たったの10分間!! 電話で仲間と融けあう方法 [経営者・マネージャー・店長必読]

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 5 分です。

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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?

 

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スモールビジネスの経営者・マネージャー・店長は何かと実務で忙しい!

だからこそ、距離の離れている仲間(上司・部下・同僚)と10分間でササッと電話で溶け合う方法を知ってもらいたいと思います。

この技術は、チームマネジメントの上級者テクニックともいうべきスキルですが、徐々に慣れてくれば、あなたの仕事をハイクオリティ!ハイスピードにしてくれること間違いなしだと思います。

 

実は僕…

マネージャー職についてすぐの段階から、ずっとこのスキルを身に着けたくて仕方なかったのです。

そのために、様々なコミュニケーションの勉強をし、自分の仕事について厳しいフィードバックをしてきたと言っても過言では無いくらいです。

 

では、早速そのスキルについて説明していきますね。

まずは、わかりやすくするために10分間!! 電話で仲間と溶け合う方法というものを分解してみます。

 

  • 10分間=超時間短縮
  • 電話=リモートマネジメント
  • 融けあう=お互いの思考・感情を一つにしていく(統合していく)

 

分解すると以上の3分野となります。

 

この3分野を10分間程度でクリアにしていくと、どんな良いことがあるのか?という点も知っておいてください。

で、わかりやすい点を3つ上げるとするなら、

 

  1. 物理的に無駄がなくなる(時間・経費)・僕が現場にいなくてよい
  2. 目標達成までの展開がスムーズになる
  3. 電話で話した人。そして、電話で話した人とその周囲のスタッフが仲良くいれる

 

です。

このスキルを身につけるのって魅力的じゃないですか?

 

 

具体例:こんなことが解決されるよ!

具体的にあった実例をお話しすると、店長がある悩みを抱えていたことがあるんですね。

ある悩みとは、店長という役割が”プレイングマネージャー”というものからくる悩みです。

以下はその時店長に実際に聴いたことです。

 

自分はヘアデザインを創ったり、Photo撮影をしたりしているのが、今楽しいと感じている。

また、その活動が少しずつだが周囲に認められつつある。

しかし、将来はマネジメント能力も身につけたいと思っている。

だから、今に集中できていない。どちらも、中途半端になりがち。。。

どうしたいいんだろう?

 

ここで僕が店長の悩みを解決していくために唯一できるサポートは、店長が

 

「マネジメント」という言葉にどんな意味付けをしているのか?

 

を探っていくことだけなのです。

 

すんごいしんぷるなことなのですが、ひょっとしたら人によっては難しく聞こえてしまうかもしれませんがが…

本当に全然難しくない。

むしろすごく簡単なことなんです。

 

例えばあなたが「コーヒ呑む?」と聞かれた時に、何も考えず「呑む」と答えたとしましょう。

出されたコーヒーがアイスコーヒーで、あなたが「えっ?」と思ったとしたら、あなたはコーヒーという言葉に「ホットコーヒー」という意味をつけていたことになるわけです。

アイスコーヒーが出てきて「そうそう、これ!」と思ったら、あなたはコーヒーという言葉に「アイスコーヒー」という意味付けを(無意識に)していたということです。

 

この例からもわかるように、人は無意識の状態で色んなことに”自分だけの意味付け”をしているものです。

ということは、店長が抱えている悩みの根源は「マネジメント」という言葉にどんな意味付けをしているのか?に大きく影響されているので、そこをしっかり見ていくことが必要なのです。

 

その意味付けを紐解くために、僕が店長に様々な角度から質問を投げかけ、本当に悩んでいることを明確にしていく。

それが僕の唯一できるサポートというわけです。

 

いくつかの質問をして(質問は相手が答えやすいように2択・3択を出しながら)相手の意識の奥底にある”意味付け”を探っていきます。

この時大切なのは、店長がどんな意味付けをしていたとしても、それをそのまま認めること。
(質問する側が”こんな定義を持っていろよ”というスタンスで質問していたら、それは純粋なる質問ではないし、絶対に相手の役に全くたたないのですね。なぜなら、質問された人が本音を言うことはないからです。)

 

 

的確な質問がもつ力は相手の自主性を引き出す

話しを”電話で溶け合う”に戻しましょう。

店長に電話で質問すること約5分。

すると見えてきたのは、どうやら店長は「後輩に言いたいこと。伝えるべきことが伝えられない」ということが沢山あるということでした。

本来なら、店長は部下や後輩に仕事上必要なことを伝えなきゃいけないのが当然です。

 

しかし、店長に「言わなくても気づいて欲しい」という、部下に対する勝手な期待があったりすることがわかりました。

また、

「伝えたあとに、相手にどんなリアクションをとられるのかわからない」という怖れの気持ちも感じているとのことです。

 

このような考えや気持ちを店長が持っていることが、僕が質問することでオープンになり、僕と店長の間で即座に共有できたのです。

さらに付け加えれば、店長が”マネジメント”を小難しいもので、特別なスキルが必要だと感じている。ということもわかりました。

 

ここまでで5分です。(クドいですね…)

 

この5分でこんなこともわかってきます。

店長がマネジメントにつけている意味付けは部下・後輩に「伝えなければいけない」というもの。

それ自体は間違っていないが、相手の話しを「聞いてあげたい」という思いがまだまだ少ない。

 

要は、コミュニケーションにおける”発信・受信”のバランスが非常に悪い状態がわかってきたのです。

 

でね、ここまで2人で問題を紐解いていくと不思議なことが起こるんです。

なんと、そこからは自動的に本人(店長)が解決のためのステップを踏み出してしまうのです。

ホント不思議ですが(笑)

(その不思議は、また別の機会にお話ししますね)

 

 

どうやったらできるようになるの?

ここまで読んでもらった方にはとても申し訳ないのですが…

早急に知る必要のある方は、直接パーソナルセッションやセミナーで質問してください。

もったいぶってるんじゃなくて、全てをブログだけで伝えるのは、テーマが深すぎて扱いきれないのです。

 

ただ、これだけは言えます。

 

学べば、誰でも使えるスキル!

 

であるのは間違いありません。

 

学び活用していくためには、次のような5つのフェーズを大切にします。

  1. 自分の持っている定義を見つける(自分自身のコトを知る)
  2. 現象の成り立ちを紐解いていくために思考・感情・行動をクリアにする
  3. 具体的な答えを引き出すための”質問スキル”を身につける
  4. 未来の方向性を伝える技術
  5. 人間関係のバランスの取り方

 

このブログでも、少しずつ上記のようなテーマで記事を発信していくのでご覧下さいね♪

ちなみに、店長に電話で店長が持つ”思考・感情・行動”を聞き出すのに5分。

残りの5分は、店長が現状を変えるためにとる、未来の行動を話して計10分です。

 

ポイントは僕が特に何かを指示していない!ということですね。

あくまでも本人が自分のことを理解しだして、その現状に変化を与えたい。

そう感じたところが10分で終わる、説得ゼロの溶け合う方法です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2014-11-06 | Posted in 従業員育成Comments Closed 

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