凡人の僕が仕事スキルを伸ばすために大切にしてる『復習』という習慣
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
『復習』という習慣が人をすごい速度で成長させるのかもしれない
『復習』
一度習った事を(自分で)繰り返して勉強すること。
あなたは『復習』していますか?
僕は子供の頃、復習なんてした記憶がありません…
だから、学校の勉強が苦手だったのでしょう(笑)
しかし大人になってからは
『仕事で必要なことを学んだ時には徹底的に復習する』
ようになりました。
本を読んで実行したこと、先輩やメンターに聞いたこと、セミナーに出かけていって学んだことなどなど…
『学習』の方法に関わらず、必ず復習するようになったのです。
そうしていくと、短期間で聞いたこと・学んだことを「自分の中に落とし込む」ことができるようになりました。
その結果、学んだことを実行して成果をだしやすくなりました。
復習の効果は『学習』の専門家の方が色んなところでお伝えしています。
ここで「わかりやすい!」と僕が感じた記事を紹介しますね。
池谷 裕二(いけがや・ゆうじ)さんという東京大学薬学部教授がPRESIDENT ONLINEにUpされていた記事の一部です。
記憶というのは最初が一番大変です。まったく何もない状態から覚えなければいけないからです。
しかし、その苦労はずっと続くわけではなくて、ある一定のレベルに達すると、いろいろな知識と連合して覚えやすくなる。
「勉強量と学習効果」の関係(図を参照)と同じで、記憶が楽になるところまで頑張れるかどうか、なのです。
記事の中で紹介されていた画像:引用元 http://president.jp/articles/-/12018
そこで、僕が実際にやってみてうまくいった『効果的な復習』の方法をシェアしますね。
本を読んだ後の行動と復習
本を読んだ後(最近ではブログ・メルマガを読むだけでとても勉強になることがありますね)僕は「ピン」ときたら必ず行動するようにしています。
復習とは少し話しがそれますが、とにかく簡単な一歩を踏み出すようにしているのです。
この実行が無いと、復習も何もあったものではないですから。
で、実行した時には必ずその実行したことをノートにとります。
ノートに書く場合は、そんなにたいしたことは書きません。
単純に「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」と5W1Hに沿って整理する程度です。
この5W1Hに書き留めることによって、もう一度本を読み直す。
その時点で一回目の復習は完了します。
ここで実例を紹介しますね。
『ケン・ブランチャード リーダーシップ論』p.239に『1分間謝罪法』というマネジメントスキルが紹介されています。
この章を読んだケースでご紹介します。
1分間謝罪法は「降伏することから始まる」あなたが素直になって…
という文章があります。
(全部書くと長くなるので、雰囲気で察してください)
これを読んだ僕が「よし、実行しよう!」となって行動に移します。
で、行動したコトをノートにササッとメモをします。
上記のようにノートに書き終わったあと、本の同じところを読み直します。
すると「ここは伝えるのタイミングが下手だったな」とか「あっ!これはうまくいったな」ということが、整理されていきます。
これを数回繰り返していると『1分間謝罪法』というスキルが自分の行動として定着していきます。
本を読んで実際に行動して、復習する。
この一連の流れで自分の中に定着させていくのは、コスパがすこぶる良いので僕はオススメの方法です。
人から聞いた(先輩・メンター)話しから学んだ後の復習
身近な先輩やあなたのメンター(師)から何かを学んだ時には、まずはメモを取るか相手の了承をとって録音するといいと思います。
僕は、メモをとったり録音したことを何回か見直す(聞き直す)ことがあります。
見直したり聞き直したりする時、どれくらい見るの?という目安があります。
僕は、聞いたその考えや方法が自分の中で『当然だ!』と感じられるまで繰り返しみるようにしています。
(なんとなくですが「当然だ」と感じられるようになればなるほど、行動しやすい自分がいるのです)
『当然だ!』と感じられたら、前述の本を読んだときと同じように行動していきます。
(行動した後に5W1Hを記入していきます)
先輩やメンターが何気なく語ったことを、自分の中にすんなり定着させることができるので、この方法もお気にいりです。
セミナーに参加した後の復習
多くのセミナーでは参加した時にノートをとることが可能だと思います。
そして(これがセミナーの特徴だと思うのですが)本で学び、復習するのとは違って『同時刻に、同じテーマについて自分以外にも学んでいる人』がいますよね。
セミナーって…
そのセミナー会場には、自分より長いことセミナーで伝えられていることを学んでいる人(先輩)もいれば、自分より後から学びだした人もいたりしますよね。
僕はそこで関わった人達に『復習の協力』を求めていきます。
セミナー中にパソコンでノートをとるのがN.Gのセミナーもあったり、脳で聴くよりなんとなく心で聞きたいセミナーもあります。
そういう時はポイントだけメモって、セミナー終了後に『自分とは違うポイント』をメモっていないか、周囲の人にインタビューしていくのです。
これをすると毎回驚かされることがあります。
それは、講師の方が話したことで、自分がなんとも思っていなかった点を『重要ポイント』として記憶している人がいることです。
なぜ、その人が『重要ポイント』として記憶しているのか?という話しを聞いていくと、さらに復習は深まります。
またラッキーな予習になることもあるのです。
日本人の多くは『学習』を(よほど用意された環境以外は)すぐに一人でやってしまうように思います。
僕からしたらですが、これはとても効率が悪いし「競争」を生み出す元なんじゃないかな?と思えてしまうのです。
経営者は銀行からお金を「借り入れ」しますよね。
知識や体験も「借り入れ」するくらいの発想を持ったほうが、実はコスト的に考えても賢い選択だと思うんです。
何より、周囲の人と色んな考えや気持ちをシェアできるというのは、豊かなことだとも思うんですね。
※もちろん、セミナー終了後に時間を創って聞いたことを思い出しながらノートを整理する時間は一人の時間です。なんでもかんでも”甘えよう!”というわけではありませんよ!
まとめ
個人的に『復習』のするのって良いな!と感じるところは「頑張る!」とか「気合いをいれる!」といったことが必要ない点です。
やれば自分のモノになるし、やらなければ自分のモノにならない。というだけのシンプルなことなので気に入っています。
また、僕は凡人です。
凡人の中でもかなり”不器用”なタイプです。
そして怠け者です。
だから、復習しないと全然覚えないのです。
そんな自分だから
『ゆっくりペースでいいから”確実に自分のスキルをあげる”』
というスタンスで仕事を身につけてきました。
その結果、気がついたら色んなことを高いレベルでやれるようになっていったのです。
恥ずかしい話だけど…
10年前は小さなグループ会議ですら録音して、自分の伝え方と聞き手の反応を理解するために、何度も車の中で聞き直していました。
そんなことをしていかないと、僕は仕事をブラッシュアップしていけなかったので『復習』だけは大切にしてきたのです。
ぜひ、あなたもコスパ最強の『復習』を取り入れて、スモールビジネスの経営・マネジメントスキルのブラッシュアップを行ってみてください。
誰にでも簡単にできることを、誰もやろうとしないから
ちょっとのことをした人とそうでない人には
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by じゅんのすけ
僕はこんな風に感じています。
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最後までお読みいただきありがとうございました♬