スタッフとのコミュニケーション!相手が傷つかないかなぁ?って考えちゃう人へ
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
事実を事実として話せない人。
(このような方のコミュニケーションには、いくつかの特徴があります。また、タイミングをみて記事にしたいと思います)
どうですか?
あなたのまわりには事実を事実として、ハッキリ明るくお伝えできる人はいますか?
事実を事実として言うことができない人も多いけど、こんな方も案外いらっしゃいます。
今日 (2016-07-20)もとある経営者さんからのご相談。
その中にあった件について。
[speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”経営者 さん”]私は、事実を言うときどうしてもきつくなっちゃうというか、きつくとられちゃう。で、スタッフを傷つけるのは嫌なの…だからスタッフになんて話せばいいのでしょう? [/speech_bubble]
切実なお悩みですね。
で、このお悩みに対しての結論はこうです。
本当は事実を言うことがきつくなる。というのは、幻想です。
事実は事実なのです。
例えば、次の写真を見てください。
事実は「リンゴが三個ある」です。
これには、何の意味もありませんね。
意味は見た人が勝手につけることができます。
例えば、「美味しそうだなぁ〜」という意味をつける人もいるかもしれなし、「誰かにプレゼントしたいな!」という意味をつける人もいるかもしれなし「リンゴは苦手だわ〜」と、事前につけていた意味を想い出す人もいるかもしれません。
10人いれば10通りの意味があります。
でも、事実はリンゴが3つある。ということであり、それは変わりません。
この事実を言うことが「きつく」なる。または、きくつ捉えられるということに対する心配は無用ですね。
なぜなら、リンゴが3つあることはきつく言いようが無いからです。
それが事実なのです。
そして、事実に勝手な意味付けを行えるのが人間です。
今回のセッションの中で、ご相談者は自ら気づきました。
事実に対して、自分自身が様々な意味を勝手につけていたことを。
この記事をご覧の方も参考になるかもしれないので、シェアしますね。
1つ目は「言い方」の問題
要は、表現方法ですね。
リンゴでお話しすると、「リンゴが3つあるよ\(^o^)/」と「リンゴが3つあるよ(-.-)」ではニュアンスが違いますね。
事実は「他人を傷つけてしまう」という意味を勝手につけてしまい、傷つけまいと変な話し方になる。
そうすると、事実を伝え合うコミュニケーションの最初から「リンゴが3つあるよ(-.-)」というトーンで話してしまい、コミュニケーションの空気が重くなる。
すると、ますます事実で傷つくシーンを目にすることになり、自分の中で「言い方に問題がある」と少しずつ本当のテーマからそれていきます。
(伝わりにくいかな?もし、わかりにくかったらコメントくださいね)
では、なぜこんな「言い方」の負のスパイラルに迷い込むのでしょう?
それは、コミュニケーションをとっている相手に対する「期待感」が過剰な場合に起こります。
(他のケースもいっぱいありますが)
自分が相手と合意も取っていない内容に関して、勝手に期待していた。ということ。
この期待感が強く、同時に相手を傷つけたくない。相手に嫌われたくない。
そんな想いを持っていると、本当に伝えあいたいことから遠ざかって、話していることがよくわからない感じになっちゃいます。
コミュニケーションの本質からズレてっちゃうわけですね。
いかがでしたたでしょうか?
あなたのまわりにも、こうやって無意識にコミュニケーションの本質からズレてしまう方がいるかもしれません。
ひょっとしたらあなたが、そうかもしれません。
実は僕も、過去にはこのテーマでかなり苦しんだことがあります。
だからこそ体験者の僕は、ほんの少しの質問で相談者が「自ら気づく」セッションを提供できてるんだと思います。
ある意味で、コミュニケーションは永遠のテーマでもあると思います。
僕自身も、常に学びだと感じています。
特に身近な人とのコミュニケーションになればなるほど「伝わってるよね!」「わかってくれるよね!」という期待感が無意識にふくらんでしまうからです。
この記事をご覧のあなたも、リラックスできる環境で自分のコミュニケーションについて振り返ってみるのもいいかもですね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬