スタッフに良い顔してる経営者は、自分の心を痛めつけてるのかもしれない
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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副題
僕がミーティングでスタッフにシェアしたリアルな話し
先日、ミーティングで僕は3つのテーマについて若いスタッフ(仲間)と想いや考えをシェアしました。
そのうちの1つを今日はご紹介します。
僕の興味のあること
僕の興味のあることをスタッフに改めて話したのが次のことです。
僕はお客様がキレイになって、当店にもう一回ご来店すること。
みんなが成長し物心ともに豊かになること。
このことにしか興味が無い!!
という至ってシンプルな話しです。
なぜ、僕がこんなわかりきったことを仲間に言うのか?
それは、わかりきったことほど何度も伝えるのが大切だと考えているからです。
そして、話したこと以外僕は本当に…興味が無いのです。
だからそのことを「知っておいてもらう必要があるなぁ〜」と思って、伝えたのです。
で、この話しの後に以下の説明を付け足しときました。
僕の仲間(スタッフ)に対する3つの関わり合い方
- やると決めてる人
- やる気のある人
- 自分のペースを変更する予定が今のところない人
スタッフには色んな人がいます。
また、その人の”人生の時期”によって色んな思いを抱えていると思います。
成長欲が溢れている時期もあれば、プライベートの充実に意識が向いている時期もあるでしょう。
結婚や出産によっても、仕事に対する意識の変化は見られます。
また、取り組むモノゴトによってもホント様々な状態があります。
それをざっくり大きく3つのタイプに分けて、
ちょうど良い関わり方を大切にしてるよ!
ということをお伝えしたのです。
aの「やる」と決めている人に対する僕の関わり方
やる。と決めている人って、なんにもしてあげない優しさが必要だと思うんですね。というか、何かをしてあげる必要性がない。
もし何かして欲しいことがあれば本人から言ってくると思うので、こちらからどうのこうのっていうのが無いと思うんです。
キレイな言葉を使えば「見守る」という言葉が近いように思います。
bの「やる気のある人」と決めている人に対する僕の関わり方
僕の中でaとbは全く違う人種です。bの人は、やる気が出てきているというか、なんというか「モチベーションの高い人」って感じです。
aの「やる」人とは、安定感の面で違いがあります。aの人より不安定な感じが僕の中でするのがbの人。
bの人には「やる気があるんだね〜」という感じで接しています。
・・・文章にするとよくわかんないですね。(絶対伝わらない…これじゃあ 笑)
やる気のある人には、具体的なことを考えるきっかけになるような質問をする。
ということを大切にしています。
やる気はあるけど、すぐにそのやる気が下がる人っていませんか?
そういう人は必ずと言っていいほど「具体性」にかけるのです。
僕は別に壮大な計画をスタッフから聞きたいわけじゃないんです。
ただ、最初の一歩と二歩目くらいはどうするのか。
その人自身の考えを持っていて欲しいと思うのです。
そのために、その人に質問をすることで、その人自身が考えるきっかけになれば嬉しいと思って接しています。
c.自分のペースを変更する予定が今のところない人に対する僕の関わり方
cの人は自分を変えたくない!ということを決めています。その状態にある人には、僕は「ありがとう」しか言いません。
本人が「変わりたくない」という状況にいる時に、外部からの力で変えようとするのは、変化そのものが訪れるのを遅くしてしまうことだと思うからです。
また、自分がされたくないことを他者にしない。という当たり前の感覚で接しているので、「仕事がんばってくれてありがとう」しか思わない。というのが本当のところです。
で、チームマネジメントで悩める経営者・マネージャーの多くは、このcの方に対して
なんとかしたい!&なんとかせねば!
と思っている人なんですよね。
個人的には「放っといてあげればいいのに〜」と思うのですが…
そんな悩み多き方たちの言い分にも色々あります。例えば、
- ダメな奴を再生したい(経営者としての責任がある!)
- そういう人を放っておくような、そんな自分が許せない(自分のことを冷たい人間だと感じるのが嫌!)
- 完璧なチームにしたいから、そんな奴がいるのが気に入らない etc…
色んな理由を沢山の方から聞いてきました。
どの理由も、悩んでいる人には大切な理由で、良い悪いという判断は僕に下せません。
ただ、それらのお話しを聞いていて僕はこう感じたのです。
「結局、相手(cの人)を変えたい。と言いながら、自分(経営者)が変わるのは嫌なんだろうなぁ〜」
と。
その気持がわからないわけではありません。
でも、現実的には不可能なことを言っているので、とても非生産的なのです。
(そもそも、その考えを持っている時間が!!!)
また、cの人とcの人に悩む人は全く同じ性質を共有してるとも思うんです。
だからこそcの人に執着するのかもしれませんが…
人には変わるタイミングや、変わりたいタイミングがあって、そのタイミングを掴むには自分自身がふんわり柔らかくいる。
そんなあり方でいた方が、何かとお得だと思うのです。
いかがですか?
ある人は僕のような考え方の人を「冷たい!」と言うかもしれません。
ある人は「そういう優しさもあるよね」というかもしれません。
僕自身は「自分に優しくいる」と決めてるだけで、どの角度から発せられた、どの人の、どんな声もどうでもいいのです。
自分自身が
- 何がしたいのか?
- どんなサポートができるのか?
- できないのか?
そのことにフォーカスするのが1番大切なことだと思うからです。
あなたはあなたに優しくしていますか?
自分に優しくしてるところから、仲間と色んなことをシェアできたらハッピーですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬