経営者・幹部が本当のリーダーシップを発揮するために!PART2《おかんの愛を受け取るということ》

この記事のURLとタイトルをコピーする

The following two tabs change content below.

田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 8 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

この記事を書いてるのってどんな人?と思った方はこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 

 

 icon-arrow-circle-right お母さん、ボクの話しを。ボクの気持ちをもっと聴いて欲しかった…《経営者・幹部がリーダーシップを発揮するために》の続きの記事です。

まだ、読んでいない方は先に読んでくださいね。

 

 

子供の頃の未完了な気持ちを味わい尽くす!

人間は、色んなことを子供の頃に『決定』します。

ボクが未だに、とうもろこしが苦手なのも子供のころの決定です。

 

とうもろこしが苦手なことは、そんなに問題ないと思います。

でも『人間関係のパターン』をつくる元となった決定は、ナニかと問題を起こします。

 

また『100%責任をとる』という姿勢にも影響します。

ということは、リーダーシップにも影響します。

 

ということで、子供のころに感じきれなかった感情。

幼いボクが、正しくない認識で誤解の上に『決定』してしまったことをクリアにするのは、仕事をしていく上で欠かせないことなのです。(スモールビジネスの経営者や幹部が、こういう考えが”普通だよね”ってなるために、ボクは活動しています)

 

ちなみに、このへんのことをガッツリブログに書くと…

10,000文字超えの記事になるので省きます。

興味のある人はセミナーにくるか、個人的に相談してください。

 

 

『子供の頃にお母さんにやってもらいたかったコトはなんだ?』

リアルおかんです。

 

最初に断っておきますが…

ボクは母に愛されて育てられたとは思うんです。

 

 

でも、幼いボクはそんなに賢くなく、傷つきやすく…

色々と誤解しました。

 

 

小さかったボクには、当時住んでたマンションも、近所の公園もすごく広くて大きかった。

記憶の中ではね。

 

 

でも、大人になって実際に行ってみたら…

『そうでもないな』って感じたんです。

 

 

ボクに限らずだとは思いますが…

子供の頃に認識したことは、強烈に心に焼き付けられる。

けど、実際にはとても限られた情報で、地上1メートルからの目線で見た世界でしか無いんですよね。

 

 

なので、書き出してみて、追体験して、自分自身が持ってしまった誤解を問いていくんです。

 

 

母を通して自分に向き合う

妻の一言で、久しぶりに母とノートの上で向き合ってみました。

 

静かな部屋で、小さい頃のことをボーっと思い出していました。

 


ポワンポワンポワ~ン♪

こっからイメージの中

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

 

公園で遊ぶ3歳のボク。

 

木登りが上手なボクの周囲には、

『ジュンくん!ジュンくん!』と友達が沢山集まってきています。

 

ボクは、どうやら3歳くらいの頃は無邪気で人気者だったみたいです(笑)

 

 

今度は、部屋の中が出てきます。

すると、妹の面倒を見ているボクがいます。

 

 

年子なのに…

とんでもない責任感を発揮しています。

 

 

昭和という時代のスタンダード

『お兄ちゃんなんだから!』

『泣くな男だろ!』

が聞こえてきます。

 

 

お母さんとゆっくり2人で話してるシーンは思い出せません。

 

また、公園に戻ります。

3歳のボクは、半泣きで自転車(輪っか無しね)の練習をしています。

 

お母さんは、クソ怖いです。

できるまで、練習させられてます。

 

マンションの螺旋階段を、下を向きながら歩いているボクは…

『もっと公園で普通に遊びたいし…』と思っています。

 

イラ立っています。

 

記憶が飛んで、4歳になっています。

ボクはリュックサックにバナナをぶっこんで、家を飛び出しました。

 

追いかけてきたお母さんにど叱られています。

 

この時、ボクは4歳。

母24歳。

 

 

まだ、母も走れる年齢です。

シバかれた後の記憶が蘇りません…

 

イメージ終了


 

とりあえずわかったことは『母と二人っきりでは殆ど話していない』

もしくは、そういう機会があったとしても、ボクの記憶にはそういうシーンが全然無い。

 

 

そして、泣き言や弱音は許されていなかった。

ということがわかってきました。

 

 

幼いボクが嫌だったコト

  1. 留守番
  2. 厳しすぎる自転車の練習
  3. ボクの気持ちや考えを聴いてもらえていないこと

 

ボクはこのことを思い出したら、哀しい気持ちが溢れてきました。

 

でも、今ならわかります。

 

ボクも親ですからね。

 

 

留守番は子供を『信頼』していないとさせません。

 

自転車の練習を厳しくしたのは、ボクがバカにされないためでしょう。

また、この練習によって3歳でボクは、粘り強さを手に入れました。その後の人生の役にたっています。

 

ボクの気持ちや考えをきいてくれなかったのは、そもそもそんな概念が親にも無かったからです。
(多分、時代的にどこもそんなもんですよね?”口答え”とかNGですよね(笑))

このことによって、ボクはコミュニケーションを世の中の人に伝える活動をしています。

 

 

これ、本当はぜ〜〜んぶ!親の愛情表現

 

 

でも、3歳のボクにはそれが愛だとはわからなかった…

そして、この経験を元に、ボクは『ナメられないように』という、究極の動機を採用しました。

 

この動機は、その後の学生生活から職場に至るまで、全ての人間関係の基盤となりました。

常に『競争』するボクが誕生した瞬間だったんですね。

 

 

結局、してもらいたかったコトはこれだ!

結局のところ、もっと話しをしたかったんでしょうね。

母に甘えたかったんです。

 

 

母を妹にとられたような気がしたのかもしれません。

 

ボクは4歳で家出しようとしてるわけで…

 

 

これはまぎれもなく!!

ボクの独立宣言ですからね。

 

 

甘えたいけど、どうせ甘えられない。

じゃあ、オレは独りでやってくわ。

 

 

この日から、約26年。

4歳から30歳くらいまで。

 

 

コトあるたびに…

誰かれなしに…
(特に女性に)

 

 

気に入らないことがあると、

 

 

『オレに関わってくんなよ』

 

 

と言いまくって生きていました。
(妻には1,000回くらい言ってるでしょうね)

 

 

甘えたいけど、甘えられなかった。

親も必死に生きてて、必死に子育てしてただけなのに。

 

母はいつも愛を差し出してくれていたのに、

 

 

受け取らない!

 

を選択したんですね。

 

 

『受け取らない!』を選択した人が権力を持つとどうなるか?

『受け取らない!』を選択したボクは、頭を使うようになりました。

 

頭を使えば、なんとか世の中を生きていくことができました。

ボクは3歳からどんなことでも”自分の頭”で考えていました。

 

自分で考えたことしか信用できなくなってしまったからです。

ボクの頭の中では、2つの掛け声がずっと聞こえていました。

 

  • もっと考えろ!
  • 考えてどうにもならなかったら…最後はブチ切れちゃえ!

 

 

こんな号令が頭の中に響いていても…

仕事である程度成果をあげると、部下を持ちます。

 

 

部下からしたら、最低最悪の上司です。

でも、成果を出していると、まるでボクの考えがなんの間違いもない『正解』にできたんです。

 

 

そして、ボクは自分を有利なポジションに置くためにも頭を使っていますし、そもそも不利になるようなとこにはいかないので、どんどん嫌なヤツになります。

 

 

そして、ある日…壊れました。

 

 

まとめ

ボクの体験は、特別なものでもなんでもありません。

ちなみに、今は壊れていません(笑)

そして、このワークはその他のワークと同じように、自分自身に気がつくための、とてもパワフルなものでした。

 

 

ボクは頭を使うようになったけど、その人がもともと持っている性質で、傷ついた後の表現は個人によって違います。

  • 傷ついたのをきっかけに、暴力を磨く人もいます。
  • 傷ついたのをきっかけに、詩人になる人もいます。
  • 傷ついたのをきっかけに、頭を使う人もいます。
  • 傷ついたのをきっかけに、やたらと努力をする人もいます。

 

具体的なきっかけも表現も、本当に色々です。

 

 

でも、大なり小なりボク達は、誰しもが傷つくんです。

 

色なんことを誤解して生きてるんですね。

と、同時にそこで才能も磨くわけですが….

 

 

小さい時のことが!!

大人になって、だいたいのことはわかってきてるはずの”あなた”の会社の経営や、お店の運営に100%出るんです。

 

 

売上げをあげたい!と、頑張って色んな勉強をしている人がいます。

自分がいなくても回る組織を創る!といって勉強をしている人もいます。

理念を浸透させたい!と、勉強会をやたら部下に開く経営者もいます。

 

これらのことは、一般的に言えばむしろ正解です。

壊れるまでのボクも、常に学習し、常に自分を監視し、常にピリピリして生きていました。

 

 

 

でも、もう外側だけを学習してもハッピーじゃないですよね。

きっと、あなたも気がついていますよね?

 

 

自分の心の内側をちゃんと見て、自分の心をクリアにして、これまでの体験や学習とつなげていくんだ!

 

 

と決めることが大切なことだって。

 

そうやって、決めている人はスモールビジネスの世界にはまだまだ多いとは言えないです。

まだまだ多くの人は『〇〇の方法』が好きなんです。
(ボクも嫌いなわけじゃないんですけどね(笑))

 

 

あなたがこれまでに学習したり体験してきた『〇〇の方法』と、あなたの心をつなげる。

言い換えれば『動機』をクリアにする。

 

ボクはそういうこともあなたと一緒に取り組めたらと思っているんです。

 

 

10の努力で10以上の成果を”受け取る”のも、10の努力で2程度の成果でもいいや…ってなるのも、全部!!

この瞬間のあなたがもういっかい選び直せることだから…

 

 

 

ボクが自分の体験を、この記事でフルオープンにしてシェアしている理由はたったひとつです。

 

あなたと、

 

 

ありのままの自分

 

 

で働いてもいいんだ!と喜びあいたいからです。

 

よかったら、受け取ってくださいね。

 

 

母へ。

やっぱり産んでくれてありがとう。

息子より。

 

 

近日開催のセミナー・ワークショップ・ミーティング

各地で”インスピレーションマネジメント”の基本となる、コミニュケーションについて学ぶことができます。

ピン!ときた方はぜひご参加ください。お逢いできるのを楽しみにしています。

 

 

 

この記事に『共感したよ!』とか『面白かったよ!』と思った方はお気軽にfacebookをフォローしてね!

プライベートなことが多いので『興味ないよ〜』という方はフォロー解除してくださいm(_ _)m

icon-arrow-down icon-arrow-down icon-arrow-down

最後までお読みいただきありがとうございました♪

この記事のURLとタイトルをコピーする
2017-10-07 | Posted in セルフマネジメントNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA