底上げとは何なのか?チームを長期的に伸ばす時の思考法
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとってボクのことはどうでもいい]
チームが上昇していくには、2つの要素が必要です。
一つは「勢い」
二つ目が「底上げ」です。
「勢い」の力を使える時にはある一定のパターンがあるようです。
ボクも、まだその全てを研究できたわけではありませんが、これまでに見てきたパターンの一部を紹介します。
- 会社が若い(創業から7年未満)
- 魅力的でエネルギーの高いスタッフの加入
- ヒット商品が連続して存在した
- 経営者の代替わりが行われた
などです。
「勢い」は会社やお店、個人でもそうですが、一気に現時点からステージを上昇させてくれる、それはそれは大切なエネルギーです。
しかし、会社でもお店でも商品でも営業マンでも…
ず〜っと「勢い」に乗っていられるか?というと、そんなことはないですよね。
創業経営者はこの「勢い」を自らが創りだすような「台風の目」になる人がとても多いと思います。
その分、大きなアップ・ダウンを生み出してしまう側面も持ち合わせている方が多いように思います。
二つ目の「底上げ」についてお話しします。
底上げとは、勢いに比べてとっても「地味」な作業を繰り返して育まれるものです。
なぜなら、底上げとは「最低ライン」を上昇させることだからです。
例えば、10人のチームで各自がブログをスタートしたとします。
勢いのあるうちはみんながコンスタントに毎日か、それに近い頻度で更新していたとします。
しかし、勢いを失ってきたチームは、少しずつサボり始めます。
そして、いつしか10人が書いていたブログは1人しか更新していない状態になります。
この場合、チームレベルを1レベルとしましょう(10レベルを最高として)
そこで、底上げをすると10人中3人が更新を続けるようなチームになります。
すると、チームレベルは3レベルまで引き上げられます。
このチームレベルを1から3に引き上げるのは、派手さも無ければ、すぐに結果が出ることでも無いのです。
そのため「勢い」で稼いだことがある人は、この行為を受けいれ難いようです。
もっと言えば、この底上げがなぜ大切なのか?
その意味すらわからないことが多いようです。
しかし、ロングスパンで会社・お店(チーム)を良い状態にしていこう!と考えた時には、とても重要なことに気がつきます。
『底上げ』を繰り返していくと、チームの芯が強くなります。
そこに、勢いが出た場合は、なおさら素敵な現象になります。
うまくいく時と、そうでない時の差が激しい経営者・マネージャーの殆が(この場合の例で言うと)ブログ発信を
全員やっている
・
全員やっていない
の軸で判断してしまいます。
この判断基準では「底上げ」はできません。
また、勢いをコントロールするのは、かなりの知性と自分の心を律する必要があります。
しかし、「底上げ」はコツコツとやっていく決意さえ持てれば、そこまで難しいものではありません。
もし、あなたが
「いま、うちの会社(お店)は「底上げ」を大切にする時期だなぁ」
と感じているなら、何をコツコツしていけばいいのか?少し未来を想像してみてください。
※「勢い」を使った上昇と「底上げ」がのコンビネーションが必要なのであって、どちらも片方だけでは不十分です。
※この記事では「底上げ」の具体的な手法は明らかにはしていません。もし、「底上げ」をした方が、より自社(自店)は良くなる!と感じていて、さらに「底上げ」の具体的なワークフローとマインドセットを知りたい方は、パーソナルセッションorセミナー・顧問サポートでお聞きください。
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