経営者を悩ます”スタッフとのコミニュケーション”を解決するには?
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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スモールビジネスの経営者の悩みの多くはコミニュケーションについて
スモールビジネスの経営者・幹部の方は僕に、様々なことを相談してくれます。
その中でも一番多い相談ゴトは…
スタッフ(部下)とのコミニュケーションについてです。
ジュンさん…
- 「部下の目が…輝いていないんだよ」
- 「良くなりたい!って言うからアドバイスしてるのに…言うことを聞かないんだよ」
- 「売上げを上げたい!っていうわりに、必要な行動はしないんだよ」
などなど…
スタッフとのコミニュケーションについて、経営者・幹部の悩みは尽きないもの!?
そんな風に感じるほど、沢山たくさんのお悩みを聞いてきました。
そんなお悩みを抱えてしまっているスモールビジネスの経営者・幹部のために、顧問をつとめて幹部育成のサポートをしたり、パーソナルセッションという形のサービスを提供してるわけですが(美容院経営者・幹部の方は専用のセッション、保健室・ミーティングルームというのをご用意しています)実は、スタッフとのコミニュケーションをスムーズに展開していくことは、そんなに難しいことではありません。
どうしてこれだけ多くの人が悩んでいることを、僕が難しいことではない。といいきっているのでしょう?
もちろん、嘘でもハッタリでもなく、根拠があります。
他者とのコミニュケーションとは二次的なモノと知っている
経営者とスタッフがコミニュケーションをとる。
そこで、なかなかうまく伝わらない。
チームが一つになれない。
そういう状態になってしまう。
この原因は、経営者自身が自分とのコミニュケーションに問題を抱えているというものです。
他者とのコミニュケーションとは、自分自身との対話が”表の世界”に表現されたものです。
コミニュケーションとは、自分自身との対話から全てがはじまります。
自分自身との対話がスムーズな人は、部下(スタッフ)ともスムーズなコミニュケーションをとることができます。
逆に、自分自身との対話がうまくできない人は、部下(スタッフ)とのコミニュケーションがうまくいきません。
なんでこんな簡単なことなのに経営者はみんな悩んでいるの?
僕が経営者さんの多くの相談にのってきてわかったことは、殆どの人が自分との対話の大切さを知らない。というものです。
人間は知らないことはできません。
で、自分との対話の方法を知らないので、相手(スタッフ)に変化を求めだします。
アドバイスして、従業員を変えようとするのです。
もしくはアドバイスすることに疲れて、無視するか。
多くの場合そんな状態になります。
当然ですが、他人を変える。ことは誰にもできないし、やろうとさえしてはいけないことなのです。
ただ、単純に
自分との対話(コミニュケーション)の方法を知らない
それが多くの経営者さんを悩ます原因です。
具体的なコミニュケーション方法を知っても変わらない人がいるのはなぜ?
中には、方法を知っても変わることができない経営者さんもいます。
全体の1~2割りくらいでしょうか?
この方たちは「頭ではわかっているけど…」と、ほぼ必ず言います。
僕はその言葉を聞く度に「身体ではわからないんだなぁ〜」と感じています。
要は「頭ではわかっているけど」という人は、実は何もわかっていないのです。
なぜ、具体的な方法をお話ししてもわからないのか?
僕は、すごくそのことに興味があって、ずっと調べてきたのです。で、実はすごく簡単な答えがありました。
話しを聞いていなかった
どれだけ僕がコミニュケーションのマインドセットと具体的な方法を説明しても、その話しを脳で勝手に変換してしまうタイプの人がいます。
こういう人は、話しを聞いていない状態なのです。
話しを聞いていない人には、何を話しても届くわけがありません。
自分に向き合うのを怖れていて、身動きがとれない
自分との対話とは、ある意味で自分に向き合うことです。
自分に向き合うことが普通のこと。
そう感じている人には、歯磨きをするのと同じくらい「やんなきゃ気持ち悪いよね」ってことです。
しかし、自分に向き合うことをしてこなかった人にとっては…
どうやら、死ぬほど「怖い」と感じているようです。
人間は死ぬほど”怖い”と感じていると「身体が硬直」します。
ということは、行動には起こせないということです。
こういう方は「頭ではわかっているけど」というようなことを、口にします。
個人的には、まず「安心」することを優先してもらいたいと思います。
ただ「安心」よりも「苦悩」を選び続けたい人も中にはいるので、なんとも言えませんが…
自分との対話の方法を知って、そういう時間を持って欲しい
僕は、ありのままの自分で働きましょ!
という、ごくごく単純な呼びかけをしています。
ただ”ありのままの自分”じゃない!ということにちゃんと気がついている人は、スモールビジネスの世界ではまだまだ少ないのです。
ましてや、それをオープンにして他者とのコミニュケーションをとる!と決めている人となると…本当に少ないのです。
”ありのままの自分”かどうか?考えたこともない。
もしくは、本当はありのままの自分ではないのに「これが自分だ!」と決めつけて、頑張っちゃう。
頑張っても、コミニュケーションがうまくとれるわけもなく…
むしろ頑張れば頑張るほど、相手との心の距離は離れていくだけです。
そうならないためにも、自分との対話の方法を知って、そういう時間を持って欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♬