脱コントロールで”安心感”を感じよう❗会社・お店が豊かであるために
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田口 淳之介
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コントロールできるようになったら、そこで終了??じゃないから次のステップを知ろう❗
スモールビジネスの経営者や幹部の人で、とにかく『コントロール』を大切にする人っていませんか?
自己管理というコントロールをはじめに、集客システムや販売方法のコントロールなどなど..,
いや、別に『コントロール』が問題だなんて言ってませんよ。
ただ、どんなこともそうだと思うんですが…『コントロール』が過剰になれば、それはそれで『問題』にもなるわけです。
で、コントロールが問題化する時には、こんな思考があると思うんですよ。
『コントロールは正解だ!』
って思考が。
なんでこんな考えがムクムクと浮かんでくるかというと、自分のコントロールがうまくいった(と思った体験)があるから。
そして、それが自分の中で『正解』になるからです。
でも、正解を生み出してしまったと同時に、こんな考えがわき出てきます。
『コントロールできないことは怖い』
です。
『怖い』と感じたら、『コントロールするのをやめよう!』となればいいのですが…
ボク達は『怖い』と感じたら、もっともっと『コントロール』に精を出します。
で、人によっては知らず知らずのうちに一緒に働く仲間(従業員)をコントロールするようになります。
これって『じっくり頭で考えてコントロールしました』という類のようなものではありません。
もう、殆ど無意識のうちに…
まさに自動的に『コントロール』してしまうのです。
そして、コントロールに”正義”をくっつけて、自分の行いや考えを正当化します。
最後は、愛すべき仲間をコントロールしようとしてしまう。
こういう経営者やマネージャーって、本当にタチがが悪い!
まず、人の心が離れていきますね。
そして、次に物理的に人が離れていきますね。
理由は簡単です。
ウザいから。
でも、実は殆どの経営者や幹部の方が通る道だとは思うんです。
ナニを隠そう、ボクもコントロール至上主義になっていたことがあります(笑)
その時はダメでしたね。
どんな本を読んでも、どんな素晴らしい人の話しを聞いてもまるでダメ…
なぜって?
理由は簡単です。
ボクの頭に『コントロールフィルター』がかかっているからです。
素敵な会社やお店の話しを聞いても…
『ボクが集客方法から仲間まで、全部をコントロールして創っていくものだ』と脳内変換されてしまうんです。
なので、どこまでいっても『コントロール』の域をでません。
そして、いつも自分にプレッシャーがかかっていて、ストレスがどんどん増えていくのです。
あなたもそんな状態、体験したことないですか?
もっと『自分がちゃんとしなきゃ!』とか、『もっとしっかり管理しなきゃ』って状態です。
脱!コントロールしたい方へ
コントロールするのが好きな人は、本当は一人もいないと思うんです。
コントロールされるのが好きな人も、本当は一人もいないと思う。
じゃあ、代わりにナニをボク達は求めてるのか?
きっとね。
『信頼』し合うことだと思うんですね。
目標を決めて、それに向かってみんなで進む。
その中で、みんなで決めたことを守るのは大切なことです。
でもね…
誰かの『あ〜するべき』『こ〜するべき』からスタートしたものは全部コントロールで、コントロールをマネジメントなんて呼んじゃダメですよね。
いまの時代は、絶対に。
ボクはそう思うんです。
と同時に、日本人は”イチロー選手”とか”ゴルゴ13″などなど、とにかく厳しい自己管理をしている『匠』が好きです。
そして『匠』に敬意を払いますよね。
もちろん、ボクも好きだし敬意を払っています。
ただ『匠』って、わりとソロ活動の香りがしませんか?
もし、あなたが『チームマネジメントに責任を持つ』という意欲があるなら、ぜひ『個人』での仕事・活動の最高潮と『チームで目指すこと』のバランスについて、自分で考え、色々感じてみてください。
あなたの行う仕事とは『〇〇です』というコミットメントと、あなたの仕事における(哲学というと大げさに聴こえちゃうかもしれないけど)これだけは大切にしてる!という想いを、どうか周囲の人とコミュニケーションしてください。
きっと、そこから『対話』がスタートしたら、本当はコントロールすることも、プレッシャーもストレスも必要無いから。
おまけ
コントロールをマネジメントだと思って頑張ってきた人は、一人でそこから変化するのは、なかなか難しいです。
また、ある程度仕事がうまくいっていると、毎日の生活や仕事に違和感は感じつつも、脱コントロールしていく動機が弱いかもしれません。
そういう方は、自分に聞いてみてください。
『私は10年後も、コントロールし続けているのか?』と。
もし、その答えがNoで『脱コントロールして、もっと従業員やお客様との深いつながりを体験したい』と感じたら、ご相談くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました♪