マネージャーのアイディアが選ばれない理由 #アイギブテクニック
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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マネージャー(経営者も)はいま、この瞬間に起こっていることがどんなに最悪でも、自分の中の最高のイメージ(の会社・お店)を忘れてはいけませんね。
なぜなら、最高のイメージに向かっていく最中にその最悪なことも起こっているからです。
今日のテーマは、
マネージャーのアイディアが選ばれない理由
自分が描く会社・お店の「最高のイメージ」を明確にすればするほど、様々なアイディアが浮かんできます。
アイディアが浮かんでこない!という方は、イメージがあまりにもおぼろげか、イメージを言葉にするのが苦手かのどちらかだと思います。
一般的には明確にイメージができればできるほど、アイディアも浮かびます。
(子供の頃ギターを触っている時に、ギター弾きの友人に言われた一言があります。「メロディーを口で言えないと、ギターは弾けない」と。 確かに、頭で三拍子とわかっていても、コードの名前を言えても、口でメロディーを言えないと弾くことは無理なので、変に納得したのを覚えています)
そして、イメージが明確になったらアイディアが浮かぶ。それを実行していく。
すると、イメージ通りになる。
この手順を想像するのは容易だと思います。
しかし、現実はそんなにスムーズではありません。
なぜなら、想像して実行しようとしてもスタッフ(仲間)から「反対」される場合もあるからです。
この「反対」にあうことで、経営者・マネージャーは二通りの行動をとりがちです。
① 反対されてもゴリ押しする。
② 反対されると、萎えてしまいアイディアの具現化をあきらめる
このどちら行動もハマると、結果はあなたのイメージ通りにはなりません。
①の場合は、実行後に反動があって「なんとか勢いで従わせたスタッフ(部下)」から離脱します。
②の場合は、反対してきたスタッフ(部下)を敵視してしまうようになり、チームが壊れ始めます。
とにかく、どちらにしろ上手くいきません。
では、どうしたらいいのか?
僕が実体験から作り上げた手法を紹介します。それは、アイギブテクニックと呼んでいるもので、具体的にはこうです。
自分が考えたアイディアの所有権をすばやく仲間に与える
というものです。
説明すると、経営者・マネージャーが「〇〇しよう!」と言ってしまうと、スタッフには途端に「会社の指示・命令」に聞こえてしまうものです。
やはり人間は、「何を言うか(聞くか)」より「誰が言うか(誰から聞くか)」を無意識的に判別してしまうのです。
指示・命令ではない活力でアイディアを実践していこうと思ったら、役職にある人が可能な限り自分のアイディアをスタッフ(仲間)に与えて、そのアイディアが拡散されていく時には、経営者・マネージャーの香りを消していくのが大切だと思います。
アイギブテクニックについての詳細は、インスピレーションマネジメントセミナーなどでお伝えしていく予定です。
(ブログで全てをお伝えするには無理があるので。。。)
このアイギブテクニックを覚え使用できるようになると、これまでとは考えられないくらいスムーズに、無駄なくチームでのアイディア実行が進行していくので、ぜひ知ってもらいたいテクニックです。
そんなわけで、マネージャーのアイディアが選ばれにくい現実。
また、マネージャーのアイディアが選ばれた!という感覚すら必要なく、仲間に「勝ちをゆずる」ことを大切にしたマネジメント思考を紹介させていただきました。
経営者・マネージャー・店長は
「スタッフが言うことを聞かない…」
という想いを一度は誰でもしたことがあると思います。
そんな現場で起こるリアルな悩みや焦燥感を癒して、ぜひ新しいアプローチをしてもらいたいと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました♬