怒れない経営者・マネージャー・店長のための「怒り方教室」前編

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

InspirationManagement_web全盛の時代だから!リアルを大切にする のコピー

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

 怒り方教室[インスピレーション・マネジメント] 前編

 

僕、若手スタッフに「怒る」のが、わりと平気なタイプです。

でも、世の中には「怒れないタイプ」の経営者やマネージャーがいると聞きます。

 

先日、おこなったマネジメントセミナーのアンケートにも

 

怒れない

 

ということが(美容院の)サロンオーナーの悩みになっているとありました。

 

怒れない経営者_インスピーションマネジメント

 

「怒る」と一口に言っても「何をもって怒る」と言うか。

その定義は人それぞれですから「怒る」の判断基準は難しところですね。

ただ、怒りというのも、「喜怒哀楽」の中に入っている大切な感情ですから、無視するわけにはいきません。

 

怒り方の「自称プロフェッショナル」として、今回は「怒り方教室」を開催してみたいと思います(笑)

 

 

怒ることが大切な理由

「怒り」という感情は、エネルギーが沢山溜まって、一気に放出される。

それも、やや攻撃的であったり、暴力的に発散される感情だと思います。

 

このエネルギー…うまく使えば他人とわかりえあえたり、自分を突き動かす「きっかけ」になるようなエネルギーです。

 

しかし、使い方を間違えると「他者との関係」を壊します。

また、慢性的な「怒り」は健康的ではありません。

やたら攻撃的になったりします。

 

もちろん、自称プロフェッショナルなので、自分自身にも、うまく発散した体験・最低の結果を招くような発散の仕方をした経験。そのどちらも数えられないくらいあります。

 


ブログでお話しできるわけないよ〜

というような怒り方を上司・部下問わず…誰にでもしてきました。
(いま思えば、そのおかげで「怒り方」のプロになったわけなので感謝ですが…)

 

とにかく「怒り」そのものが良い・悪いではなく、使い方によって他者と自分に与える影響が違う。

ということをココでは理解してください。

 

 

「怒る」目的

経営者・マネージャーが”ただ”気分のおもむくままに怒っていたんでは、周囲の人にとってかなりの「害」です。

「怒る」には仕事や仲間に対しての、真摯な姿勢と「自分の美学」みたいなものが必要です。

それがないのに、怒ってはいけませんね。

 

 

具体例その1・・・「遅刻」について

遅刻はいけません。でも、特別に怒ったこともありません。

誰だって、わざとじゃなくてもやってしまうからです。

 icon-arrow-circle-o-right やっちまったよ~!! Sakae Runway 2014 (過去に僕がやっちゃっ記事)

 

特に若いうちは「前日呑み過ぎて、遅刻しちゃった」くらいのことが無い方が心配です。

なぜ、心配かというと”徹底的にやる”ということや、”遊びゴコロがあるのかな?”という点に関して心配なのです。

 

過去に、遅刻したスタッフの話でこんなコトがありました。

 

スタイリストとして伸び盛りのあるスタッフ。 

彼は忙しい土曜日の前日。そう、金曜日にテキーラを呑み過ぎて遅刻しました。

店から電話があって「K君と携帯電話が繋がらないので見に行って欲しい」とのこと。

 

僕はその電話を受け、K君の自宅に迎えにいったところ、タクシーで店に向かっているK君とすれ違って、ただ1人でドライブしてる状態になったことがあります。

 

それでも、僕は怒りません。(周囲はみんな、すご~く怒るのを期待していたんですが 笑)

 

 

では、どんな時に怒るのか?

一つには「スタッフが自分自身に嘘をついている時」です。

 

そういう時は、怒ることがあります。

 

僕に嘘をついてもあんまり怒りません。なぜなら、僕にとってはどうでもいいことだからです。

(どうせ、すぐに嘘はバレます。嘘をつかせないようにする方が僕にとっては大切なことなのです)

 

でも、

 

スタッフが自分自身に嘘をつく状態

 

を許してたら、そのスタッフの成長はとまります。

そして、会社やお店にも損害を与えると思います。

 

スタッフ(仲間)の成長は、スモールビジネスではいつも会社やお客様に、ダイレクトに影響します。

逆もしかり。

スタッフ(仲間)がありのままの自分でなければ、お客様や仲間に損害がうまれるのです。

このポイントはぜひ、抑えておきたいところです。

 

 

この記事を読んで、思うところがある経営者・マネージャー・店長は、今度から「怒りたくなった時」に

 

なぜ?こんなにムカついたのか?

 

と自分に聞いてみてください。

その繰り返しで、自分なりの怒りとその表現について枠が広がります。

また、自分が持つ”美学”が明確になってくると思います。

  icon-angle-double-right  後編へ続く

 

 

後編の見出し

  •  怒るための準備はできているか?
  • 怒るための準備
  • 「怒るリスト」を編集する
  • 「怒った後どうするのか?」3パターンは決めておく
  • 怒られた人の気持ちの着地点
  • 怒った後の「フォロー」をパターンで考えておく
  • 怒った後のアフターフォローで大切なコトとは?
  • 「怒るリスト」をみんなに伝える
  • さあ!これで準備完了!
  • まとめ「叱るではなく、怒るを大切にす理由」

 

実際にマネージャーに怒られた人たちの体験談

解説が無いと、ちょっとよくわかんないと思いますので、後編か番外編で解説をつけたいと思います!

動画は2分程度です♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 
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2015-03-23 | Posted in 従業員育成Comments Closed 

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