新人にいきなり仕事を教えるはN.G!大切なことは別のことで♬
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
副題
僕が新人におにぎりを買いにいってもらう理由【仲間うちで練習さしてあげてよ!って思うんだ】
唐突ですが…
僕は新人が入ってきたらお使いを必ず頼みます。
パターンとしては”おにぎり”が多いんですが、なぜお使い(パシリ)をわざわざさせるの?って、ちゃんと理由があるんです。
決して、僕が昭和型のオラオラ先輩だからじゃないですよ!
お客様に対するカンセリング(ヒアリング)の練習をさせたいからです。
最近は、スタッフの子供時代の体験が、お客様に入客する前の練習として機能していることが少ない。
そう思っているんです。僕は…
現代では、うざい先輩とか、怖い先輩って、きっと少ないでしょうからね。
僕が子供の頃はそんな年上の人達と遊びの中で、言い回しや立ち振舞いを学んできました。
で、この体験型の学習が1番身につくのが早いから、その手法をシステムとして導入してるわけです。
で、「おにぎり」をコンビニに買いに行かせる話しですが、至ってシンプルです。
だいたいやりとりはこんな感じです。
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”] おにぎり買ってきて〜[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”新人スタッフ”]ハイ!何がいいですか〜? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”]う〜ん、何でもいいや〜[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”新人スタッフ”]わかりました〜 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”]ちょっと待て!!![/speech_bubble]
と、だいたいなります。
99%くらいはこの流れです。
アホなスタッフは「僕のオススメです」とか言って、勝手にシーチキン系のおにぎりを買ってきたりします。
なぜ、これがいけないのでしょう?
それは「何でもいい」という言葉を額面通りに受け取っているからです。
そんなことだから、こんな日常のお願いでも、相手の要望に応える方法が異常なまでに少ないわけです。
(バリエーションがなさ過ぎる!!)
正解はこうでなくちゃ、接客業はできないのです!
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”] おにぎり買ってきて〜[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”新人スタッフ”]ハイ!何がいいですか〜? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”]う〜ん、何でもいいや〜[/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”新人スタッフ”]なんでもいいですか?じゃあ、苦手なおにぎりとか、これだけはNGとかありますか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”]シーチキン系のは苦手かな。。鮭とか昆布とかのシンプルなのがいいわ[/speech_bubble][speech_bubble type=”think” subtype=”L2″ icon=”2.jpg” name=”新人スタッフ”]了解です!万が一 コンビニのおにぎりが品切れなら連絡しますね〜 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L2″ icon=”jun.png” name=”ジュン”]ありがとう!お願いします♬[/speech_bubble]
と、こんな感じです。
普通は相手の好みを把握するとき、まずは嫌いなものから把握して、それを提供しないように気をつけるだろ!
と思うわけです。(接客業者なら、基本です)
最初の例を美容院で例えると、
なんでもいいよ〜!似合うようにしてー
と、女性のお客様が言った段階で「坊主頭」もありになってしまいます。
スタッフ(仲間)には、お客様とのふわ〜っとした会話の中から、お客様の好みに寄り添って欲しい!そう思っているのですが、それができない。
できないというより、そんなことをしなくちゃいけない環境で育っていない。
だから、”あえて”その環境を提供しているわけです。
僕のおにぎりを買ってくる。という簡単なこともできずに、いきなり”ヘアデザイン”のカウンセリングのような知識が必要なことは、当然できないのです。
ちょっとしたことでも、仲間内で練習できる環境。
そこで、少し慣れしたしんでから、お客様の前に立たせてあげたいな〜と。
そんな想いが、「仲間うちで練習さしてあげてよ!って思うんだ。新人におにぎりを買いにいってもらうわけ。」の理由です。
仕事で”御用聞き”の力って大切ですよね♪
最後までお読みいただきありがとうございました♬