絶対危険!?YES・NOをくっつけた答えは経営者を破滅させる!
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口淳之介 プロフィール [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
あ〜、これは危険だ…
この人の考え方は、破滅にむかっている…
と感じる経営者やマネージャーをシンプルに見極める方法を今回はお話ししたいと思います。
このチェック項目を知っておけば、自分が停滞したように感じてしまっている時にも、そんな自分自身の考え方に気がつきやすいですから、知っておいて損はないと思います。
(自分の考え方を早期発見すれば、良くなるのもその分早くなりますもんね!)
では、いきます!
なんらかの質問をした時にこういう答え方をする人です。
「しないとは言ってないけどね」
という答え方をする人です。
「NOとは言っていないけど、YESともハッキリ言っていない」という答え方。
こういう答え方がクセづいてしまっている経営者・マネージャーはたくさんいるのです。
例えば、
Q.キャンペーンで前年対比1.5倍を目指しますか?
Ans.行くといいけど、まぁそこまではね。
この答え方も、同じケースの答え方です。
「〇〇をしないという選択肢は無いけど…」という答え方も同様のケースです。
このような答え方は、YESで答えるよりもNOで答えるよりに、はるかに自分を貶め、自分自身を苦しめる答え方なのです。
では、なぜ経営者やマネージャーなのに、このような答え方をしてしまうのでしょう?
はっきり答えず、自分自身も周囲も誤魔化してしてまう。
そんな答え方にはどんな心理が隠されているのか?
それを知れば、そういう人と対峙しなくてはいけない時。
また、自分がそのような状態に陥った時、対策が練れると思います。
YES・NOを明確に答えられない人の心理的特徴
自分に対する信頼が持てていない。
基本的には、この自分に対してポジティブな信頼が持てない。ということに尽きます。
この自分に対して、ポジティブな信頼を持てない状況が他のややこしいことを生み出します。
YES・NOを明確に答えない人は、ある意味で「相手にどう思われるか」をとても気にしていたり、「NOと言ったら、相手に悪いような気がする」という態度で仕事をしていたりします。(仕事だけでなく、生き方のクセみたいなものですが)
そういう人は、頭で考えていることと自分が感じている気持ちに不一致が生じています。
なので、「頭ではわかっているけど」を連発するようになります。
特に知識をたくさん持っている場合に、そのような状態に陥るようです。
これは、賢い大人なら誰もがそんな状態になってしまうことが、一度や二度はあると思います。
また他者に「嫌われたくない」という思いも強く、優等生を演じてしまうのもこういう人の特徴です。
ただ、基本的に嫌われたくないだけで、自分のことも相手のことも大切に扱っていない。という状態にいます。
このような状態にある人と対峙した場合、多くの人が
無責任な人だなぁ〜
という印象を持ちます。
なぜ、このように感じるかというと「自分に対してポジティブな信頼が持てない」から派生するものの中に、「責任をとる」ということが含まれているからです。
「責任をとる」ということが理解できていない
=
他人のせいにするのがスタンダードになっている状態
このような状態になっているので、相手にそのような印象を与えてしまいます。
自分で責任をとることが、本当は最も楽しくて、最も素敵なことですよね。
それを放棄してしまうと、明確な答え方をどんどんしなくなり、気がついたら様々なことを他人のせいにしてしまいます。
このような状態は、良いとか悪いではなく、ただ「破滅」に近づいている状態です。
それは、心の中で相反する思いを抱えている。
ようは、心の中で真逆の思いを綱引きしている状態なので、本人が一番苦しいのです。
その苦しみが、周囲に撒き散らされるので、経営者やマネージャーのような立場にある人がこの状態でいることは、会社やお店にもポジティブな影響を与えることはないのです。
破滅に向かっている。という多くの人が、その人自身はそれがスタンダードになっているので、自分では気がつきにくい状態になっています。
まずは、自分の考えていることや自分の気持ちを感じてみて、次の一言を自分に言ってあげて欲しいと思います。
「自分がとれる責任の範囲は自分で決めれるから安心だ」
まずは、安心して自分とゆっくり対話をスタートさせてくださいね。
※とはいっても、破滅願望の強い人もいます。そういう人からは離れるしかない。という選択肢もありますから、周囲の人はそのへんの見極めも大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬