スモールビジネスマネジメント的スタッフとの電話のやりとりについて

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー

『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中！

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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか？

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる！

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール　
 ［副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい］

 インスピレーションマネジメントとは？

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副題

テレフォンマネジメントの極意！

一回の電話で一人のスタッフと１つのテーマについて対話を行い、指示やサポートを万全にしましょう！というお話しをします。

経営者・マネージャーなら電話で仲間（部下）に指示を出したり、相談に乗ったりすることもよくあることだと思います。

僕はこの”電話”を用いた対話をいかに短時間で効果的に使用して、チームがスムーズに仕事に集中できるか研究してきました。

その中で電話での指示について、僕が大切にしているルールがあります。

それが

ワンテレフォン・ワンスタッフ・ワンテーマ

というものです。

僕のマネジメントの大前提として、

• 電話は少なくする
• 指示も極力しないようにする
• なるべく相談にものらないようにする

というものがあります。

なぜなら、僕にとってスタッフは1人の立派な大人です。

なので、自分で考えて、自分で決めて、自分で行動できるようにしてもらう。というコトが大切だからです。

とはいっても、ゼロ（０）にはならないのが現実でして…

その抜け道ルールとして、電話でのやりとりがあるわけです。

クドいようですが、ワンテレフォン・ワンスタッフ・ワンテーマとは、

一回の電話で、1人のスタッフに、1つのことしか伝えない

というものです。

一番大切なのは、「１つのことしか伝えない」という箇所です。

仲間に電話（部下）をかけても、たいてい相手（現場）は僕より忙しいのです。

そして、「目の前のことをしなくてはいけない」という状況が存在しています。

そんな中、3つのことを伝えても、実際に実行されるのはよくて１個。悪い時は0個です。

これってけっこう普通じゃ無いですか？

それなら、１個だけを確実に伝えて、後に「完了の報告」をもらったほうが仕事は確実に進みます。

ちなみに、「完了の報告」を聞かないのは、経営者・マネージャーにとって1番ダメなことだと感じています。

例えば僕が出先から「資料を10部コピーしといてください」と頼んだとします。
（実際はEvernoteを使っているので、あまりこういったケースはありませんが）

コピーが終わったらfacebookのメッセージやLINEなどで「完了」と報告が入ります。

この「完了」報告をして初めてその仕事は「完了」なのであって、コピーができた状態ではまだ「完了」ではありません。

そのことは、何度も何度もスタッフ（仲間）に伝えなくてはいけないのです。

別に、何度も何度も伝えるからって「怒る」必要はありません。

ただ「できるようになるまで」伝えるだけです。

よく、２〜３回同じことを言って「できない人がいる！！」と怒っている経営者・マネージャーがいます。

でも、僕はこう思います。２～３回で言ってできるようになるなら、スモールビジネスのマネージャーって必要かな？って。

一流のコンサルタント会社や上場企業なら、一回言ってできなくては仕事にならないと思います。

でも、スモールビジネスでは伝えるにしても、桁が違います。

200～300回くらいは、平気な顔して同じことが言えないと「マネージャー」なんて務まらないのです。

それくらい「根気」も大切なわけです。

本当は僕自身、「効率的」なことが大好きです。

しかし、「効率的」を実現するには「根気」が必要なこともいっぱいあって、そのバランスが存在しているコトに気づいたので、同じことを繰り返し言うようになりました。

また、それを習得した暁には良いことがあります。

それは「全てがシンプル」になることです。

シンプルなことは、永続性を持ちます！

それって、とても大切なことだと思うんです。

これまでスタッフ（仲間）に対して、電話の指示やサポートで

「うん？うまくいかないなぁ～」とか、「なんで言ったのにやってないんだよ〜！」と感じたことがある人は、電話の使い方を可能な限りシンプルにしてみてください。

きっと、スムーズに展開していくと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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