とことんチームマネジメントに苦しんでわかったマネジメントの鉄則
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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スモールビジネスの経営者に知ってもらいたい『情熱』の調和方法
今回は、僕が現在チームマネジメントを行う時に一番気をつけていること。
そして、ナニを隠そう僕が一番苦しんだことをお話しします。
スモールビジネスの経営者やマネージャーに多くのカウンセリングをしてきてわかったのは、みんな同じような悩みを抱えているということです。
特にエネルギッシュで、行動力のある人ほどこの問題に直面しています。
その問題とは
自分の思ったスピードでチームが変化しない
だからイラつく
という問題です。
僕自身、自分の好きなことにはすぐに集中できてしまうタイプです。
寝ても覚めてもそのことを考えられるのです。
で、僕自身は「仕事」が好きなので、いつも最大限集中できてしまいます。
これ、僕一人の成績を上げる時にはわりと便利な才能だと思います。
脇目も振らずに集中するので、早い段階で成果を手にできるからです。
でも、チーム”みんな”でとなると、苦しくなる才能でもあります。
なぜなら、
みんなが自分と同じように”すぐ”に集中するわけでもないし
同じペースで情熱を傾けるわけでもないからです。
ほんと、当然といえば当然の話しなのですが、これを受け入れられなくて20代は無駄に苦しんだように思います。
自分は最高潮に情熱が燃えている!
しかし…周囲のチームメイトを見ると、そうでもない。
そこで「ガ〜ン」とショックを受けて、情熱が冷めてしまう。
でも、冷めるのも嫌なので、チームワークを無視して、個人の活動に専念しだす。
最悪のスパイラルというか、スモールビジネスの経営者やマネージャーにとっては賢い選択とは言えない。
そんなことを繰り返していたんですね。
そんなことを繰り返していた僕が、チーム内で「情熱を調和させる」ということを意識しだして、色んなことがポジティブに変化しだしました。
あなたもちょっと想像してみてください。
自分だけが燃え上がって、チームメイト(スタッフとか部下)が引いてる状態。
自分もみんなも燃えていて、全体に情熱が行き渡っている状態。
あなたはどちらの想像した状態を体験したいか?
普通に考えれば、後者の方が良いに決まっているんです。
でも、悩み多きスモールビジネスの経営者や幹部の方は、前者の自分だけが燃え上がって、チームメイト(スタッフとか部下)が引いてる状態を選択しちゃってる…
ということで!
後者の、自分もみんなも燃えていて、全体に情熱が行き渡っている状態を創り出すために、僕が気をつけている3つのポイントをお伝えします。
情熱が高まって来ても、すぐに仲間に話さない
アイデアや実行プランを、時には数日間から数週間は自分の中で温めます。
理由は、情熱が自分の中に定着するのを待つためです。
この時間をしっかりとることで、情熱的な想いをダイレクトに熱く語るのではなく、相手がちょうど聞きやすい(受け取りやすい)テンションで語ることができるようになります。
ホント、この時間を持たないと、相手が引いちゃう話し方をしてしまうんですね(苦笑)
アイデアや実行プランに反論をしてもらう!という、姿勢を保つ
意外やいがい…
スタート時点で反論がないアイデアや実行プランって、形になりくいのです。
僕なりにその理由を考えてみると、反論があるというのはある意味で『感情』を刺激している。ということが言えるからだと思います。
そして、反論(ネガティブな意見も含め)が出て、その反論に対してちゃんと論理的に説明できないと、いけない。
ということは、反論はアイデアを形にするための大切なスパイスとも言えますね。
その反論を抑え込んでしまっては、誰の得にもならないのです。
だから、反論はウェルカム!!という姿勢を保つのが大切です。
自分を冷めさせず、相手とシェアする方法
情熱を分配するというのは、最初は一人称なんです。
「僕がこうしたい!僕がこれに情熱を感じている!僕がこうした方がいいと思っている!」
と、こんな感じでいいんです。
情熱が分配された状態は主語が『私達の』になった状態です。
そうするためには、最初の一人称の時にゴールを明確に描くことです。
そのゴールをスタッフ(部下)に話しながら”私達の”にしていくわけです。
ということは、ゴールが不明瞭だとシェアがうまくいきません。
ゴールがあって、みんなで考えるのが計画です。
計画の重要性は半分なのです。
でも、ゴールがあって、計画があってもまだ不十分です。
さらに大切なのはイレギュラーを受け取ることだと感じています。
じょのイレギュラーを上手く説明するのは難しいのですが、計画をかっちり立てすぎない。とも言えます。
良いことも悪いことも『予想外』のことって、必ず起こります。
その『予想外』のことに柔軟に対応すると、一気にチームの実行力は高まります。
逆に、計画に縛られて柔軟な対応をおろそかにすると、一気にチームのエネルギーはダウンするんです。
ゲームで言うと、この予想外のデキゴトは急に手に入れた『アイテム』みたいなもんですね。
ぜひ、あなたも「私の」ゴールを「私達の」ゴールにするためのアクションを楽しんでみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました♬