スタッフとのコミュニケーション!相手が傷つかないかなぁ?って考えちゃう人へ

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 3 分です。

InspirationManagement_事実とコミュニケーションと感情

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

事実を事実として話せない人。
(このような方のコミュニケーションには、いくつかの特徴があります。また、タイミングをみて記事にしたいと思います)

 

どうですか?

あなたのまわりには事実を事実として、ハッキリ明るくお伝えできる人はいますか?

事実を事実として言うことができない人も多いけど、こんな方も案外いらっしゃいます。

 

今日 (2016-07-20)もとある経営者さんからのご相談。

その中にあった件について。

 

[speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”経営者 さん”]私は、事実を言うときどうしてもきつくなっちゃうというか、きつくとられちゃう。で、スタッフを傷つけるのは嫌なの…だからスタッフになんて話せばいいのでしょう? [/speech_bubble]

 

切実なお悩みですね。

で、このお悩みに対しての結論はこうです。

 

本当は事実を言うことがきつくなる。というのは、幻想です。

 

事実は事実なのです。

例えば、次の写真を見てください。

apple

事実は「リンゴが三個ある」です。

これには、何の意味もありませんね。

 

意味は見た人が勝手につけることができます。

 

例えば、「美味しそうだなぁ〜」という意味をつける人もいるかもしれなし、「誰かにプレゼントしたいな!」という意味をつける人もいるかもしれなし「リンゴは苦手だわ〜」と、事前につけていた意味を想い出す人もいるかもしれません。

 

10人いれば10通りの意味があります。

でも、事実はリンゴが3つある。ということであり、それは変わりません。

この事実を言うことが「きつく」なる。または、きくつ捉えられるということに対する心配は無用ですね。

なぜなら、リンゴが3つあることはきつく言いようが無いからです。

それが事実なのです。

そして、事実に勝手な意味付けを行えるのが人間です。

 

今回のセッションの中で、ご相談者は自ら気づきました。

事実に対して、自分自身が様々な意味を勝手につけていたことを。

この記事をご覧の方も参考になるかもしれないので、シェアしますね。

 

 

1つ目は「言い方」の問題

要は、表現方法ですね。

リンゴでお話しすると、「リンゴが3つあるよ\(^o^)/」と「リンゴが3つあるよ(-.-)」ではニュアンスが違いますね。

 

事実は「他人を傷つけてしまう」という意味を勝手につけてしまい、傷つけまいと変な話し方になる。

そうすると、事実を伝え合うコミュニケーションの最初から「リンゴが3つあるよ(-.-)」というトーンで話してしまい、コミュニケーションの空気が重くなる。

すると、ますます事実で傷つくシーンを目にすることになり、自分の中で「言い方に問題がある」と少しずつ本当のテーマからそれていきます。
(伝わりにくいかな?もし、わかりにくかったらコメントくださいね)

 

では、なぜこんな「言い方」の負のスパイラルに迷い込むのでしょう?

それは、コミュニケーションをとっている相手に対する「期待感」が過剰な場合に起こります。
(他のケースもいっぱいありますが)

 

自分が相手と合意も取っていない内容に関して、勝手に期待していた。ということ。

この期待感が強く、同時に相手を傷つけたくない。相手に嫌われたくない。

そんな想いを持っていると、本当に伝えあいたいことから遠ざかって、話していることがよくわからない感じになっちゃいます。

 

コミュニケーションの本質からズレてっちゃうわけですね。

 

いかがでしたたでしょうか?

あなたのまわりにも、こうやって無意識にコミュニケーションの本質からズレてしまう方がいるかもしれません。

ひょっとしたらあなたが、そうかもしれません。

 

実は僕も、過去にはこのテーマでかなり苦しんだことがあります。

だからこそ体験者の僕は、ほんの少しの質問で相談者が「自ら気づく」セッションを提供できてるんだと思います。

 

ある意味で、コミュニケーションは永遠のテーマでもあると思います。

僕自身も、常に学びだと感じています。

特に身近な人とのコミュニケーションになればなるほど「伝わってるよね!」「わかってくれるよね!」という期待感が無意識にふくらんでしまうからです。

 

この記事をご覧のあなたも、リラックスできる環境で自分のコミュニケーションについて振り返ってみるのもいいかもですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2016-07-20 | Posted in マネジメントNo Comments » 

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