このままじゃヤバイ!?変化を嫌う「頑固上司」に接する時の5つの方法
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとってボクのことはどうでもいい]
変化が好き・嫌いは体質のようなもの
人間には変化することを楽しめる人間とそうでない人間がいます。
それは良い悪いではなく、パーソナリティの問題です。
『変化することって楽しい!』と感じる人が「毎日同じ作業の繰り返し」を基本とする仕事につけば、当然のことながら苦しく感じるだろうし、『変化が苦手だなぁ〜』という人が毎日、会う人・やることが変化する仕事につけば苦しむのも簡単に想像できます。
また、パーソナリティとは別に年齢の問題もあります。
年齢を重ねるごとに、変化に対して「面倒くさい」という感覚を覚える人も少なくないと思うのです。
『変化』大好き人間のボクでさえ、21歳の頃よりは「安定」をどこか求める自分がいます。
「変化」に強い・弱いというのは、ある意味で体質のようなものですが、好き嫌いに関わらずスモールビジネスにおいては変化しなくてはいけない時があるのもまた事実です。
特に現代のように“昨日までの正解が一瞬で不正解になるような時代”は、変化に対して柔軟な姿勢でいたいと思うのは、ごく普通の感覚だと思います。
しかし、実際には「頭がかたい…」という人がいて、そんな人が上司で、その人の元で働いて悶々としている部下の人もいます。
今回は、そんな頭のかたい!変化に対して抵抗を示しまくる上司の元で、どうすれば変化を起こせるのか?
また、うまくやっていけるのか?ということをお話ししたいと思います。
変化に対して”NO”という人に対して、自分が抱いている気持ちを感じる
変化に対して”NO”をすぐにつきつけられていると、変化を取り入れたい人はイライラします。
- 「いま、それをスタートさせないとヤバイよ!」
- 「なんでわかんないかなぁ〜?ア◯なのか?」
とか…
そんな自分の頭の中で聞こえる声に、そっと耳を傾けてみます。
すると、多くの場合はこんな気持を感じているはずです。
それは“怒り”の気持ちです。
そして、その怒りのさらに奥底には
「自分の言っていることをわかってもらえない哀しみ」
という気持ち。
その気持ちが存在していることが多いものです。
その気持ちを自分で感じてみてください。
すぐには感じることができないかもしれません。
また、自分だけでは感じることが難しくなってしまっているケースもあります。
ですから、焦らずゆっくり自分の気持ちに向き合ってみてください。
気持ちを感じたら”ストレート”に伝える
自分が奥底に持っている気持ちを感じたら、自分に聞いてみてください。
「その気持ちわかりやすくを相手に伝えたか?」と。
自分の正直な気持ちを伝えずに、論理的に話しているだけでは、相手に『なぜ、変化を取り入れるべきなのか?』ということが伝わらないのです。
そして、実は相手も同じくらい「自分のことをわかってもらえていない」ということを思っていたりします。
それを知って、受け入れてみてください。
例えば、変化と一言で言っても…
あなたにだって受け入れがたい変化はあると思います。
もし、毎日住むところを変えてください。と言われたら?
もし、あなたがちゃんとしたビジネスパーソンで、当然のようにスーツを着て出社しているのに、明日からB-boyスタイルで出社してくださいと言われたら?
やはり戸惑うだろうし、納得出来ないかもしれません。
自分が受け入れられないような「変化」を他人から求められたら、どんな気持ちになるでしょうか?
そして、その時どんな考えが浮かびますか?
あなたが感じたり考えたことと同じことを(あなたにとってはどれだけ正論でも)相手は感じています。
このように、イメージの中で「もし、自分だったら?」と確認するだけで、気持ちを正直に伝えると分かり合える確率があがるのが、なんとなく想像できると思います。
伝えてもダメな場合は〜その①
変化が苦手な人は「証拠」を欲しがります。
個人的には、やっていないことを「証拠」として出すことは不可能だと思っています。
なので、証拠を欲しがる人にボクが証拠を提出することはまず、ありません。
ハッキリ言ってしまうと、スモールビジネスを運営していく上で、未来に対して『これは絶対大丈夫!』なんて証拠が存在するわけがありません。
なので、証拠を欲しがる人に『イラッ』としてしまう自分がいます。
そういう時には、先ほどお話ししたコト(自分の気持ちに向き合う)をすぐに実行するのですが…
ただ、証拠を出さなくても『変化』のスタートを切る方法があります。
それは、変化を起こすような新しいことをスタートさせる場合、自分が描いていたことの6分の1。それでも難しい場合は10分の1くらいに規模を縮小してスタートさせるのです。
この方法は、単純に相手が感じる”変化に対してのハードル”が下がります。
相手に「大きな変化」と悟らせずに、小さい変化で「徐々に慣れる時間」を提供していくのです。
これができるができないかは、そのまま周囲を「巻き込む力」を持つ・持たないに直結していきます。
以下のどちらの自分になりたいか?ということがテーマですね。
- 変化を速やかに起こせる自分×周りと一緒に変化を体験できる自分
- 変化を速やかに起こせる自分×周りとは変化を分かち合えない(分かち合わない)自分
a・bのどちらが良いとか悪いではなく、どのシーンでどちらの自分でいたいのか?ということが大切です。
伝えてもダメな場合は〜その②
気持ちも考えも伝えたし、小さい変化から慣れるようにもした。
なのに、まだ新しい取り組みに賛同してもらえない。
そんな時は次の項目もチェックしてください。
•なぜ、あなたは変化を必要としていますか?
•何が1番の動機になっているのでしょう?
この問にはいつも、大きく分けて2つの答えが用意されます。
1つは危険が迫ってきそうだから、その危険をかわさなければいけない。というリスク回避。
もう1つは、もっと良くしたい!というポジティブな欲求。
リスク回避が動機で、リスク回避をしなくては!という話しをあなたが相手にしているなら、大前提として相手もリスクを感じとる能力がないと共感してもらえません。
また後者の「もっと良くしたい!」という欲求なら、相手もあなたと同じように「良くしていく!」という思いを持っていなくては共感してもらえません。
自分自身の動機を自分で認識したら、次はその”動機”が相手との共感を生むかどうか?
そこをチェックしてください。
もし、相手があなたとは違う動機でも「あなたのやりたいこと」を応援してくれるなら、それはそれで成功です。
あなたと同じように”思う”ことを相手に求めていると、人によっては「強制されている」感覚を覚え、あなたの提案には拒否反応を示します。
拒否反応を生み出さないようにするのは、とても大切なことです。
それでもやっぱり変化に対してNOなんです。上司が…という場合
これまでにお話したことをすべて実行してもなお、変化に対してNOと言われることもあると思います。
もちろん、その”NO”の理由をしっかり聞いて、あなたが納得できていればなんの問題もありません。
どんなことにもタイミングというものがありますから、ひょっとしたらあなたが焦っているだけかもしれない。
そんな角度で全体を見てみる必要もあると思います。
ただ、そうではなくて「頭ごなし」に変化に対してNOと言われているなら…
そして、そのNOをあなたが受け入れてしまったのでは、あなたの仕事が時代とマッチングしない。
そう感じるなら、別の手を打たなくてはいけません。
普通はどうするのでしょうか?
正直なところ、ボクにはわかりません。
これが原因で、会社やお店を離れるという選択をする人もいると思います。
我慢し続ける。という選択をする人もいると思います。
喧嘩し続ける。という選択をする人もいると思います。
どの選択も選ぶ人の自己責任だとは思いますが…
ボクの場合は「勝手に結果を創る」にフォーカスします。
というのも、どれだけ話してもみんながみんな共感したり分かり合えるわけではないからです。
話せば話すほど「自分とは違うな」と誤解させることもあります。
価値観や見ている未来が自分と違う人には、体験・体感を提供するしかないのです。
中には「目に見えたことしか信じない」と決めている人もいるからです。
そういう人を説得し、納得してもらうのが不可能な場合は、いったんは自分のトライにフォーカスして、結果をわかちあうということもありだと思います。
現実的には相手の賛同を得られない時は「この方法が1番スムーズ」だと思うのは、ボクの個人的な体験から導き出したものです。
だから、他にも方法はいくつもあるとは思います。
しかしこういうことも言えます。
変化を嫌う人は、ある側面から見ると「昨日までは」という過去に生きる人です。
過去に生きる人には「いま」の話しが入らないのは、当然といえば当然なのです。
その当然のことにアプローチして行く過程で、自分が成長していけばいいわけです。
そして、その成長の結果「無理なものは無理」と冷静に判断できるようになり、さらには無理だけど相手に対しての価値判断はしない。
相手は相手。と優しく思うことができたら、それが一番価値のあることだとボクは思っています。
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以上、変化を嫌う頑固上司に接する時の5つの方法でした。
実際に試したらうまくいった!とか、途中〇〇でツマヅイている!なんて声をどんどんコメントやブログのメッセージでもらえると嬉しく思います。
また、本当に切実に悩んでいたり、打開策を打ち立てるために時間を掛けたくない方は、パーソナルセッションを受けてみてもらってもいいと思います。
もし、あなたが経営者で部下から[変化]のプレッシャーを受けていたとしても、問題をクリアにする方法は必ずあります。
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