美容院マネージャー時代に僕が大失敗で涙を流した仕事〜チームマネジメント編の巻き〜
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田口 淳之介
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読了時間 約 4 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
マネージャーの仕事は何があってもチームマネジメント!だけど…
前回に引き続き(前回の記事はコチラ)
美容院のマネージャー僕が大失敗で涙を流した仕事〜販売編の巻き
3年間くらいかな…
(この記事は2014年7月31日にアップされた記事を編集したものです)
美容院のマネージャー時代、た〜くさん失敗したこと山のごとしで…
今回もその頃の失敗談をを告白・懺悔などなど…
色んなものを織り交ぜて語っていきたいと思います。
強引に導入する方法は全員の意見を無視すること
これも、今となっては自分の中で笑えてることだけど…
その時は精神的に「きっつ〜〜」と感じていたことです。
そして、本当は僕より当時一緒にいてくれたスタッフがきつかっただろうな〜
今、その頃のスタッフに言えるのは『本当にごめんね』だけです。
なんのことかというと『ブランディング』のことです。
スモールビジネスでは『このブランディング』というテーマがとても大切です。
で、当時の未熟な僕は『ブランディング=統一感』という、外見づくりばかりに囚われていました。
お客様で賑わっているお店を観察していくと(当時はカフェブームで)例外なくオシャレな制服で、従業員の格好が揃ってるんですね。
きっとそれ自体は間違っていないと思うのですが…
20年以上続く会社で、そこにはもちろん『文化』だできあがっていて…
なんの話し合いも無く無理やり制服を導入したばかりに従業員から案の上の猛反発!
強引に 「やらなければいけない!」と、命令するようなコトでは無かったのです。
今 思えば。
普通に考えて当然です。
後輩・先輩・社長、全員の意見を完璧に無視して「制服を導入GO!!」と一人で叫んだだけですから。
もちろん、反発があるから誰も本心では賛成していないし、予算すらかけられない。
しかたないから、なるべく安くて雰囲気のあるポロシャツを着せて 「制服」に無理矢理したんです。
確か導入したのが夏だったかな?
漠然と、
「冬はどうするんだろう、俺?」
「絶対 寒いよな。みんなは…」
と思ったのを覚えています。
無視した結果 待っていったのは地獄
で、制服を導入した結果として『一番大切なお客様の声』は…
「みんなの洋服を見るのも楽しみにしてたのに(´・ω・`)」
などの声が多数!
もう、この時点で終わってます。
そして、スタッフの声はというと…
もうね、わざわざ 反発もしないの。
僕と絡むのをめんどくさがっちゃって。
ただ、ただ『嫌だな〜』という顔して働いているだけです。
当然、大切なスタッフもこの時期にいっぱい辞めてくわけですよ。
力でねじ伏せた分だけ、ちゃんと自分に返ってくる。
僕にも会社にも残ったのは『悲壮感』だけです。
制服廃止・・・僕は勝ってもないし負けても無いことに気づく
結局、制服制度は一年も持たずに廃止しました。
とにかくスタッフが辞めるし、店の雰囲気は良くないしで散々でした。
ホント、今考えれば(最初から制服があって入ってきたわけじゃないんだから)スタッフが嫌にもなるのがわかります。
大切な自由を奪われたんですから!!
でも、その時の僕は『人の気持ちを無視して』うまくいきそうな方法を採用することに必死になってて『みんなの気持ち』が
自分から一番遠いところにあったんです。
だから、制服導入では完全に負けです。
でも、このおかげで たくさんのコトを学んだのも事実です。
制服強引導入から学んだ教訓
- 強引は人の笑顔を奪う
- 説得よりも、お互い納得
- 楽しいことを増やすより、楽しくないことを減らせ
本当はもっともっとあるけど、僕がこの件で学んだ大切なことをピックアップすると、この3つ。
こうやって『自分の気持ち・他者の気持ち』を大切にしないと、とんでもないことになる!ということを学んだわけです。
そして、最終的には僕に色んな手段でSOSを出してくれたスタッフがいて、今があります。
制服導入では完全に負けたけど『つながり』を取り戻す一つのきっかけにもなって『勝ちでも負けでもないんだ』ということに気がつきました。
ホント大切なのは、『繋がり』ですね。
今は、心底そう感じます。
ということで、今回の『組織対策・失敗談』とさせてもらいます。
この記事を読んでくれているスモールビジネスの経営者や幹部の方。
コミュニケーションを部下とり、『合意』したうえでモノゴトをスタートさせていますか?
僕と同じ失敗をしないよう、たまに振り返ってみてくださいね。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬