【提案】部下を動かす!とかダサいことやめて、仕事の素敵なところを語らってはどうでしょう?

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?

 

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ブラック企業予備軍の発想を知って、未然に回避する!

「部下を動かす」というキーワードは、長いこと”上司”にとって、魅力的なキーワードであると思うんです。

 

これは、大企業からスモールビジネスまで、その事業規模に関わらずやっぱり”上司”と呼ばれる人なら、みんな興味関心があるんですよ。

 

でも、正直なところ僕は、

 

こんなダサい話し無い

 

そう思っています。

特に21世紀のスモールビジネスでは…

たしかに日本という国の人口が増えていって、経済的成長が明らかだった時代は、色々と「部下を動かす」ための方法って、有効だったかもしれません。

 

でも…

少子高齢化で、経済的にはグングン伸びるどころか…

のような時代(今ね)に「部下を動かす」なんて発想してたら、行き着く先は「ブラック企業」の発想しか出なくなるなると思うんです。(あくまでも、僕の個人的な意見ですから、「そうは思わないわ〜」と思う人もいると思うけど)

 

なので、ある意味で「部下を動かす」なんて言葉に魅了されてる人は、まんま「ブラック企業予備軍」だとも言えます。

 

で、僕は「部下を動かす❗」ということを考えるくらいなら、まずはこういうことをした方が良いと思うんです。

 

それは、

 

自分たちがお客様に提供している仕事の素敵なところを伝える

 

ということからスタートしたほうが良いと思うんです。

僕は、多くの従業員の人は、自分自身の価値も、サービスの価値も知ること無く働いていると思うんです。

提供している価値を知らないの「動作」だけ伝えられて、やれたかやれてないか?ジャッジされるというのは、かなり危険なことなわけです。

なぜ、仕事の素敵なところを伝えたほうが良いと思ったのか?を思い立った理由があるのでシェアしますね。

 

 

セッション中にクライアントに話していて気がついた「売れる理由」

先日もスモールビジネスの幹部の方に、パーソナルセッション(美容院経営者・幹部のためのミーティングルーム)を提供していました。

 

そこで、売上げが上がってしまう方法を伝えていたんですね。

 

すごくシンプルな話しで

 

”お客様の最高の状態”をお客様にお伝えし、

そこからお客様の時間と予算で、

どれくらいのサービスを受けるかを選んでもらってください。

 

という話しです。

で、これをするためには何が必要ということも、クライアントと話していたので紹介しますね。

 

 

価値を見出す質問を自分にしてみる

それは、次のような質問に応えられるかどうかだよ?というものです。

  1. 自分の仕事は誰のためにあるのか?
  2. お客様にどんな気持ちを味わってもらいたいのか?
  3. お客様がどんな風に喜んでくれたら嬉しいのか?
  4. なぜ、自分はいまの仕事が好きなのか?
  5. どんなゴールを持って仕事しているのか?

(セッションでは、もっと具体的な話しだったのですが、概ねこんな感じの質問をクライアントにしていました)

 

上記の質問が何を導きだしているかというと、お客様に提供したい

 

価値

 

なんですね。

やれることや、サービスの特性も大切なんだけど、それ以上に大切なのがお届けしたい価値

 

で、幹部とか店長と呼ばれる人でも、自分の提供したい価値が定まっていないことがあるわけです。
(もちろん、経営者さんでもそういう人はいます)

 

すると従業員のことを「こういう価値を届けよう!」という仲間ではなく、自分の言うことを聞かせたい人と考えるようになるわけです。

 

こう考えると、「部下を動かす」みたいな、かなりダサい発想に思っちゃいますよね。
(歴史が好きで、部下=兵隊と思ってるのかもしれない。こういう人は…)

 

ちなみに、クライアントがこんなことを言っていました。

 

朝礼で、売上げUpのために〇〇というメニューをお客様に提案しよう!と、やっています。

でも、本当は誰もその価値や、お客様に最終的にどうなってもらいたいか?わかっていない。

ということに気がつきました

 

って。

そうなんですよね。

 

こういうことをしてると、売上げはあがらないし、声掛けをしたかどうか?という、行動量にのみ上司のジャッジの目がいくしで、お客様もスタッフも全く幸せにならないんですよね。

 

単純に、売れる人はお客様と価値を分かち合います。

売れない人は、価値を分かち合いません。

ただただ、それだけです。

 

価値を知らない人に、望んだことをさせようとしてもうまくいきません。

それをしたいなら、やはり金銭や罰則など、アメとムチを使いながら行動を促すしかありません。

でも、それって猛獣使いのすることなわけで。

 

お客様は決してバカではないから、そんなことしてる会社やお店にお金を払わないですよ。

いま、そういう時代じゃないから。

 

 

部下を動かしたい!その欲求とはどこからくるのか?

部下を動かしたい!と思うのは、上司が苦痛や不安という感情から逃れたい。

そういう心理が働いてるんですよね。
(だから、部下を動かく。というキーワードは売れ続けると思うんです)

 

また、部下を動かしたい!と思うということは「部下が動かない」とか「自分の思い通りにできない」という、前提を持っていると思うんです。

こうやって文字にしてみると、(そんなコト考えている人間は)気持ち悪いとしか言いようが無いんだけど、それでもそう思っちゃんですよね。

この気持ち悪い状態から抜ける方法は、いくつかあるのですが、長くなってきたからまとめに入りますね。

 

 

自分たちの仕事の素敵なところを語らう

自分たちの仕事の素敵なところを語らうところからスタートして欲しいんですね。

お金とかも全然かからないし。

 

「僕ね、この仕事にすごい誇り持ってるんだよね〜。だって、お客様があんなに笑顔になってくれてさ…」

みたいなところからでいいんですよ。

 

僕も、自分の提供しているサービスの素敵なところなら何時間でも話せちゃいます。

  • どういう風にクライアントがハッピーになるのか?
  • そのハッピーが、どういう風にクライアントの周囲に広がっていくのか?
  • なぜ、僕はこのサービスをしてるのか?

などなど、100個くらい質問されても、きっと全部笑顔で答えれます。

 

そうやって、自分の仕事の価値を把握してるから、いつもワクワクしていられるんです。

 

ワクワクしてたら、誰かを無理に動かそうとかも思わないのです。

とっても自然な気持ちから、意味のあるを行動していけるものなのです。

 

部下を動かす。その前に、自分の気持ちの動きを感じとる。

そして、同じ仕事をしている仲間に、自分たちの仕事の素晴らしいところを伝えていく。

そんな対話ができる人がこれからの時代に求められていますよね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2016-12-27 | Posted in マネジメントNo Comments » 

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