祝福の言葉?『人間関係に疲れていて、諦めの気持ちで苦しく思っていました』
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
女性幹部の生の声!
タイトルの『人間関係に疲れていて、諦めの気持ちで苦しく思っていました』は、『人間関係の仕組み』と『真実のコミュニケーション』セミナーに参加して頂いた方の、そのままの言葉です。
参加する前に女性マネージャーが悩んでいたことです。
けっこうショッキングな言葉ですが、案外多いと思うんです。
『人間関係に疲れてしまっている』経営者や幹部の方って…
『人間関係に疲れている』という態度を見せたりするのは、仕事を放棄するような感じになってしまうと思って、責任感から無理して部下に接している人もいます。
人間関係がうまくいっていない分、会社やお店をまとめるために、やたらとルールを増やし余計に殺伐とした雰囲気を作ってる経営者もいます。
表面的に『なんとか良くしよう!』と頑張ってみても、本当のところ『人間関係が破綻している』のでどうにもならない状態です。
殆どの経営者は認める勇気を持っていない
『人間関係に疲れていて、諦めの気持ちで苦しく思っていました』と正直に言える経営者や幹部の人は稀です。
二人っきりで呑んでいたりすると、そっと打ち明けてくれる人はけっこういるのですが…
人(部下とか仲間)がいると
『うちはそこまで大変じゃないから〜』
という顔をしています。
でも、本当はボロボロだったりします。
人間関係に疲れていることを認めない人
もし、あなたが今現在、人間関係に疲れて辟易していても、安心してください。
やるべきことを理解し、少し時間をかけながら、ひとつひとつ取り組むコトで改善していきます。
しかし、一つだけ絶対に超えなくてはいけない壁があります。
それは
『人間関係がうまくいっていない』ということを認めること
です。
『認める』→『受け入れる』ということを経て、はじめて改善していけることだからです。
しかし『認める』ことが、人によってはとても難しいと感じてしまうケースもあります。
また、そもそも『人間関係が悪い状態にあること』に気がついていない人もいます。
経営者・幹部と従業員に見られる人間関係《4つのパターン》
Aパターン(人間関係の破綻を認めにくい状態)
経営者はいつも元気で前を向いていて、幹部がそれについていこうと必死。その他の部下は引いている感じ。
このパターンは、仲が悪いわけではないけど、すごく表面的な感じがするものです。
Bパターン(人間関係の破綻を認めにくい状態)
経営者がいつも緊張感を持って仕事している。幹部はおどおどしていて、優しいけど仕事ができるか?というと、そうでもない状態。その他の部下は、いまいち元気の無い感じ。
このパターンにはまると、会社やお店から元気とか明るさが徐々に消えていきます。
Cパターン(人間関係の破綻に気がつけない状態)
経営者がゆる〜い感じで、無責任な状態。幹部が仕事をなんとかしようと必死。
経営者は常に部下から責められているような気がする。
このパターンにいる時は、部下が経営者に敬意を示すことはなく、自分勝手な行動が目立つ。
Dパターン(人間関係を創り出すエネルギーが低下している状態)
経営者が体調不良が多く、覇気のない感じ。幹部が明るい未来を描こうとするけど経営者の『…でも』『…けど』に愛想がつきて、疲れてしまっている。
部下が『この会社の未来が見えない』と言ってやめていく。
※ここでの部下の不満のキーワードには『未来』という単語が入りやすい。
どのパターンの状態に陥っている経営者や幹部も、自分なりの理由をつけて『自分のやっていることは正しい』と考えています。
なので、なかなか自分が『人間関係に疲れていることを認めない』もしくは『気がつけない』のです。
あなたのお客様には『空気感』で伝わっている
セミナーアンケートに、参加者の方からこんな風に書かれることが多々あります。
自分の性格を見られるような気がして、最初は参加するのをためらいました。
と。
こういう言葉をもらうことがいっぱいあるんです。
で、もちろんですが!!
ボクが誰かを霊視したりリーディングしたりとか、そんなことはしません。
だいたい霊視なんてできません(笑)
そんな能力無いですから。
それに、ボクは自分のことで精一杯で他人のことについて殆ど考えていません(笑)
全くもって自意識過剰な状態にいるか、ボクのことを占い師と勘違いしているか。
どちらかです!
(もちろん、自分のハートをオープンにするのが怖い!と感じる、そのお気持ちはわかりますが)
ただ、一つだけ知ってほしいんです。
あなたの大切なお客様は、ボクの何百倍も『あなたの会社やお店の人間関係を察知している』と。
そして、あなたの会社(お店)にもう一度訪れるかどうか?
お金を使う価値があるのかどうか?
あなたの会社やお店に入ったときから、あなたの会社の人間関係が生み出す『空気感』をメチャクチャ察知して判断しているんです。
サービスを提供していたら、毎日毎瞬、お客様にジャッジされているんですよ。
ボクならそっちのジャッジの方が絶対的に大切だと感じるんですけど…
あなたはいかがですか?
『空気感』でお客様に悟られていることに気がつかない経営者・幹部はココをチェック!
経営者や幹部が社内の『人間関係』について放ったらかしてると、売上げ(利益率)や従業員の定着率となって出ます。
そうやって、数字になってから気がつくのは、本当にシンドいです。
カラダが病気になった時に言われるのは『早期発見早期治療』ですよね。
例えば病気になって大きな手術をするより、病気にならないような生活習慣を持つことに取り組んでいた方が良いと思いませんか?
会社(お店)も同じで、外側の状況(売上げとか定着率)に表れる前に、人間関係を見て気がついたほうが、よほど精神衛生上良いはずです。
まとめ
『人間関係に疲れていて、諦めの気持ちで苦しく思っていました』
あなたはどうですか?
ボク自身『人間関係に疲れた』という体験をきっかけに『人間関係の仕組み』とか『をコミュニケーション』を学習するようになりました。
『疲れた』と嘆き悲しんでいた当時を振り返ると、なかなか『自分が疲れた』ということを認めることができませんでした。
それよりも『スタッフはなんで、ナンにも考えないんだ!オレはこんなに考えているのに』とか『やたらと部下に優しく』してみたり、『もう、オレには関係ねぇ〜』という、どう考えても良くない態度にしがみついていました。
で、正直言います。
認めるのが怖かったんです。
自分の本当の気持ちを。
だから、当時のボクはありとあらゆる手段で
『オレじゃない!オレじゃない!オレじゃないんだ〜〜〜!悪いのは、オレじゃない!』
と、叫んでいたということです。
しかし、叫び疲れて『もうだめだ…本当にこのままでは、クソみたいな人生だ…』と思ったと同時に、『助けて欲しい』と思いました。
『助けて欲しい』と思っている自分。
そういう弱い自分がいる!ということを認め、受け入れたときから!!
徐々に会社の中の人間関係や家族との関わりが改善され、改善されただけではなくグングン良くなっていったんです。
いま思えば『もっと早く認めれば良かったーーーー』と思います。
思いますけど、モノゴトにはタイミングってものがあるわけで、あのタイミングがボクのベストだったと思います。
経営者や幹部というのは、自分で認めないとダメなんですよ。
いくら他人に言われても、いくら本を読んだりセミナーに出ても、やっぱり自分の人生を生きてるのは『自分』ですから。
自分の心の声に素直にならないと、全部意味が無いんですね。
最後に
『人間関係に疲れていて、諦めの気持ちで苦しく思っていました』は祝福の言葉です。
この言葉を素直に表現した人から良くなっていくんです。
仲間との絆を育み、仕事の質をあげていくんですよね。
あなたが、もし、シンドい状況を体験中なら、過去のボクのように!
無駄に長い時間、無意味な抵抗していないで、ぜひスピーディーに楽になってくださいね。
楽は決して悪いことじゃないですから。
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