとは?

 

 

共感と行動_Inspiration Management

スモールビジネスの世界で『行動を整える』なんて言ってしまうと、スタッフ(従業員)みんなが、同じ動きをするイメージで、捉えられてしまうかも…

 

ただ、僕の中ではそういうイメージではないんです。

こ〜ゆう競技とは真逆ということです ↓

集団行動

どちらかというと「サッカーやバスケットボール、野球に近いのがスモールビジネスじゃないかな」って感じです。

各自が同じ目的(お客様をハッピーにする!)に向かって、まったく違う動きをしながら、ひとつの物・空間・サービスを作り上げていくイメージが、チーム競技に近い感じがするんです。

 

例えば、役職・役割によってしなくてはいけないことが違うと思います。
(もちろん、役職・役割に同じ業務を行うこともありますが)

 

役職や役割によって違う仕事をするからこそ『同じことをする仕事』を大切にしないとチームワークは成立しません。

 

店舗商売なら、お店の

  • 整理整頓
  • 掃除
  • 挨拶

などがそうです。

これらのことは、仕事をちゃんと紙に書いて、誰もが同じことを同じ時間内にできるようにしていかなくてはいけません。

 

なぜなら、こういう基礎的な行動がチームの意思統一の基本となるからです。

経営者と同じように「お客様やお店を大切にする気持ち」を育むというのは、基礎的な行動の繰り返しです。

身体を動かして『体験』として共有していかないとやっぱりチームワークって創られないんですよね。

 

頭の中でどれだけシュミレーションしても「体感」に勝るものではないと思います。

 

で、紙に書いて、毎日同じような仕事をしていく。

そのプロセスを見ていくと、やっぱりスタッフによって意識の差というか、成長の差はあります。

 

しかし、そこで、なかなかできない人に怒るのはナンセンスです。

目的や目標、そしてどのようにおこなうのか?ということを考えななしに行動しても意味がないので、経営者やマネージャーがスタッフを見ていて、

 

「あんまりちゃんとやれていないなぁ〜」

 

と感じたら、また基本に戻って一緒に取り組んでいきます。

単純な話しで、スモールビジネスはこれの繰り返しです。

 

 

 

まとめ

行動を整えるとは、役職・役割によって、別々の行動を大切にすること。

そして、同じ行動を経営者・マネージャーとスタッフが共にすること。

両方をバランス良く混ぜ合わせていくことです。

 

同じ行動を無理に揃えようとしたら、軍隊みたいになって働く人の個性が死んじゃう。

別々の行動のみを尊重しすぎたら、スモールビジネスではスタッフ自身が自由を扱いきれなくなって、結局会社が終わっちゃう。(セルフマネジメント力の高いスタッフばかりならこれに限らずですが…)

 

ということで、結局はバランスが大切なのです。

そして、行動をお互いに認め合う時には「共感」が欠かせません。

スタッフと共感しながら、どの行動をそろえ、どの行動が個性なのか?そんなことを話し合って欲しいと思います。

もちろん、全ての行動がお客様の喜びにつながっているか?そのチェックは何よりも大切です。

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2015-07-16 | Posted in チームマネジメントComments Closed 

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