スタッフのコトを信用するだけじゃマネジメントはうまくいかない
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
スモールビジネスの経営者・マネージャーの悩みを多く聞いていくと、必ず出てくるのが
スタッフを信用する・しない
という『信頼』に関しての悩みです。
『信頼』していない人と一緒に働くのは、個人的にはつらいので僕はすみやかに『信頼』します。
自分のためにね。
しかし、「信頼」で悩んでいる人達は、なかなかすぐに信頼しません。
(中には信頼してる。と口で言いながら全く信頼していない経営者・マネージャーもいます。また、自分でも信頼できていないことに気がついていない方もいます。)
そうすると、どうなるか?
まず、自分がスタッフのことを信頼できていないので、なんでも一人で行います。
この結果、人も育たないし効率も悪いです。
次に『信頼』できていない経営者やマネージャーは会社(お店)に「ルール」を増やします。
ルールを増やすのは、けっこうあるあるです。
ここに『過剰に増えていくルールが負のスパイラルを作り出す』という絶対的なサイクルが存在します。
というのも、もともと信頼されていない上に、覚えるのも邪魔くさいルールが増えるわけです。
仲間(スタッフ)からすると…
そうすると、必然的にルールを破る機会が増えます。
(意図して・もしくはそうじゃないとしても)
すると、さらに経営者・マネージャーはスタッフを信頼できなくなるのです。
結果、会社(お店)の中に不穏な空気が流れだし、退職していく人が出てきたり、悩みがちな人が出てきます。
最初っから信頼しておけば、こんなスパイラルにはハマらないのですが…
従業員を信頼できない人はどうすれば信頼できるようになるのか?
では、信頼できない人が「スタッフを信頼できるようになる」にはどうしたらいいのでしょう?
内面的な問題と表面的な問題の2点から説明してみたいと思います。
内面的なテーマ
内面的な問題は、スタッフのことが信頼できない経営者・マネージャーは、そもそも「自分自身を信頼できていない」という問題を抱えています。
人は、自分にできることしか他者にできませんから、まずは自分が自分のことを信頼できていないことに気づき、受け入れていく必要があります。
表面的なテーマ
表面的な問題は、何をどれくらい信頼できるかを明確にしていない。ということです。
スタッフを信頼するというのは次のような面があると思います。
- 人として信頼する
- 仕事のクオリティに対して信頼する
この2面の何をどれくらい信頼できて任せられるのか?を明確にしていないのです。
また、この2面を明確にするようなコミニュケーションを充分にとれていない。という点が本当の問題とも言えます。
表面的な問題を解決するには、スタッフ(仲間)の素敵なところを言葉にして伝えていくのが、最も近道だと思います。
そして、今回のブログテーマ
スタッフのコトを信用するだけじゃマネジメントはうまくいかない
の真の意味を聞いてください。
あなたが、スタッフ(仲間)のことを信頼できなければ、どうにもなりません。
しかし、本当はスタッフに
あなたがスタッフのコトを信用している。
ということを信用してもらう。
というのが、最も大切なことです。
簡単にいうと、前者は片思い。
後者は両思いなわけです。
『信じていること』を従業員(スタッフ)に信じてもらうには、一朝一夕ではなかなかできません。
しかし、そこを目指してスタッフとの人間関係を創っていく!!という意識がないと、どれだけ商品力で売り上げを創っても、やはり土台が弱いので、何かあった時には組織(チーム)はポシャってなっちゃう可能性が高いのです。
「僕のこと、どれくらい信用してる?」と聞くのは、普通はすごい怖いことかもしれません。
僕自身もそうやって仲間に聞いていくのが怖い時期がありました。
しかし、その質問ができるくらい自分のことを見つめていくのも、経営者・マネージャーの仕事だと思います。
ホント、ちょっぴり怖いことかもしれませんが、たまには時間を創って自分に聞いてみてあげるのもオススメです。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬