これをすれば会社が衰退する可能性大!!僕の失敗をシェアします
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
僕が、稼業レベルでやっている…と感じていた会社を、組織化して会社らしくする!
と決めた時、一番最初に取り組んだのは(2010頃でしょうか…)
全てのことを「文章化」する
ということです。
記事のタイトルの”これ”とは「文章化」です。
- 文章化すれば、毎年入ってくる新人にも同じことが教育できる!
- ルールも明確になる!
- 誰が伝えても、同じことが伝えられるから安心!
文章化することは、普通に考えればメリットが多いように思います。
さらに、その頃の僕は Macを使い始めたことも相まって、会社の方針や経営計画をオシャレな冊子風に制作していた覚えがあります。
当時の僕は完全な自己満足に浸っていたわけですが、現在の僕は…この行為を
かなりの割合で「否定」しています。
なぜなら、文章化した時点で、会社(お店)が硬くなるからです。
「硬くなる」とは、言い換えれば「変化」に弱くなるのです。
変化に対して、テンポが遅れるのです。
この変化のスピードが速い時代に、物事の決断・実行のテンポ遅れは致命的です。
本来、文章化されたことはお客様に喜んでもらうためのことでなければいけません。
しかし、お客様の求めることは、その時々・そして個々に変化するわけで、それに合わせて会社(お店・チーム)も変化しなくてはいけないのです。
当然のことながら「お客様に喜んでもらえるようなこと」をすればお客様に貢献できます。
文章化されたことをを忠実に守ったから喜んでもらえる。とは一概に言えないわけです。
もちろん、このロジックが言い切れるのは、スモールビジネスにおいての話です。
(取り扱っている商品や従業員数で、一概には言えないのも事実です。)
また、文章化しても、それを常々簡単にアップデートできる文化があれば、文章化の全てが悪いわけでありません。
(この文化を創れたら、そもそも文章化がどうとかの次元ではないわけですが)
がっ!文章化のデメリットをしっかり理解しておかないと、危険なのは間違いないと思います。
また、様々な会社を見ていく中で気がついたことがあります。
文章化がきちっとされている会社(お店)は役割がしっかり決まっているのです。
役割がしっかり決まっている会社はモノゴトの決断スピードが以上に遅いのです。
それは、その会社が縦の組織構造を持っている証明なのです。
それで通用した時代なら、僕も確実にその組織構造を構築したと思います。
しかし、現代において「遅い」というのは、色んなビジネスで致命傷です。
いや、「本当に良い物を創る」というようなものには時間がかかります。
また、それを待つ楽しみもあります。
待った分だけ「価値」があがります。
しかし、多くの「待つ」ということは、インターネットが普及し、スマフォも普及した現代では、
ただただ「煩わしい」だけ
のことなのです。
現在の僕は文章化して、自分の考えていることを明確にはしますが、それを仲間に配布するようなことは殆どしなくなりました。
なぜなら「いらない」からです。
あなたは、文章化をどう考えますか?
文章化のメリット・デメリットを自分の中で再定義してみる時間をもつのは大切なことだと思います。
ぜひ、自分&仲間&お客様にあったスタイルを構築してください。
正解はあなたの中にしかありませんから♪
音声ファイル:会社を硬くする方法(これをすれば、スモールビジネスは衰退するかも)
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬