個を伸ばすだけじゃダメなのよ。。けど個を活かさないのもダメな理由[4]
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
個と個を繋げるというのは、すでに、繋がっているものの観察から始まります。
なので、あなたにもこの記事を読みながら、ちょっと考えて欲しいと思います。
あなた自身のことについて。
なぜ、私はあの人とよく一緒にいるのだろう?
自分のことがわかってくると、他人のことも本当の意味でわかってあげられやすくなるものです。
個人(部下・後輩)にとってどのような環境が成長につながるのか? このクエッションが人を伸ばすという点で、一番大切なクエッションだ。
そこで、個人にとってどのような環境を創れば成長しやすいのか?を具体的に作っていく方法を書いていきたいと思います。
と、前回まで(読んでいない方は以下のリンクを!)は、個を伸ばすということについてお話ししてきました。
今回からは個×個のつなぎ方についてお話ししていきます。
Vol.1 個を伸ばすだけじゃダメなのよ。。けど個を活かさないのもダメな理由
Vol2. 個を伸ばすだけじゃダメなのよ。。けど個を活かさないのもダメな理由[2]
Vol.3 個を伸ばすだけじゃダメなのよ。。けど個を活かさないのもダメな理由[3]
個と個を繋げるための具体的な5つの方法
スタッフ一人ひとりを繋げないと、いつまでたってもマネージャーは大忙しです。
また、つなげ方をミスするとチームではなく、派閥を創ってしまうことも。
(もちろんその先には、スタッフがいっぺんに辞めていく。。なんて悲惨なことともあるから、よ〜く読んで活用して欲しいです!)
自然発生的に繋がっている人たちは、何で繋がっているのかを観察する
人間が数人集まれば、なんとな〜く「気が合う」人たちでグループができます。
それってすごく自然なことだと思うんです。
そして「気が合う」の部分。
どんな”気”があっているのか?を観察して、仮説を立てて見るところから、マネージャーのチームマネジメントは始まります。
例えば、会社の中でよく一緒にいるAさんとB君がいるとします。
- 向上心が同じ周波数で一緒にいるパターン。
- 仕事場において、仕事の話をしない。本当に性格的に一緒にいて楽なパターン。
- 師匠と弟子の関係で一緒にいるパターン
- 会社の愚痴を一緒に言うパターン etc…
ホント、人は色んな共通項でつながります。
(そして、いつも経営者やマネージャーが願っている通りの集まり方とも限りませんね。残念ながら)
良かったら、あなたも子供の頃を思い出してみてください。
高校の友だち/中学の時の地元の友達/習い事の友達…みたいな感じで、色んな友達がいたと思いますが、それぞれと微妙に話すことや共通の話題が違ったと思います。
全ては「自分の友達」という共通点があるだけで。
僕の文章…伝わっていますか?
人は一緒にいて楽な人・話しが合う人と一緒にいます。
「当然だろ!!」と感じるかもしれませんが、当然のことだから見落としがちになります。
つながりの要。2人の中に流れてる「共感ポイント」をしっかりみてください。
例え、それがネガティブなことだとしても!
自然発生的につながっている2人の真ん中に立つ
ここからが、経営者・マネージャーに必要な行動のパートです。
すでにツナガリを創っている2人の世界にお邪魔する。
その感覚が必要になります。
お邪魔するだけならまだしも、その世界の真ん中を探して、その真中に立っちゃいます。
\
ど〜いうこと??
/
って感じですね。
簡単にいうと、Aさん・B君と自分(3人)でお茶をしに行くとします。
そのお茶しながらの時間に、
- AさんとB君の共通点を言葉にする。
- AさんとB君の違っている点を言葉にする。
- AさんとB君が一緒にいて素敵だな。。と感じている点を伝える。
- 個々のよろしくないところを、同じ分量だけ伝える。(必要性が感じられたら)
この行動をとると、自然にスタッフ2名の真ん中に立つことができます。
僕には苦い経験があります。
この行動をとらずに、2人の世界が強まりすぎるのを放置してしまったことです。
もちろん、会社全体の意思や他のスタッフがモノゴトを伝えられにくい環境をつくってしまったわけです。
この経験から学んだのは、スモールビジネスのチームマネジメントでは、
2人だけの世界の、「だけ」を取り除く必要がある
ということです。
しかし、2人を引き離したり、仲を悪くするよう仕向けるのは、当然違います。
2人の世界を3人の世界にしてしまうのが、透明性や意見交換の回路を開くための、最もポジティブな方法です。
と、ここまでは個×個のつなぎ方っていうよりは、繋がっているものの、再接続的な感じのことを説明してきました。
基本となるのが、二者間の真ん中に存在するもの。
何で繋がっているか
を見る!というコトなので、先にお話ししました。
このように、“個と個をつなげる”というのは、すでにツナガリがあるものの観察から始まります。
逆説的ではあるけれど、人は自然と繋がろうとするわけで(本来は)無理に繋げる必要はありません。
ただ、つながり方に「仕事をより良くする」とか「豊かな人生を一緒に創る」という隠されたテーマがあることを、本人達に思い出してもらう必要があると言えます。
そして、プライベートだけなら“つながらないような人”が、仕事を通してつながることができます。
だから、つながりにくい人をつなげて、スタッフの持っている力を一つにする。
そして、お客様に喜んでもらいたい。
そんな活動を通して、経営者もマネージャーも、スタッフも色んな成長をしていきたいね!と思うんです。
この記事では、5つの方法の2つしかこの記事では書いていません。
残り3つも、もちろん記事にしますので、さらに具体的なノウハウを知って、あなたの大切な仲間に活用してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬