北海道地震から元気を無くしていたボク〈静かに自分に向き合った7日間〉

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

前回の出張は名古屋👉博多👉山口👉広島👉岡山👉大阪(関空)👉札幌👉名古屋。

この流れのハズでした。

 

けど、関空が台風21号の直撃で、新千歳空港に行くことができなくなったのでした。
(関西空港から飛び立つ予定だったんですね)

で、神戸空港から一日遅れで札幌に向かうはずが…

 

飛び立つ日の朝、北海道胆振東部地震ほっかいどういぶりとうぶじしんが起こり、新千歳空港の便は全便欠航。

そのまま神戸のホテルから新幹線で名古屋に帰ってきました。

 

ボク自身が直接被害にあったわけでは無いけど、自然災害の影響は受けてるわけです。

 

地震の日、朝から家族や友人たちから連絡が相次ぎました。

ボクが札幌にいると思ってる人たちから。

 

ボクは先程も言ったように神戸でしたから、『神戸だよ。全くもって大丈夫』と、答え続けていました。

当然ですが、みんな『良かったね〜』とか『めちゃくちゃで悪運強いじゃん』と、ボクの安全に安堵の声をもらしてくれました。

 

 

確かに…

ボクは自然災害に合いそうであわない。

 

子供の頃から、なぜか危険なことはギリギリのところで強制回避させられているような、そんな不思議な感覚があります。

そして、周囲の人が言う通り悪運が強いのかもしれません。

 

 

でも、今回はそのことが逆に、ボクの元気を失くさせました。

 

なぜなら、札幌には毎月1週間以上滞在しています。

 

 

クライアント、仲間。

ボクにとって、その言葉の区別はまったく意味のないものです。

 

全員『大切な友人』という、たった一つの意味しかないからです。

 

 

その友人たちが、危険にあってる。

不便な生活を余儀なくされている。

営業をストップしている。

 

それが、なんだかやるせなかったんですね。

 

地震の起こった日、札幌は停電でニュースが見れませんでした。

 

本州のほうがニュースを見れるので、地震についての近況情報が早く手に入ったんですね。

友人たちにTVを写メして、LINEで送っていたりしました。

 

それがなんの役に立つのか?

立たないのか?

ただ、人様の携帯のバッテリーを奪うだけかもしれない。

そんなことを思いながら、送っていたんです。

 

 

頭ではわかってるんですよね。

 

ボクが行っても意味ないし。

そもそも行けないし。

仮に行けたとしても、北海道全体から考えても邪魔なだけ。

 

頭でわかってるのに…

心がちょっと追いつかない感じですね。

 

ボクなんか、遠くにいてこれだから、その場に居合わせた人たちはの心は計り知れないものがあります。

 

その日から、ボクは仕事での発信が止まりました。

プライベートのインスタも更新する気が起きませんでした。

ブログだって、記事を何個も書き溜めてあったのに、どうしても“公開”ボタンを押す気になれず…

 

ただ、ゆっくり家族や友人たちと過ごしました。

と、同時に『自分の人生をどう生きるべきか?』という想いが頭から離れませんでした。

 

ボクは東北の地震が起こった時に、人生を大きく変えました。

今回の北海道地震も、色んな想いが沸き起こりました。

単純に仕事がストップして、久しぶりに時間ができたからかもしれないけど。

 

理由は自分ではわからないけど、なんだか1週間くらい凹んでいて。

その間、静かに過ごしたからかな?

 

また、決意新たにボクが大切にしていきたい『対話』が見えたような気がします。

 

 

最後に

ボクが元気を無くしているのを察知して、リーダーシップ・プログラムを受けてくれているヘアカラーリストの加邉くんがLINEをくれました。

 

『なんでもない声掛けをできるようになるのが、リーダーだよ。それも自然とベストなタイミングでできるようになるものだよ』

 

そんなことを、幾度となくプログラムで伝えてきていて…

まさか、自分自身が何気ないLINEに救われるとは思っていませんでした。

 

 

そして、文面は何気なくても。

そこにある『気持ち』は、とてつもない優しさを含んでいるものなんですよね。

 

ボクが凹もうが元気過ぎようが、何百キロも離れている加邉くんには、直接的な影響は何もありません。

売り上げにも、集客にも、技術にも…

なんの影響も与えないと想うんですよ。

 

けど『心がつながる』って、そういうことじゃないんですよね。

きっと、ボク達は目に見える、見えないではなく、お互いに影響しあって生きる。

そんな気がします。

 

オチもナンにもありません。

ただ、元気になってきたし、自分の役割みたいなものも以前よりさらにハッキリしてきたから、自然体で発信を再開していきたいと思います。

 

 

最後の最後に

日本列島を毎月一周していると、各地で起こる自然災害がより身近に感じるようになりました。

広島や岡山の水害もそうです。

今回の台風21号の被害もそう。

北海道地震も。

 

その土地で一緒に御飯を食べて、呑んで、いっぱい喋って、仲良くなった人がいるから、リアリティが湧くようになったんだと思います。

 

そんな多くの友人。

その友人の大切な家族や友人。

友人たちが育った大切な街。

 

全てが、安心安全の心に包まれますようお祈りします。

 

 

この度、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)よって亡くなられた方々にご冥福をお祈りします。

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

この記事は田口淳之介の日常体験をもとに、個人的な気持ちや考えを綴った…

自由な記事です。

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最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2018-09-12 | Posted in ただの"日記"No Comments » 

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