仕事の効率化を目指す時に大切なのは『ぬくもり』を消さないコト!
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田口 淳之介
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美容院で効率化?しょせん美容院レベルなのは尊いこと。の意味とは?
やや挑発的なタイトルですが、別に美容院さんや美容師さんを挑発してるわけではありません。
僕にとっては、普通のことをお話しさせてもらっているだけです。
しかし『僕の普通』が『他の人のイレギュラー』という場合もあります。
ただ『僕の普通』をお話することによって、お役に立てることもあると思うんですね。
ということで、今回は『スモールビジネスの種類による効率化:美容院バージョン』をお届けしたいと思います。
分析して、効率化しても…”ぬくもり”を無くしたら本末転倒!?
最近、美容院の若手経営者さんにあうと、ちゃんと分析しながら経営しているようです。
(分析にも色々ありますが…)
例えば、ホームページの解析は当然、商品やメニューの販売にもPOSを使っていたりします。
また、現場での(サロンワークの中)効率化も、みなさん頭を使っているようです。
それは、別に悪いことではありません。当然ですが…
ただ、あ・え・て(自虐を込めて言うと)美容院の効率化なんて
「しょせん美容院レベル」
なんです。
こんな失礼なことを言うのは、僕の生い立ちが関係しています。
もともと、僕の実家は自営業を営んでいました。
そして、その仕事は「製造業」です。
何を製造していたかというと車の部品です。
TOYOTAとかトラックの日野とか、そういうメーカーの部品です。
日本の製造業を、小学生くらいからずっと間近に感じてきてるんです。
部品は一個一円にも満たない金額。
なんじゅっ銭とかの単位。
でも、その部品のクレームで会社が一瞬にして吹き飛ぶようなほどに、クオリティには厳しい世界。
日本の製造業は本当にクレイジーです。
(もちろん、車なんかは人の命に関わることだから、品質管理をしっかりやる。というのは当然といえば当然ですが。)
また、その一円にも満たない部品を、とんでもない数を出荷して会社はまわっています。
なので、製造に関しての効率化を追求する姿勢は本当にクレイジーなんです。
正直、20歳の時に美容師として社会人をスタートさせて、一番最初に驚いたのが「作業動線」です。
(普通に考えれば、20歳で美容業界に入ってきて、作業動線が気になってる人なんていないですね…笑)
まるで無駄だらけ!!!!
しかし、その無駄が何かを理解した時に、僕は感動を覚えたのです。
僕からみたら「無駄そのもの」だったものの正体は、
『美しいか?』
『癒されるか?』
という、問いにつながる、最もデザインと接客を販売している人達にとって大切な「感覚:フィーリング」だったのです。
20歳の頃から15年経って…
今も感じるのは『美しさ』や『癒やし』など…
分析もできない。解析もできない。
そこにお客様・スタッフの笑顔があるかどうか?
見ればわかることに20歳のときと同じように感動しています。
【美容院で効率化?しょせんそのレベルなのは尊いこと】の真意を感じてもらえたでしょうか?
仕事において『効率化』というのは本当に大切です。
僕自身、このブログを更新する程度のことでも、効率化を研究しています。
でも、それ以上にスモールビジネスの現場では「尊い」ことが組み込まれていると思うんです。
『効率化を求める方向にこれから時代は向かうかなぁ?』
『それはAIがするんじゃないかなぁ?』
そんな風に感じるのです。
美容院などの地域に密着したスモールビジネス。
「街の〇〇」というスモールビジネスは、効率化より人と人が触れ合う『ぬくもり』にフォカースしていくような気がしてならないんですね。
社会はどこで「効率化」と「心あったまる」のバランスをとるんだろう?
分析してわかるもの。
感じてみてわかるもの。
分析をやめたほうが良い。とか、そんな話しでは無いんですけどね。
あなたはあなたの業界で働くことのナニに一番ワクワクしていますか?
ナニに、今日この瞬間も心がとけちゃうような想いをしていますか?
そんなところを少し見直す時期にきている業界や仕事がある気がしてなりません。
どちらも大切にしながら、スモールビジネスを展開させたいですね。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬