マネージャーが知らなくちゃいけないスタッフとの関わる4つの手法
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田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
スタッフとの関わりをうまく行っている経営者・マネージャーは、その関わる意味や目的・想いが明確になっているのはもちろん、その関わり方にも明確な意図と方針があります。
逆に、スタッフ(仲間)のことで悩みが尽きない方は、想いはあっても、明確な意図や方針がないので、だんだん疲弊感がつのり最終的には「想い」まで壊れていくようです。
(壊れていくと、スタッフと向き合う気力がなくなり、無関心になっていきます)
そこで今回はほんの少しですが、関わる手法を紹介します。
なぜ、ほんの少しかというと、このような内容は読んだ方の捉え方で、実行する段階において全く成果が変わります。
ともすれば、危険な手法の紹介になるので、本来はセミナーや個別アドバイスの時に受講生の方の現状に合わせてお伝えするべきだと考えているからです。
関わり方・・・4つの種類
関わり方を伝える前に、大前提として「正解」はない。ということをご理解ください。
どの手法のコンビネーションがマッチするのかは、経営者・マネージャーのパーソナリティに大きく関わるので、ある人にとっては最高の方法が、別の人によってはそこまで重宝できる方法とは限らないことが普通なのです。
今からお伝えする方法の組み合わせで、スタッフの成長に貢献していくのが一般的だと思います。
① プロジェクト×パートナーシップ
なんらかのプロジェクトを通して、スタッフと関わる方法
例えば、アイテムのキャンペーンや、サービス向上のプログラム。
僕自身、現在は会社のメインのプロジェクトには殆ど関わっていません。
(もう、みんながやってくれているので、僕自身がスタートさせたものも、すでに僕の手を離れてしまったのです)
では、僕はどんなプロジェクトを持っているのか?というと、企画的には当たるとでかい。外れてもそんなに影響がない。
そんなプロジェクトを普段から一つだけ創って、そこでスタッフ1人と関わっています。
理由は、メインの企画に成長させたり、既存の企画に融合させる時に、全体を理解できるような人を育成したいからです。
育成というと大げさですが、企画をゼロから考え実行していく。その全てを「体感」して欲しいので、そうしています。
プロジェクト×パートナーシップのメリットは深い体験を、少人数で共有できることです。
プロジェクトなので、期限の終わりがあるのもいいですね。
逆にデメリットは。。。
デメリットは特にありませんが、プロジェクトだけではスタッフは成長しないし、少人数でしか関われないのも、デメリットに入るかもしれません。
② Q&A×パートナーシップ
スタッフの悩みや質問に答えていく関わりです。
こちらが、た〜くさん質問することもあります。
個人的には、このパートナーシップは電話か運転中に済ますことが多いですね。
まれにお茶したりもします。
メリットは、ポイントを絞った話しができること。また、ダイレクトにスタッフの人生に関わることができる点も見過ごせません。
デメリットは特に思い当たりませんが、人に教えるとなると「経験と高度なコミニュケーション技術」が必要なので、使いこなせるようになるまで時間がかかるかもしれない。ということです。
③ ミーティング×パートナーシップ
ミーティングでの関わりは、チームの状態を一発で把握するのにとても向いています。
スタッフが自分らしさをどれくらい発揮しているかとか、スタッフ同士のコンビネーションを見るとか、ミーティングは短時間で多くの情報を仕入れることができます。
ミーティングのメリットは、時間効率でしょう。一度に何人いてもいいし、時間は60分以内で行うなら、こんなにエネルギーロスのないものはありません。
デメリットは、これも特に感じませんが、もしミーティングが多過ぎたら嫌だなぁ〜と思います。
④ ライフ×パートナーシップ
ライフ=Life=人生
細く永く関わる手法です。
共に食事をしたり、呑んだり、どっかに遊びに行ったり。。。
その人の人生のタイミングで深く関わる期間もあれば、月に1回くらいしか話していないなぁ〜という感覚です。
このライフ×パートナーシップを基盤に、①〜③の手法を組み合わせてスタッフ(仲間)に関わっています。
まとめ
みんな、意識せずともこの手法のいくつかを組み合わせているのが普通です。
しかし、最も効率的に、最も相手のためになる。という視点での組み合わせを考え抜いている人は少ないかもしれません。
よく先輩経営者やマネージャーは「右腕を創る」と言っていますが、従業員が100人にも満たない会社で「右腕」って言われても。と正直ボクは思っています。
みんなが仕事を理解して、自分のミッションに気づけるようになれば「右腕」はローテーションでも充分です。
いや、むしろこの「ローテーション」がかけられるかどうか?が自分の中で美しくチームが機能しているかどうかのバロメーターでした。
ピラミッド型の組織構造と円状のチーム構造があるとしたら、スモールビジネスには円状の方が向いていることが多いのです。
この記事が経営者・マネージャーの「スタッフとの関わり」を明確にするお役に立てれば嬉しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♬
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ありのままの自分で働く経営者・マネージャー・店長が一人でも増えれば嬉しく思います☆
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