失敗している経営者の行動パターンから学ぶ!『前のめり』は危険です

この記事のURLとタイトルをコピーする

The following two tabs change content below.

田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

 

やる気ある風にみせる奴がいつも本当に「やる」とは限らない

コミュニケーションの方法を教えた直後に『やってみます!』とか『明日からスタッフに必ず話します!』と言った感じで前のめりな宣言をしてくれる経営者さん。

残念なことに…

だいたいそういう経営者・幹部さんは『ダメ』な結果に終わります。という真実についてお話しますね。

 

 

僕は普段、スモールビジネスの経営者やマネージャーに会社・お店の人間関係がクリアになるコミュニケーション方法を伝えています。

人間関係がクリアになるコミュニケーション方法を、どうしてクライアントは高いお金を支払って学び、自分のモノにするために真剣になるのか?

その答えは簡単で、

 

モノを販売するのもチームマネジメントも

全ては『人間関係』と『コミュニケーション』がそこにあるから

 

です。

 

 

特に業界によっては

『お客様はいるけど、お客様を迎える従業員がいない…人手不足でね。ホント、いま従業員に辞められたら困るよ』

なんてこともあります。

美容業界もその例外ではありませんが、他にもそういう業界は沢山あります。

 

例えば、従業員が会社に入ってきてくれても…

1年後にはその半分になって、その翌年にはまたその半分になってでは採用コストがすごくかかってしまいますよね。

また、毎年同じ人数の新しい雇用ができればいいけど、人口の減りつつある日本では難しい職種もあります。

さらには採用コストだけでなく「仕事を教えてすぐに辞めらた時の気持ち」も、多くの人にとってはゲンナリ感を生み出すもので、どちらかというとこの「気持ち」に参ってしまっている人の方が多いかもしれません。

 

 

だから、自然と『いま目の前にいる従業員』を大切にするようになってきてるんだと思います。

『モノ』であれ、人であれ…本当の意味で大切にされる世の中になってきてるのは良いことですね。

 

 

で、本題です。

僕がセミナーなんかで『コミュニケーションスキル』の重要性と方法を伝えたりすると、中には(初めて参加した人の1割りいないくらい)の人が、前のめりな感じで『やってみます!』と意気揚々と宣言してくれます。

 

結論から言ってしまうと、こういう人はだいたい『新しいコミュニケーションスキルの確立』という意味において”ダメ”ですね。

面白いくらいに、自分のコミュニケーションパターンを変えることができません。

 

むしろ(僕の体験では)セミナー直後は少し沈んでるように見受けられる人のほうが、セミナー後に現実的な変化を起こしていく傾向にあります。

 

ここで、僕がセミナー参加者との忘れられないシーンがあるのでシェアしますね。

 

その日は雪がすごく積もっていた夜でした。

場所は札幌。

セミナーが終わって、無事に懇親会も終わって…

みんなが口々に感謝を伝えて解散!というタイミングで、僕はある参加者の方に声をかけました。

 

「駅までタクシー乗っていかないんですか?」と。

 

すると

「今日は少し歩きたいです。自分に向き合いながら…」と少し照れた様子で僕に言ってくれたんですね。

「そうですか。気をつけて帰ってくださいね」と僕は伝えて、そのまま帰りました。

 

その後の数ヶ月でその方はどんどん自分のあり方を見つめ、会社の中での『コミュニケーション』を改善していきました。

 

 

僕は雪の夜にタクシーの窓越しに、その方の背中を見ながら「変わるんだな」と直感で感じました。

そして、それが現実になっていったことがとても嬉しかったので、このことをハッキリと覚えているのです。

 

 

前のめりな感じで「やってみます」という人はイメージができていないから変われない

僕がセミナーお伝えしていることじたいは、すごく簡単なことです。

簡単でシンプルなことだからこそ、今までのやり方を捨てる「怖さ」に直面します。

その「怖さ」を感じるのは「人間」なら普通のことです。

その怖さの正体は「自分に向き合う」というものです。

 

殆どの人はこれが嫌で逃げ出したくなるのが普通といえば普通です。

だから、変わらないことも逃げ出してしまうことも、僕はなんとも思っていないんです。

 

すぐに変わらないで、もっともっと苦しんだ先に「もう、こんな仕事のやり方は嫌だ!」とか「こんなの自分じゃない!」というタイミングがあって、本当に変わりたくなったら、人は自然と変化しますから。

 

コミュニケーションを学んでいる時に、前のめりな人は「行動」だけでなんとかする。というクセがつちゃってる人です。

そのクセがついちゃっている人は、ネガティブなことのイメージができないがために、そこに対する『対処法』が身についていないんです。

 

だから、その「怖さ」に直面したらすぐに逃げ出して、また別の手法を探し求める学習ジプシーみたいになったちゃうんです。

 

あなたの周りにもいませんか?

すごい情報量を持っているけど、何一つカタチにできていない経営者さん。

 

 

モノゴトによっては『目標達成』で可能なこともあります。

僕も目標を達成するためにプランニングすることが無いわけではありません。

 

しかし『コミュニケーションスキル』を身につけるというのは一般的な目標達成の概念ではうまくいきません。

 

なぜなら『人間関係をクリアにするコミュニケーションを身につける』という目標を達成するためには『行動』よりも『考える』よりも気持ちを『感じる』ことの方が100倍大切だからです。

そして、頑張るより「リラックス」する方がもっともっと大切だからです。

 

前のめりな人は、最初になんでも”気負っちゃう”から、本当に大切なことを達成できないんですね。

もし、あなたが『会社やお店の人間関係をクリアにしたい!』

そして『そういうコミュニケーションを身につけたい!』と感じて、僕のセミナーに参加してくれることが未来にあるかもなら、ぜひ覚えておいてください。

 

『リラックス』の中にしか見いだせない『軽やかな成功』が今の時代にはあるということと共に。

 

 

 

 

スモールビジネスのチームマネジメントはインスピレーションを活用する!

 icon-angle-double-right  インスピレーションマネジメントとは?

 

 

  大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

この記事のURLとタイトルをコピーする
2017-05-01 | Posted in ただの"日記"No Comments » 

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA