ダメな部下の上司は必ず『頑張りやさん』という人間関係の不思議❗
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田口 淳之介
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読了時間 約 4 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
先日、富山県高岡市のグランボーテという素敵なヘアサロンでスモールビジネスサポートを行ってきました。
※スモールビジネスサポート(仮名称ですが)とは、スモールビジネスに必要なこと(集客・商品・チームマネジメント)+人間関係をクリアにするコミュニケーションを使いこなせるようにするための10回コース〜年間サポートです。
グランボーテさんは美容室・ネイル・アイラッシュなどで10店舗を持つ会社です。
看板もすごく立派!
僕は月に一度、名古屋から富山県まで行ってスモールビジネスサポートを行っています。
今回は初めて自宅から車で行ったのですが…
電車より楽でしたね。個人的には。
(名古屋から北陸行くのって、なんであんなに電車だと時間かかるんだろう?)
で、今回のテーマですが経営者・幹部と部下とのコミュニケーションについてです。
うまくコミュニケーションがとれれば、みんなが気持ちよく働けて、その空気の中でお客様にサービスを提供して、それが結果として売上げになる。
そういう気持ちよの良い環境を創るためのコミュニケーションについてお話しますね。
※記事の内容は特定の個人・会社のことではありません。よく相談される一般的な質問に答えた記事です。
『言わなきゃいけない』じゃないよね!『聴いてあげなきゃ』だよね❗
色んなクライアントのところで、店長クラスの方によく相談を受けるのがこんな部下についてです。
(美容院だと、たいていこんなアシスタントが一人はいる感じかな)
- 返事が小さい
- 朝のテンションが低い
- 接客にムラがある
- 仕事を選んでいて、協力姿勢が薄い
- 仕事が終わると急に元気になる
コレだけ見ても、大抵の人は『ダメな奴だなぁ』と感じたり『イラ立つわ〜』と感じると思います。
で、こういう部下に対して店長は”ちゃんとするように”叱ったり諭したり、とにかく色んな手法を尽くすのも一般的です。
しかし、多くの場合その方法のどれを使ってもたいした解決にはなりません。
良くて『言ったときだけ少しマシになる』というくらいのものです。
悪ければ『全く良くなることもなく陰口を言われたりする』ものです。
では、一体どうしたらいいのでしょうか?
その答えは『ダメな部下』ではなく『ダメな部下』としてその人を見ている『店長』にあります。
ダメな部下の上司は必ず『頑張りやさん』
僕のところに相談にきてくれるスモールビジネスの経営者・幹部の下には必ず『ダメな部下』がいます。
ダメな部下の上司をみていくと、そういう人たちには一つの絶対的な共通点があります。
それは、必ずみんな『頑張りやさん』なんです。
(これ、人間関係の不思議の一つです)
- 「仕事なんだから、この程度はきちっとするべき!」
- 「上司には礼を尽くすべき」
という具合に、挙げればきりがない色んなルールを持っていてそのルールを(自分自身も)守ることに『頑張っている』人達です。
(本人が無意識だとしても)
こういう状態にある店長(経営者や幹部)の意識は、必要以上に部下に『ちゃんとさせること』に向かっています。
この状態は、とても危険です。
誤解しないで欲しいのは僕は『ちゃんとすることは必要ない』なんてコトは言っていません。
ただ”必要以上”に意識が注がれると危険ですよ!という話しをしているだけです。
なぜなら『ルールが守られていない!』ことに過剰反応するからです。
そしてルールが守られていないとすごく不安を感じるのです。
その不安を打ち消すために、部下にルールを守らせることに必死になります。
『必死』になった状態からの発言・言動の全ては、部下からは『邪魔くさい』ものであり『鬱陶しい』ものでもあります。
そう部下に感じさせるような
一方的なコミュニケーションで、
部下が言うことを聞くわけもなければ、
良くなることもありえない
のです。
しかし『頑張っている』状態の人は、これが理解できません。
というより理解したくありません。
理解する能力が無いのではなく、理解しようとする『心の状態』では無いのです。
だから、まずはこんな質問を自分にしてください。
- 『自分が部下にしていることをされたら、言うこと聞くかな?』
- 『他に楽しくなるような方法って無いかな?』
- 『いまの自分って好きかな?』
こうやって、自分に質問していくことで少しずつ、現状を変えるための違う方法が見えてくるものです。
そして違う方法には必ず『言わなきゃいけないことは、言わなきゃいけないでしょ!』という側面にプラスされて
『聴いてあげなきゃ、相手のことはわからないよね』
という側面が追加されるのです。
頑張りすぎてる人は、自分にプレッシャーをかけすぎていると思うんです。
自分に『私はよくやってるなぁ』と声掛けしてくださいね。
ぜひ、リラックスして自分の心と対話してみてください。
※この記事に書いてあるようなことを、スモールビジネスサポートでは会社(サロン)にて具体的にレクチャーしていきます。
特に『具体的にどう伝えるのか?』というのを、目の前で実演しながらすすめていくのが特徴です。
知識を増やすだけでなく、その場で体験していくことを最も大切にしています。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬