ミーティングで決める(やる)ことは少なければ少ないほどいい理由

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

InspirationManagement_ミーティンで取り扱うテーマは少なくね

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

1_affect アシスタントミーティング

05/21/2015 追記・編集あり

 

月に1回のアシスタントミーティング。

全店のアシスタントのみでおこなわれるミーティングです。

 

時間は60~90分で、30分間の幅は”取り扱うテーマの深さ”によってできる幅で変わってきます。

(05/21/2015現在は長くても60分くらいに短縮してます)

 

ミーティングと言っても、何かを決めたり問題解決をテーマとして取り扱うこともあれば、トレーニングの場となることもあります。

 

昨日おこなったアシスタントミーティングはこのような感じ…

まず 始まる前に 連絡がF.Bで入ります。

Kana_Nishiyama_-_メッセージ

こんな感じで自然と準備物を聞いてくれる人がいて始まっていくかんじ…

 

 

掃除(環境整備)[取り扱うテーマは厳選して]

今回は、

「スタッフ数も少しずつ増えてきて、出勤時間もバラバラになりだし(完全シフト制)色んな問題が予測されるだろうな〜」

と思ったので、その時に起こりそうなこと&その対応をアシスタントのみんなに考えてもらいました。
(えっ 幹部が考えないの? スタイリストが考えないの?とお思いのあなた!!! 問題は、当事者に考えてもらった方が、リアルな意見&無駄のない対処法が生まれたりすると僕は考えています。)

 

みんなで、予想されることを何でも(ポジティブ&ネガティブ)いいので、思いつく限りだしてもらいます。

だいたい15分間くらいかけて、考えてもらいました。

 

出勤時間が完全2部制になって起こりそうなコト

みんなが出した意見はこんな感じ…

  • 情報共有に支障がでる
  • 時間に仕事を上がれない可能性がある
  • 練習時間が増える店舗がある
  • サロン内の技術力に波がうまれやすい
  •  指名(アシスタント)が入ると、練習中に2Fから1F降りてこないといけない
  • 入客できる技術が増える
  • 本店勤務の場合、朝にゆとりができる (時間に)メリハリが生まれる

 

こんな意見をアシスタントのみんなに、ゆっくり出していってもらいます。

このゆっくり!というのが、美容院っぽいですね(笑)

 

で、ちゃんとみんなの意見の中に入っていました!

僕が危惧していたことも☆

それは、

 

店舗間の情報共有に支障がでる

 

ということです。

 

これが進むと会社は無くなる。というくらい怖いことだと思っています。

 

なので、この件についてどうしたらいいのか!

あれこれ考えてきた僕のアイディアも発表しました。 

 

すると、スタッフが僕のアイデアに対してしつこく「目的」を確認してきてくれます。

僕が考えてきたアイディアしかダメなのか?

なぜ、それをしなくてはいけないのか?

 

というところを、徹底的に突いてくるのです。

そのやりとりの中で、しっかり説明する機会が僕には与えられる。

そして、双方に意見や想いをシェアする機会が創造できるわけです。
(問題意識の高い人ほど意見をぶつけてくれるので、その辺は本当にありがたいです)

若い時に上司に噛み付いた人は、オトナになって仲間(部下)が沢山できると、いい上司になりますよね。

 

で、僕の考えてきたアイデアはこれです。

2_affect アシスタントミーティング

掃除?

いいえ磨きです!

3_affect アシスタントミーティング

新聞紙一枚の範囲をピカピカに磨く。というシンプルなことです。

毎朝、みんなで掃除はしています。当然ですが。

しかし、今後は出勤してくる時間にバラつきが生まれる。

 

ということは、それぞれが自分の自由になる時間枠が増えるわけです。

しかし、それとは逆に、みんなが揃う時間が少なくなるということでもあるのです。
(なので、この朝の掃除にも変化が生まれるのは当然の流れ。)

 

自由はいいんです。でも、わがままにもなりやすいもんです。

 

だから、型(行動)を揃えて置く部分も、ほんの少しは創っておいて、個と集団のバランスをとる必要があるかな?と思いました。

 

 

ミーティングで決める(やる)ことは少なければ少ないほどいい理由のまとめ

今回は、この情報共有の差が生まれること。

そして、それが時間のバラつきが元となること。

なので、最低限の揃える行動をしよう!ということを、ミーティングではテーマとして取り扱いました。

 

取り扱ったテーマは、もう1つありました。

合計2個のテーマです。

 

2個のテーマしかとり扱わないのは、

 

チームの『浸透度』を最も重要視している

 

からです。

たった2個なのに、ミーティング最中に何度も何度も復習&復唱してもらっています。

 

これは僕の体験から感じたことですが…

 

ミーティングでたくさんのテーマを扱っても、

毎日の仕事が変わらなければ意味が無い

と思うんですね。

 

ミーティングの翌日から確実に変化を起こし、一ヶ月くらいで“当然のこと”にするためには、取り扱いテーマの数は極限まで少なくするのがベターだと思っています。

 

もちろん自社のレベルに合わせてですが、僕たちは2個くらいがちょうどいいんです(笑)

あなたの会社・お店ではどうですか?

 

ミーティングで決まったことを実行していくのに、一番大切なのは、当然のことなのですが

 

スタッフに覚えていてもらうこと

 

だと思います。

 

ひょっとしたら、たくさんのテーマを取り扱い過ぎて「忘れられているー」という状況にある経営者・マネージャーもいるかも。

ぜひ、シンプルなミーティングを!

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2014-10-06 | Posted in チームマネジメントComments Closed 

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