愛でまわすPDCAか?それとも怖れでまわすPDCAなのか??

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 

 

あなたはどんな動機でPDCAをまわしていますか?

ビジネスをしている方なら、誰でも一度は聞いたことがある。

もしくは、意識していること。

それがPDCAですよね

 

PDCAについては、検索すれば”すご〜くわかりやすい説明”が書いてあるサイトがたくさんありますから、ここではPDCAの説明を省かせてもらいますね。

で、今回はちょっとボク独自の切り口でPDCAについてお話ししてみたいと思います。

 

 

PDCAをまわす、本当の目的について

なぜ、PDCAをまわすのか?という動機についてのお話しです。

仕事をする時に、ボク達は色んなことを考えます。例えば…

  •  お客様に喜んでもらいたい!
  • 儲けたい!
  • 売上げ目標を達成しなくちゃ…
  • 結果を出して認められたい!
  • 夢を叶えたい!

 

ホント、人それぞれに色んな想いがあると思うんですね。

個人的には『どんな想いも、その人に必要な思いなんだな』と感じています。

ただ、その想いをさらに深くみていくと!!ボク達の行動にはたった2種類しか動機がないことに気がつきます。

それは、愛か怖れです。

 

『愛』からの行動は、色んな人をつなげていったり、サポートし合えたり、みんなが喜んだり成長できると思うんです。

『怖れ』からの行動は、人が離れていったり傷つけあったり…そこに関わる人が嫌な気分になって、バラバラになる。

そんなイメージだと思って下さい。これ以上『愛』・『怖れ』という言葉を単体で説明するのは、ボクには難しいので、PDCAにあわせて説明します。

 

 

『愛』でまわすPDCA

PLAN(計画)愛でまわすPDCAのP(計画)のパート

計画を立てる時に『ワクワク感』があります。また、その計画に関わる人の笑顔が見えてきます。

最初に『笑顔』が見えているので、どんな『目的』で計画をたてるのかが明確になりやすいものです。

もし、すぐに『目的』が明確にならなくても、心配することはありません。なぜなら、その計画を立てる人とその計画によってハッピーになる人の『笑顔が無くなること』はしない。ということが決定されるからです。

 

スモールビジネスにおいて、最も大切なことは『することよりしないこと』を決定することですから、これは理にかなっていることですね。

 

もう一つは、愛のあるところには『責任』があります。

”責任をとる”ということに消極的というのは、あり得ない状態です。

スモールビジネスにみるチームマネジメントの破綻には必ず『無責任』が存在します。

例え、役職についていても心の中に『無責任』が存在しているひとは日本中にいます。

 

愛のあるPDCAにはコミュニケーションがあって、コミュニケーションには必ず『合意をとる』ということが含まれますから『責任をとる』ことが普通の状態になります。

※多くの人の中で『責任を取る』というのに、ネガティブなイメージ・自分だけ辛い思いをするイメージがあると思います。ここで言う『責任』とは、そういうものとは全く違います。

 

 

DO(実行)愛でまわすPDCAのD(行動)のパート

愛がある実行というのは、自分と関わる人に思いやりがある状態と言っていいと思います。

もちろん、スモールビジネスの実行段階には『厳しさ』が必要なこともあります。また”甘いだけ”と愛がある実行は全く違います。

 

例えば、愛がある実行には『最終的には関わった人々が成長するか?』というような、一つのガイドラインがあるものです。

お客様も従業員も会社も、計画を実行していく。その体験の中で『成長していく』というのが『愛のある実行』の特徴です。

 

 

CHECK(評価)愛でまわすPDCAのC(評価)のパート。

愛で計画をたて、実行しているので、評価もスムーズです。

というのは『誰か一人が責められる』という状況が存在しないので、本当の意味で課題や問題点を見ることができるからです。

よくPDCAがまわらないのは、PDCAを回す目的が決まっていないからと言われます。次に『評価』の測定方法を決めていないからと言われます。

この2つはボクも真実だと思います。

 

しかし、もう一つ付け加えるなら『評価』が『仕事』そのものにではなく『人』にダイレクトにいくからという理由もあると思います。そして、その『評価』が評価ではなく、ただのダメ出しになってしまったら…誰も正直に問題点を話さなくなります。

話さなくなるだけでなく真実を『隠そう』とする人も出てきます。

『評価』をするには『正直』が必要です。

愛でまわすPDCAのCには誠実さや正直さがあります。

 

 

ACTION(改善)愛でまわすPDCAのA(改善)のパート

『もっと良くなるよね』という希望があるから、改善が存在します。

改善にはそこに関わる人の体験から生まれたフィードバックが必須になります。

そのフィードバックを元にするから、創造的なコミュニケーションやインスピレーションに満ちたアイデアがわいてきます。

改善というのは、それイコール愛とも言えます。

 

 

『怖れ』でまわすPDCA

PLAN(計画)怖れでまわすPDCAのP(計画)のパート

怖れで創られた計画には、切羽詰まった感じがあります。

また、一部の人にだけで創られていることも多いものです。なので、計画を作った人と見せられた人に感情的な隔たりができます。

この隔たりが、のちに問題点をたくさんつくりだしますから、計画がうまくいく確率はグンと下がります。

 

 

DO(実行)怖れでまわすPDCAのD(行動)のパート

怖れからの実行には『やらす側』と『やらされている側』という2つの立場が明確に生まれます。

また、実行にも焦りが出たり、その逆に怠慢が出たりするので、かなり効率が悪いです。

もちろん、どちらの側にも仕事を楽しむ『笑顔』が無いのは言うまでもありません。

 

 

CHECK(評価)怖れでまわすPDCAのC(評価)のパート

問題点があると、みんなでよってたかって悪者をつくりだし、責めます。

いわゆる”吊し上げ”です。

 

また『評価』するさいに、怒りの感情が立ち込めたり、諦めの気持ちが蔓延したりします。

 

 

ACTION(改善)怖れでまわすPDCAのA(改善)のパート

怖れではPDCAはまわらないので、このパートまでくることさえ難しい。それが現実だと思います。

もし、仮にこのパートまで行き着いたとしたら…

誰か一人が『義務』から、心をすり減らしながら、なんとかしようともがき苦しんでいる状態です。

 

もはや、プロジェクトの改善どころではなく、チームが分裂していることを体感している最中なはずです。

結果、改善はなされず。と言ったところでしょう…

 

 

まとめ

知識ってすごい大切ですよね。

PDCAを知って、使いこなす。

このコト自体に意味のあることだとは思うんです。

 

でも、現在ボクがクライアントさんによく相談されるのは、次のようなものです。

 

 

『知識をみんなで共有し、活用したい…でもできない』

 

 

です。

共有する方法は、クラウドでも専用アプリでもLINEでもなんでもいいんです。

事業の種類や規模によって様々です。

で、みんな共有する方法には詳しいです。

 

でも、本当の意味で共有ができない。

どれだけシステムを整えても『コミュニケーションに参加する』という心の姿勢を忘れてしまっているからです。

 

本当は高額なシステムより『どう感じる?』と聞いたり『一緒に考えてくれない?』と頼んでみたりすることの方が1,000倍大切で、効率が良いのに。

 

どんな道具もシステムも、目的だと目標だって、方針だって…

全部、一番最初の『想い』があるわけで。

 

スモールビジネスの経営者・幹部の方がキャリアの中で体験したことを部下・後輩・お客様にシェアする。それはとても尊いことで、シェアの方法だけでなく『シェアしたい』という想いも同じくらい大切に扱わなければいけない時代。

というか、扱っていい時代になってると思います。

あなたはどう感じますか?

あなたはナニを考えていますか?

 

“ありのままの自分”から考えていることかそうでないか?

そっと自分に聞いてみたいものですね。

 

 

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2017-08-02 | Posted in チームマネジメントNo Comments » 

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